平成１５年２月２１日　農林水産商工常任委員会　会議録

農林水産商工常任委員会会議録
（開会中）

開催年月日　　平成１５年２月２１日（金） 自 午後３時３３分～ 至 午後３時４２分

会　議　室　　第３０２委員会室

出席委員　　　　　９名

委員長	貝増　吉郎　君
副委員長	清水　一昭　君
委員	浜田　耕司　君
委員	森本　哲生　君
委員	桜井　義之　君
委員	真弓　俊郎　君
委員	島本　暢夫　君
委員	大平　　誠　君
委員	上野　一人　君

欠席委員　　　　　０名

・出席説明員

［農林水産商工部］

農林水産商工部長　　　　　   樋口　勝典　君

政策企画分野
総括マネージャー　　　　　　井ノ口　九也　君

担い手・基盤整備分野
総括マネージャー　　　　　　川合　八司　君

農林水産物安心供給分野
総括マネージャー　　　　　　松岡　直彦　君

地域活力づくり分野
総括マネージャー　　　　　　梅村　庄三　君

 その他関係職員

・傍聴議員：０名

・県政記者クラブ加入記者：０名

・傍聴者：０名

［会議の経過とその結果］

［開会の宣言］

１　先議議案の審査

　　議案第58号「平成14年度三重県一般会計補正予算（第５号）」（農林水産商工部関係分）

(1)  資料により当局説明

　　　〔樋口農林水産商工部長〕

(2)  議案の質疑

○真弓委員　今度の補正、国の補正でも各野党が反対討論をしたという形で、いろいろ問題点も出てきたのかな。それの三重県版という形になってきて、地方分権、北川知事は一生懸命言われて最後の年になっても、なおかつ、まだこの仕組みがそのままになっていかざるを得ないのか、という疑問が僕なんかにはあるわけなんですけども。追加で出てくる、それもほとんど土木事業、本来、第一次産業をどう育成するかというふうな観点よりも土木作業で数字的につけざるを得ない。しかもそのほとんどがまた繰越明許になっていくという。これに対して、三重県から発信するというその考えと、こうせざるを得ないという思いのギャップみたいな、部長のお気持ちなんかをまず聞いておきたいなと思うんですけども。

○樋口農林水産商工部長　仕組み等々についてはですね、少し言及は控えさせていただきたいなと思ってございますが、やはり私は、今回の公共事業の投資、あるいは構造改革の推進は、三重県にとってはですよ、私は三重県にとっては、今、新しい総合計画の中で14年度から16年度まで第2次実施計画をさせていただいてございます。この第２次実施計画を的確に進める、着実に進めると、こういう中で併せて、景気浮揚も私ども下支えとしてやっていきたいなという思いの中で取組まさせていただいた。私は、そういうふうに理解させていただいてございまして、その中で、是非。ハードの部分が多うございますけれども、やはりそれも景気の一下支えの部分であるし、我々としては第２次実施計画に求める農業の姿、食料自給率を上げていこうと、こういう農業の姿に近づくための、一ツールということでご理解をたまわれば非常にありがたいなと、こう思ってございます。

○真弓委員　議論はこれでやめますけども、私としては、毎年毎年こうやって補正やってきて、農業を、水産業を支えるツールとしてと言われとるのだけども、本来そのためになっているかというのは、そうではないように思っている。ということだけ言って終わります。

○浜田委員　簡単に教えてください。繰越明許費が、例年に比べてどの程度なのかということと繰越しなければならなかった、全てと言うと大変なんでしょうけども、大体の主な理由ですかね、その辺についてご説明をいただければ。

○樋口農林水産商工部長　今回の16億円は、全て一応繰越しをさせていただきたいと思ってございます。それで、２ページにございます部分が、実はこれ、非公共でソフトの部分でございます。予算の種類ではソフトなんですが実際は、例えば、一番上でありますと、伊勢農協へ補助して、伊勢農協で茶加工施設等々をつくっているハードになっておるわけです。それは、要するに最終、エンドのところでは全部ハード事業でございますので、例えば、これ、議決をいただくのが３月。あっ、先議ですから、早く議決をいただいてそれぞれの手続きを取る時にはですね、公募型とかいろんな手続きがございますものですから一生懸命頑張りますが、物によってはですね、４月を超えるということもありえますので、そういうことで、念のためにとらせていただけたらありがたいなと、こう思ってございましてそういう手続きを進めていきたいということでございます。

○貝増委員長　ほかにご質疑はございませんか。なければ、議案に対する質疑を終了いたします。

(3)  議案の採決

　　議案第58号　　　挙手多数　　可決

２　委員協議

　　委員長報告について　　正副委員長に一任

［閉会の宣言］

以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。

平成１５年２月２１日

農林水産商工常任委員長　　貝 増　吉 郎