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平成19年10月18日 議会運営委員会 会議録


議会運営委員会会議録
 

開催年月日      平成19年10月18日(木)  自 午前10時1分~至 午前10時50分

開催場所       議会運営委員会室         

出席委員        13名

委員長 西塚 宗郎 君
副委員長 山本  勝  君
委員 中川 康洋 君
委員 竹上 真人 君
委員 北川 裕之 君
委員 日沖 正信 君
委員 田中  博  君
委員 岩田 隆嘉 君
委員 森本 繁史 君
委員 三谷 哲央 君
委員 中村 進一 君
委員 藤田 正美 君
委員 萩原 量吉 君


欠席委員        0名

委員外議員

     議長    岩名 秀樹 君
副議長 桜井 義之 君


出席説明員

副知事 望月 達史 君
総務部長 福井 信行 君
総務部総括室長 稲垣 清文 君
総務部室長 中田 和幸 君


傍聴議員           0名

県政記者クラブ加入記者    7名

傍聴者            0名

議題又は協議事項

1 付託議案の審査結果と審議について

(1)条例等の議案の審議について

(2)企業会計決算の審議について

2 請願の審査結果と審議について

3 第3回定例会の追加提出予定議案について

4 意見書案の審議について

5 常任委員会の所管事項調査に関する報告について

6 議員派遣について

7 閉会中の継続審査・調査申出事件について

8 閉会日(19日)の議事予定について

9 第4回定例会の日程について

10 次回の議会運営委員会について

11 その他

〔開会の宣告〕

1 付託議案の審査結果と審議について

(1)条例等の議案の審議について

 所管の常任委員会に付託された条例等の議案12 件の審査結果は、いずれも可決である旨報告され、委員長報告に対する質疑はなしとされ、協議のうえ、日本共産党三重県議団の反対討論を7分程度で認めることとされました。

次に、付託議案の審議は、議案第1号から議案第12号を一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、討論終了後、起立により採決を行うこととされました。

なお、採決は、2回に分け、まず初めに、反対のない議案第1号から議案第4号まで、議案第6号、議案第7号及び議案第10号から議案第12号までを一括して採決し、引き続き、反対のある議案第5号、議案第8号及び議案第9号を一括して採決することとされました。

【協議】

○     西塚委員長 討論の時間につきましては、如何いたしましょうか。

○     萩原委員 第2回定例会では5分、7分との話があったところですが、お許しいただけるのであれば、簡潔にということで、10分程度でお願いしたいと思います。

○     三谷委員 5分程度で。

○     萩原委員 議員間討論を深めようとか、会期もぐっと長く延長しようという時に、私はやっぱり敢えてここでね、10分でない、5分でなければ駄目だという理屈は成り立たんのやないかと思うんですよね。だから私は、本当に皆さんにお聞きしたいと思うんですがね、「お前らの言うことがけしからん」というんだったら、賛成討論をして欲しいんですわ。そして、私等にも、もっと理解できるようにして欲しいと思うんですけどね。昨日なんかの質問でも、例えば6分って形でですね。だから、是非ひとつ「文句があったらとことん言うてみよ」と、「それに対して私等が大いに反論したるぞ」と、「賛成という立場でこういうことなんや」、ということで言うていただきたいと思って、「あんたらの言うこと、聞くに堪えんからもう短くせえ」というのでは私は困ると思うんです。議会というのはやっぱり、賛成討論あり、反対討論ありでやっていただいたらいいので、5分などというので時間をちかちかとやって、早口でワーッとまくし立てやんならんというのでは、これは本当に耐えられんわけです。だから今、申し上げたように、10分程度にしといていただいて、そこはやっぱり柔軟に。それから、議案の本数もそのときによっていろいろ違うわけですから、是非よろしくお願いしたいと思います。

○     三谷委員 予決の質疑の時間配分のルールと、この議案に対する討論のルールは当然違う訳ですから、それを同じテーブルの上でいろいろ言っていただく、これは別の議論になると思います。萩原先生のおっしゃることも一理はありますので、まあ7分程度でお願いして、5分程度で収めていただくということで如何でしょうか。

○     西塚委員長 それでは、萩原委員から10分程度というお話があったんですけれども、7分程度でやっていただきたい、こんなふうに思いますので、是非お願いをしたいと思います。

(2)企業会計決算の審議について

 予算決算常任委員会に付託された平成18年度企業会計決算の認定議案4件の審査結果は、いずれも認定である旨報告され、委員長報告に対する質疑はなしとされ、協議のうえ、日本共産党三重県議団の反対討論を7分程度で認めることとされました。

