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平成15年3月11日 議会運営委員会 会議録

議会運営委員会会議録

開催年月日   平成15年3月11日(火)   10:27 ~ 11:00  

開催場所     議会運営委員会室

出席委員    10名

委員長 岩倉 歓治 君
副委員長 田中  博 君
委員 舟橋 裕幸 君
委員 桜井 義之 君
委員 木田 久主一 君
委員 藤田 正美 君
委員 金森  正 君
委員 西場 信行 君
委員 永田 正巳 君
委員 萩原 量吉 君
 

欠席委員    2名

 岩名 秀樹 君

 中川 正美 君

委員外議員

 議 長 上野 一人 君

 副議長 山本 教和 君

出席説明員

 副知事    吉田  哲 君

 総務局長    山本 勝治 君

 総務局総括マネージャー    小山  巧 君

 総務局マネージャー    大林  清 君

傍聴議員               0名

県政記者クラブ加入記者        9名

その他

議題又は協議事項

1 付託議案の審査結果と審議について 

2 請願の審査結果と審議について (資料1)

3 人事同意議案について 

4 意見書案の審議について (資料2)

5 決議案の審議について (資料3)

6 特別委員会の報告について

7 閉会中の継続審査・調査申出事件について (資料4)

8 12日(閉会日)の議事予定について (資料5)

9 三重県議会運営委員会内規の改正について (資料6)

10 議員の任期満了に伴い審議未了となる請願(平成15年第1回定例会で継続審査となったもの)の署名簿の取扱いについて

11 平成15年第1回臨時会の日程について (資料7) 

12 その他

 〔開会の宣告〕

1 付託議案の審査結果と審議について

 所管の常任委員会に付託しました審査結果は、議案96件及び議提議案1件についてはいずれも可決、諮問1件については、審査請求を棄却すべきものである旨報告された。
 次に、日本共産党から、議案第1号、議案第11号、議案第13号から議案第15号、議案第17号、議案第21号、議案第24号、議案第26号、議案第27号、議案第29号から議案第31号、議案第38号から議案第45号、議案第49号から議案第53号、議案第55号、議案第56号、議案第60号及び議案第76号から議案第80号の34件に対し、反対討論を行いたい旨の申し入れがあり、萩原議員による反対討論を10分程度で認めることとされた。また、新政みえより田中覚議員が議案第1号及び議案第17号の2件に対し、反対討論を行う旨の申し入れがあり、5分程度で認めることとされた。
 なお、討論の順序は、田中覚議員、萩原議員の順で行うことで了承された。
 審議については、議案第1号から議案第57号、議案第60号から議案第98号、諮問第1号並びに議提議案第1号を一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、引き続き討論を行い、討論終了後、起立により採決を行うこととされた。
 なお、採決は4回に分け、初めに、反対のない議案62件及び議提議案1件を一括して採決し引き続き、次に反対のある議案第32件を一括して採決し、次に反対のある議案第1号及び議案第17号の2件を一括して採決し、引き続き諮問1件を採決することとされた。

2 請願の審査結果と審議について

 所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料1のとおり請願3件(継続分)については、継続審査である旨報告があった。

3 人事同意議案について

 3月4日の代表者会議で内示のあった監査委員の選任同意議案が、明日の本会議に提出される予定であり、審議については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、委員会付託を省略し、直ちに、起立により採決することとされた。

4 意見書案の審議について

 議員発議の意見書案が、資料2のとおり提出され、審議については、議事進行上、趣旨説明、質疑、委員会付託を省略し、採決は意見書案第2号から意見書案第4号を一括して、起立により行うこととされた。

5 決議案の審議について

 決議案が、資料3のとおり提出され、審議については、議事進行上、趣旨説明、質疑及び委員会付託を省略し、採決は決議案第1号から決議案第2号を一括して、起立により行うこととされた。

6 特別委員会の報告について

 明日の本会議において、首都機能移転・地方分権推進(市町村合併)調査特別委員会、行政改革調査特別委員会、少子・高齢化・男女共同参画特別委員会及び新産業(IT・環境産業等)創造調査特別委員会の委員長から調査の経過についての報告を行うことが了承された。

7 閉会中の継続審査・調査申出事件について

 資料4のとおり、了承された。

8 12日(閉会日)の議事予定について

 資料5の順序のとおりとされた。
 なお、水谷議員から、議員辞職願が提出された場合、議会運営委員会を開かず、日程第6の次に日程追加し、諮ることで了承された。

9 三重県議会運営委員会内規の改正について

 資料6により事務局から説明があり、了承された。

10 議員の任期満了に伴い審議未了となる請願(平成15年第1回定例会で継続審査となったもの)の署名簿の取扱いについて

 今期定例会で継続審査とされた請願が、議員任期満了に伴い、審議未了廃案となった場合、これらの請願のうち、(1)多数の署名簿が添付されており、(2)次期定例会に改めて請願がなされるものに限り、先例のとおり請願者が署名を採り直さずに再度請願ができるよう、この署名簿を請願者に返す取扱いとすることで了承されました。

