平成１５年２月２１日　総務企画常任委員会　会議録

総務企画常任委員会会議録

開催年月日　　　平成１５年２月２１日（金）　　１５：３３　～　１５：４０

開催場所　　　第３０１委員会室

出席委員　　　８名

副委員長	岩田　隆嘉　君
委員	三谷　哲央　君
委員	西塚　宗郎　君
委員	吉川　　実　君
委員	田中　　覚　君
委員	金森　　正　君
委員	橋川　犂也　君
委員	西場　信行　君

欠席委員　　　　１名

芝　　博一　君

出席説明員

〔総務局関係〕

総務局長　　　　山本　勝治　君

その他関係職員

特記事項

傍聴議員　　　　　　　　　　　　　　０　名

県政記者クラブ加入記者　　　　０　名

傍聴者　　　　　　　　　　　　　　　 ０　名

その他　　　

議題又は協議事項

　　　１　総務局関係

　　　（１）議案の審査（１件）

　　　　　　議案第５８号　「平成１４年度三重県一般会計補正予算（第５号）」のうち関係分

　　　２　委員協議会

　　　　　・委員長報告について

　〔会議の経過と結果〕

　〔開会の宣告〕

　〔テレビ取材の許可〕

　〔部外関係〕

　〔出席説明員紹介〕

　〔部外関係〕

　　１　議案の審査

　　　　議案第５８号　「平成１４年度三重県一般会計補正予算（第５号）」のうちの関係分

　　（１）資料により当局説明

　　（２）質疑・応答

○西場委員　今、この場でこんなこと言う必要もないことだけどね、やっぱり言っちゃうけどさ。この今度の予算、いろいろ全国的に見てもね、公共事業費が少な過ぎる、我が県は。これは、一遍４７都道府県の、あんたらプロだからうちと同じ県の規模の内容をよく比較してごらん。岐阜とか栃木とか群馬とか。それは公共事業費全然違う。投資経費が。うちら林道、土木と合わしても１，５００億や。岐阜らは２，０００億ぐらいいってる。こういう中で、それは従来型の公共事業を変えていくということは一方では大事だけれども、それを極端に理念だけで進んだら今までそれでこの地域経済が成り立ってんだから、大変なことになっちゃうぞ。
　だから、一遍ね、この機会に県政変わるときによく調査をして、これからの県の財政のあり方ももう一遍考え直さないとだめだと思うわ。今回のこれには文句つけないけどね。

○田中委員　これ２月補正がルール化というのか、どのくらいになるのかな、もう四、五年ぐらいかな、２月補正含めて当初でどやこやという言い方になってきたのは。そうすると当初で絞って、２月で賄うみたいな仕組みに見えて仕方がないんですが。どうですかって言ったら、いやそんなことありませんと必ずおっしゃるんだと思うんですよ。
　例えば、その今回歳入の部分で財政調整基金が取り崩しとおっしゃっていただいた。当初予算の編成の中で財政調整基金を後からざっと余ってくるだろうということを含めて絞っといて、２月補正と、こういうテクニックを使っていない。だから今、西場先生が多々おっしゃっていただくようなことにもですな、ひいてはつながっていかない。その辺大丈夫。テクニック、ロジックだけの話じゃない。

○山本総務局長　その点ちょっとお答えさせていただきますが、ここのですね、財政調整基金の話、６億８, ８００万余を取り崩しさせていただいたわけなんですが、実は御案内のように今回県の職員の給与がですね、３０数億減額になったわけなんで、国の方からの指示がございまして、実は昭和５６年度以来の交付税の見直しをやるから、県で浮いたいわゆる給与見合いの減額はそのまま使わずにコンクリートしておいてくれ、こういう指示があったわけでございます。
　それで今回、国の方で１２月に国の予算が決まりましたので、そういう地方財政対策の中で実は交付税の見直しはやらないけども、要は臨時財政対策債を基準に合ったやつを減額するよと、それで補正に見合う分ですね、補正債には当然のことながら、一般財源が要りますので補正債だけでは全部できませんので、その分については凍結をしておくその人件費の部分で臨時財政対策債を減額すると同時に、そちらの分については臨時財政対策債を減額しないよと。これは、財源として使いなさい。そういうような地方財政対策がございましたので、従来ですと２月補正なりあるいは国の経済対策のときはいつも前倒しということでですね、当初予算に組むやつをできるだけ２月にくださいよということで、国にお願いしてきたんですけども、今回はこういうような措置がありましたので、部の方に当初予算は非常にきつかったためにですね、もう前倒しをせずに一応７億弱の一般財源が生み出すことができましたので、それはプラス増で２月補正として組ましていただいた。そういう財源的な問題がありましたので、ちょっと弁解がましくなったようですけども真意はこういうことでございますので、決して我々が一方的に財政調整をしながら、各部に厳しい予算調整をしたとかそういうことではございませんので、御理解を賜りたいと思います。

○岩田副委員長　よろしいですか。　ほかに御質疑ございませんか。　なければ、議案に対する審査を終了いたします。

　　（３）議案の採決

　　　　　議案第５８号　　挙手全員　　可決

　〔委員協議〕　

　　（１）委員長報告について正副委員長一任

　〔閉会の宣告〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成１５年　２月２１日

総務企画常任副委員長　　　　岩　田　隆　嘉