次に、企業会計決算の審議は、認定第1号から認定第4号を一括して議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、討論終了後、起立により採決を行うこととされました。

なお、採決は、認定第1号から認定第4号を一括して採決することとされました。

【協議】

○     西塚委員長 討論の時間につきましては、如何いたしましょうか。

○     三谷委員 議案の反対討論で7分、今度は決算の方の反対討論ということで、続けて共産党さんの方がされるわけですから、5分程度でお願いをしたいと思います。

○     萩原委員 その2分、削らんならん意味を言ってくださいな。私、本当に御無礼な言い方かもしれませんけどね、県議会が終わってからも予算決算の常任委員会がすぐさまあるとか、いろいろ忙しい日程であることはわかりますがね、私はやっぱりここで2分削らなければならない理由が本当にあるのか、なんでそれが聞くに堪えないのか。私等が暴言を吐いたり、或いは嘘をついたりということであれば、これはこれで議会のルールで糺していただいたらいいわけで、私はやっぱり、議論に対しては議論で、批判は批判で聞くべきだと思うんですよね。こんな偉そうなことを私等が、そんな立派な先生方に申し訳ない、大変無礼なことか分かりませんが、私やっぱりこのことが三重県議会に問われとると思うんですわ。会期延長、会期を長くするという中にも、新聞の中にも「問われるのは議員の質だ」ということまで言われていると。そこまで言われておってね、私はやっぱりここで2分を削らなきゃならん理由が分からない。教えてください。

○     三谷委員 討論そのものをするなとか言っているのならば、萩原先生のおっしゃるような話になってくると思います。しかし全体の議会の運営の中で、どの程度の時間を割いて、討論していただくかというのは、この委員会の中で合意で決めていく話であって、「2分削らないかん理由を言え」というんなら、「その分の、2分をどうしても喋らないかん理由も言え」となってくる訳です。ですから、きちっとこの中で議論をして合意していくという、そういう姿勢できちっと話をしていかなければいけないと思います。「討論をするな」と、うちは言っているわけでなくて、討論はどうぞやってくださいと言っておるわけですから。何も反対の意見を聞く耳持たんとか、そんなつまらん姿勢で臨んどるつもりは毛頭ありません。

○     西塚委員長 萩原委員から7分程度という申し入れがあるんですが、三谷委員から5分程度で求めてもらいたいと、こういう意見もあります。皆さん如何でしょうか。(協議)

それでは7分ということでお願いします。

2 請願の審査結果と審議について

所管の常任委員会における請願の審査結果は資料1のとおり、請願11件中、採択10件、継続審査1件である旨報告され、未来塾の反対討論を7分程度で認めることとされました。

次に、請願10件の審議は、議事進行上、委員長報告を省略し、討論終了後、起立により採決を行うこととされました。

なお、採決は3回に分け、まず初めに、請願第5号から請願第10号まで、請願第13号及び請願第14号を一括して採決した後、引き続き、請願第11号、請願第12号の順で、それぞれ採決することとされました。

3 第3回定例会の追加提出予定議案について

その他議案1件、認定12件及び提出1件の合計14件について、資料2のとおり、副知事及び総務部長から説明がありました。

次に、追加提出予定議案については、それぞれ、明日の本会議に上程され、人事同意議案の審議については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑、委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。また、一般会計・特別会計決算認定議案については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑を省略して、直ちに予算決算常任委員会に付託することとされました。

なお、決算認定議案は、予算決算常任委員会へ付託することと併せて閉会中の継続審査とすることとし、議案聴取会に代え、閉会後の予算決算常任委員会において、補充説明を受けることとされました。

4 意見書案の審議について

委員会提出の意見書案6件及び議員発議の意見書案4件が、資料3のとおり提出され、審議については、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、日本共産党三重県議団の反対討論に引き続き、新政みえ、日本共産党三重県議団の順での賛成討論を行った後、直ちに起立により採決することとされました。

  なお、採決は4回に分け、まず初めに、意見書案第1号から意見書案第4号まで、意見書案第7号、意見書案第8号及び意見書案第10号を一括して採決した後、引き続き、意見書案第5号、意見書案第6号、意見書案第9号の順で、それぞれ採決することとされました。

5 常任委員会の所管事項調査に関する報告について

政策防災常任委員会の委員長から、10月12日に開催した委員会における所管事項調査に係る調査の経過について報告を行いたい旨、議長に申し出があった件については、協議のうえ、閉会日の本会議において報告が行われることとされました。

【協議】

○     三谷委員 私も政策防災の常任委員の一人で、そういう話が出たときの議論にも参加していたんですが、その時よく知らなかったんですけども、こういうことの前例、つまり議案を付託されてない委員会の委員長報告という前例があるのかどうか、その辺りのところをちょっと確認させていただきたいのですが。