11 平成15年第1回臨時会の日程について

  資料7のとおり行うことで了承されました。
 また、別紙1のとおり平成15年度議事予定も了承されました。

12 その他

萩原委員 今議会では、大きな問題となったシャープに対する補助金の債務負担行為と企業立地促進条例案の細則あるいは要綱、90億円の積算根拠がきちんと示されるべきだという議論が、ずいぶんありましたけど、代表質問終わってから規則はにわかにだしてきた。積算根拠等は委員会で部長が口頭でいわれただけという経過だと思うのですが、私たちは事前に知らされていなかったし、他の会派は事前に話があったかどうかは知りませんけど、そういう形になっている。また、議案として撤回するとか、新聞各紙においてそうなるのではないかみたいなことも書かれている。その間の経過が、私たちから見たら、まったく不明瞭でよくわからない。今の話で最大会派からも、反対討論がでてくる。会派とは、なんかという思いも率直にしますが、基本的にこれ予算ですよね。それに対して、基本的には県政の流れみたいなところがあって、おおいに反対討論してもらうのは、結構であり、同士を得たという思いもありますけど、説明が全然されていない。だから県民が聞いていてもわからない、議員でもわからない。昨日も言ったのですが、私のところは真弓議員が農林水産商工常任委員ですから、その間の委員会の経緯は聞き、あるいはその中身についての報告はうけたのですが、全議員にその資料は提供すべきとちがうのか。委員会に来ていたらそれでいいのか。昨日私が藤本さんに言ったら、あわてて持ってきてくれたけど、こういうかっこうでいいのだろうか。もちろんみなさんが、賛成といってるわけですからいいのかと思うところもありますが、やっぱりこの間の不明瞭な点があったり、紆余曲折があったので、部長が陳謝したんですか。この陳謝も農林水産商工常任委員のメンバーになぜ陳謝するのか。それならば知事がなにかあってしかるべき。今日の議運で、副知事か総務局長からなにかしかるべきものがあるのと違うのか。そのあたりの流れが全然わからない。なにをどう陳謝したのか。私は本当におかしいと言いたい。知事が選挙で反対していただいたらいいという発言をしていたわけですから、知事選の最大争点として、議論して、県民の意見を聴けばいいと思うのです。当選された知事が、90億円を執行する、いやいや90億円は問題だからやめるんだとそこで県民に判断してもらえばいいと思っていたのです。これは、議会の責任も問われると思います。後で必ず問題になってくる。お願いしたいのは、そういう資料の提供等は、私たちの会派を除いてすべてやられているのですか。そこだけは、確認しておきたい。

吉田副知事 基本的に公式の資料の提示は、議会を通じてということですから、委員会で提示させていただいています。それから全員協議会でも提示させていただいています。ただ、それぞれの会派から勉強のために、説明にきてほしいとか、要求がありましたら、それは事情に応じて提供しております。従ってまったく同じ資料というわけではありません。いろいろな場合の要求に応じて、提供するのは当然のことであると思っています。今後も先生方、会派、最も重要視されるのは委員会等の議会活動の中で、積極的に提供していきたい。もちろん御要求の前に、積極的に提供すべきではないかという御意見もあろうかと思います。私どももその点につきましては、十分留意してまいりたいと思いますが、すべての御要求をあらかじめ察知してというのも困難でありますから、御理解をいただいて、執行部の方にお申し込みしていただき、我々も積極的に対応したいと考えております。

岩倉副委員長 この場で討論するわけにもいきませんから、それから反対討論もさきほどされると確認しています。執行部の方も、混乱を承知していることですから、今の副知事の見解ということでどうですか。

萩原委員 一つお願いしておきます。90億円の根拠、なぜ100分の15なのか、なにか90億の細目がでてきたんですね。工場建設の補助が40億円、電力料金補助が10億円、税の免除相当が10億円、土地取得で30億円とこんなの初めて聞いた。委員会で口頭で言っただけ、こんなことですむのかと言ったらメモで出できたけど、まるっと何十億だけだ。こんなの根拠になるのか。だからその意味でもこの議案と条例はでたらめだと思う。そこの点で、部長がどう陳謝したのかわからない。陳謝の中身を教えて。今後、こんな根拠では絶対あかんと思う。将来本当に禍根を残しますよ。単に反対が少数で少数意見が否決されればすむいうことでは、問題だと思います。議会の権威にも係わる、将来、住民訴訟が起こされた時に、返還命令とかあった場合、議会の責任はどうとるの。そのことは、きちんとしとかなあかんと思う。みなさんが、すべて納得しているということであればいいけれども、異論が随分あることも事実でないのか。みなさんに根拠がすべて説明されているわけでもなさそうですので、納得できません。

岩倉副委員長 また、反対討論の時間もございますので、御理解いただきたいと思います。

 〔閉会の宣告〕

以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。

平成15年3月11日

議会運営委員会副委員長   岩 倉 歓 治

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