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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 県外調査概要 > 平成18年度 委員会県外調査一覧 > 平成18年度 環境森林農水商工常任委員会

平成18年度 環境森林農水商工常任委員会

委員会名

環境森林農水商工常任委員会

派遣者名

前田剛志委員長、前野和美副委員長、稲垣昭義委員、
大野秀郎委員、中村進一委員、山本勝委員、西場信行委員、
森口恒子書記、西塔裕行書記 
計9名

日   程

平成18年9月12日~14日(2泊3日)

調査都道府県名

岩手県、青森県

調査内容
1.岩手県議会
「いわての森林づくり県民税」の創設について
岩手県は県土の77%を森林で占められているが、国産材価格の低迷や林業従事
者の高齢化・後継者不足などにより、林業活動が停滞、手入れされない森林の増加
が問題となっていた。
こうした状況に対処するため、平成16年2月に「いわての森林づくり検討委員会」を
設置し、16年9月の中間報告を経て平成17年3月には税制度導入の提案を含む最終
報告がされ、平成17年12月議会で「いわての森林づくり県民税条例」が可決され、平
成18年4月に施行された。
税の施行までの経緯をはじめ「いわての森林づくり県民税」について説明を受けた。
2.十和田湖国立公園協会
冬の魅力を掘り起こした「十和田湖冬物語」ほかの企画について
十和田八幡平国立公園は青森、岩手、秋田の三県にまたがり、なかでも、八甲田
山から十和田湖にかけての十和田八甲田地域は森林が美しく新緑から紅葉まで変
化に富んだ自然を味わうことができ、年間250万人を超える人々が訪れる。
ところが十和田湖では夏の湖水祭、秋の国境祭、そして青森県観光の課題である
冬季観光を進めるに当たり「十和田湖冬物語」の各イベントを開催している。これらの
イベントの取組みと課題について説明を受けた。
3.アウガ(青森駅前再開発ビル)他
魅力ある中心市街地の創出とコンパクトシティ政策について
○ コンパクトシティ構想と再開発事業の概要
○ 商店街の目線で実行するまちづくり「商店街に必要な政策理念」
商店街の経営者の高齢化や大型スーパーの郊外進出などによって郊外市街地が
拡大し、中心市街地が空洞化している。国ではまちづくり三法の一つ「中心市街地活
性化法」が5月31日に成立した。
コンパクトな市街地を形成し、「にぎわいあふれる商店街」を目指すこのたびの見直
しを受けて、すでに成功している青森市の実践について調査するとともに、その中心
となって取組んだ「青森市まちづくりあきんど隊」隊長の講演を聞いた。
4.青森県議会
青森・岩手県境不法投棄にかかる原状回復事業の進捗状況について
青森県田子町と岩手県二戸市にまたがる原野27㌶に、燃え殻、汚泥、廃油、RDF
様物等が不法に投棄されており、平成7年ごろから住民からの苦情が寄せられ、産
廃処理業者に対し平成12年6月、青森・岩手両県から廃棄物を撤去する旨の措置命
令が出された。その後、平成14年9月、青森県により汚染水の周辺への拡散防止措
置命令が出された。
青森県としては合同検討委員会や県議会の意見等を踏まえ、廃棄物及び汚染土壌
は全量撤去することとし、原因者に措置命令を発しているが、原因者に措置を講ずる
見込みがないことから県が代執行することとした。廃棄物の撤去は平成15年度から
10年間(平成24年度まで)の計画で実施することとしている。
三重県においても、四日市市大矢知地区等で廃棄物の不法投棄が確認され、その
対応について検討中であり、青森、岩手県境の事例を参考としたい。

総費用

計       1,167,740円           
内訳    
旅費 交通費        496,420円
宿泊料等       358,350円
使用料及び賃借料    267,430円
(バス借り上げ、駐車場、有料道路)
消耗品費(手土産)     15,540円
研修参加費          30,000円



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