○     西塚委員長 事務局に説明を求めます。

○     事務局 本県議会においては、通例、定例会の委員長報告で所管事項の報告を行っておりますが、所管事項調査のみの委員長報告というのは、近年はあまり例がございません。この取扱いにつきましては、行政実例がございまして、「付託事案以外の委員長報告の取り扱いにつきましては、地方自治法や会議規則に特に規定がないため、所管事項調査等について委員長報告を行いたい場合につきましては、その手続きについて当該議会において適宜定めればよい」、ということでございますので、この場で定めていただければいいのではないかというふうに考えております。

○     西塚委員長 事務局から説明をいたしましたように、前例は無いわけですけれども、この議会運営委員会の中で決めていただければ、やれることになっているということであります。如何いたしましょうか。

○     田中委員 会派の皆さんが出られた委員会で、重要事項があるので報告をということで、私も入らせていただいておったんですが、全員の意向もそうでしたので、出来れば報告できるように、御配慮をこの会でいただければと思います。
(協議)

○     西塚委員長 それでは、委員長報告をしていただくということで、よろしくお願いをいたします。

6 議員派遣について

議員派遣1件が、資料4のとおり提出され、審議については、議事進行上、提案説明、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに採決することとされました。

7 閉会中の継続審査・調査申出事件について

資料5のとおりとされました。

8 閉会日(19日)の議事予定について

資料6の順序のとおりとされました。

なお、中尾農水商工部長は、病気療養のため、閉会日の本会議を欠席したい旨、届出があり了承されました。

10 第4回定例会の日程について

資料7の日程のとおりとされました。

11 次回の議会運営委員会について

特に協議する事項が出てこない限り、第4回定例会の日程等について協議するため、11月21日(水)に開催することとされました。

12 その他

今期定例会での一般質問に関連して、議員発言用演壇の使用に係る申し合わせの有無や執行部側の答弁等について、質疑・要望等がありました。

また、新聞報道のあった件に関連して、執行部側からの事前説明や資料提示等について、的確に対応するよう要望がありました。

【質疑・要望】

○     竹上委員 会派の方で意見がありましたので、ちょっと確認させていただきたいんですけども、この前の本会議の一般質問で、質問者の方が質問する所でずっと立っとるわけですよ。すると、発言許可されてないのに、声がマイクに入ってしまったりとかいうこともあって、本来は待機席に座るんと違うんかと、実際の内規であるとか決め事はどうなっているのかな、という質問を受けて、「一遍、議運で確認しますわ」という話をさせていただいたんです。
それともう一つ、個人的に思っておるのは、今回の質問を聞いてまして、パネルで、特にレーザーポインタなんかを使う場合、これ議事録で多分削除になっていくんだろうなという内容が多かったんです。「あれ」や「これ」や、という話で言いますんで。議事録を読んでも分からないところは削除になっていくんだろうというような気がするもんで。折角の一般質問をしていただいとるのにもったいないなと。その点は個人的に思ったんですけれども。それだけ、ちょっと確認させていただけたらと思うんですが。

○     事務局 本会議の質問の議員発言用演壇・待機席の話でございますね。この質疑・質問につきましては、議会運営委員会の申合せ事項ということで、平成3年から平成18年にかけて定めた申合せがあるんですが、その際、質問を行なう場所につきましては、議員発言用演壇ということになっておりますが、答弁を受ける際にどこで待機するのかということについては、具体的な定めがないように思います。基本的には、そこで座っていただく議員が多いんですが、具体的にそこまで書いてございませんので、もう一度、当時の議会運営委員会の記録を精査させていただきたいと思いますが、この申合せ自体につきましては、そこまで詳しく書いてはございません。ちょっと時間を頂きまして、後程、確認をさせていただくということでよろしいでしょうか。

○     竹上委員 決め事が無いんであれば、この場で決めていただければいいかなと思いますけど。

○     西塚委員長 如何でしょうか。

○     中村委員 自由で良いのでは。

○     竹上委員 うちの方の意見で言っておったのは、折角あそこに席があるのだから、再質問のときは、執行部側も自席で答弁をやられますでしょ。そこで立っておっても時間的な話があるんであれですけど、向こうも登壇しておるんならこっちで座って聞いておる方がいいんじゃないのという意見があったんで、確かにそうかなという気もするんですよ。次回、12月の一般質問のときに、次回議運もありますので、その時にはっきりしていただけたらな、と思いますけど。

○     中村委員 県民の目線から見て、別に体制に影響のない話ですし、行儀がわるいとかそんなものではないと思いますので、議論の中味を詰めてもらったらいいんじゃないですか。

○     三谷委員 事務局の方で、これを決めたときの議運の議論を精査されるということですから、その時の議論の流れを一回確認させていただいて、次回の議運で決めさせていただいたらよろしいじゃないですか。

○     西塚委員長 それでは、事務局で決めたときの経緯なども含めて調査をさせていただいて、次回の議会運営委員会で改めてご相談をするということにさせてもらいたいと思います。もう一点、レーザーポインタを当てながら質問をされてみえる方の「これ」とか「あれ」とかは、議事録に載るのかどうか。

○     事務局 演壇で発言された事項ということで、会議録のほうには、「これ」とか「あれ」というのは入っております。ただ、映写資料につきましては、議運の申合せによりまして、議事録等には掲載しないということになっていますので、「これ」とか「あれ」というのがどれを指しているのかというのは、会議録上は「これ」「あれ」と出てくるだけで、どれを指しているのかというのは会議録上からはわからないということでございます。

○     竹上委員 削除になるわけじゃないんですか。日本語として、訳が分からないところは削除になっていくんかなと私、思っておったんですけど。「これ」「あれ」で、会議録を読むと何言うとるか分からんということに、多分なるんだろうなと思うんですけど。それもそのまま会議録に載っていくんですか。

○     事務局 基本的に、指し示して発言されておるということですので。たまたまの言い直しとかそのようなものですと、会議録からは調整して除きますけども、一応「これ」ということで指し示して発言をしてみえますので、それにつきましては、そのまま会議録に記載をさせていただいております。

○     西塚委員長 そういうことだそうですけど、よろしいですか。

○     萩原委員 今議会もやがて終ろうとしてるんですけど、やっぱり当局に対してのいろんな資料要求や質問に対してのお答えを頂くという点で、まだやっぱり未確定な部分もいろいろあるけれども、不誠実やなと思うようなことがいろいろと感じます。これは私等が言うもんで、「共産党が言うとんのか」というふうに思われるか分からんけども、これは多くの議員の皆さんの意向であるかというふうに私も思うんですが。例えばね、今日の朝の伊勢新聞が大きく「県が重大ミス 補助金4000万円返還義務発生」なんていう記事が出ました。これ見てやっぱり、びっくりしたのは私だけではないと思うんですけどもね。その4000万の返還などというような数字を昨日の予算決算で、「ええっ、そんな数字出てきたかな」と思ったりしまして、ちょっと確認したら、数字は出てないようですけれども、話の中でちらっと返還という話は出てきたと。こういったような問題はですね、せめてペーパーにするなり、きちんとした報告をするなりってのがあって然るべきやと思うんですけど、何かのついでに、ちらっと言うたという。「ええっ、あれ何の話やった」というような形になってしまう、といったような問題が一つ感じます。それからもう一つは、例えば今、請願でも採択をされる運びになってきてますけども、乳幼児医療費の無料化をはじめとする問題について、昨日も、日沖委員が委員長をしてみえる子育て支援の特別委員会、私も参加させてもらいましたけど、そこでも具体的にどんなシミュレーションをしてそうなるの、というような形のが全く出されない。そのくせ、市町の方からは、例えば私も「四日市市から2割負担というふうに聞いたよ」ということで、私も昨日の質問の中で触れました。これに対しては明確なお答えがない。まあ、時間が無かった面もあるけども、「そんなこと考えてません」というふうにも言われなかったし、「いや、そのとおりです」とも言われない。それで、昨日の委員会でもそれを詰めたら、「数字が一人歩きしますから」ということで、「シミュレーションでどんな条件でどうするということも資料で出してよ」と言っても、それについても誠意あるお答えがない。昨日の予算決算の常任委員会では自民党の中森先生でしたか、「これによって、県はむしろこういう一部負担を取ったら、1億数千万円県は得をするやないか」というような質問をされましたね。これについても、「そのとおりです」とはもちろん言われなかったし、否定もされなかった。「そんなことありません」ということも言ってなかった。で、今朝の新聞を見ると、結局、「この実際上、対象年齢拡大に伴う、県の経費増は年間4億ないし5億円程度」と予測している。「これ、だれがしとんのや」といって、今朝から早速聞いたんですけども、「県はそうやって言ってません」とこう言う。4億から5億ね。だから、そういったような点でですね、これ、“程度”で予測してるのは、伊勢新聞の予測ではなさそうですよ、この文章は。だから、そういったような問題でね、私、もっと誠意を持って、出せるものを思い切って出していただいて、議論が出来るようにして欲しいし、出せないものはあくまで出さないとしてですね、きちんと対応をしていただかないと、何かそんな数字がバラバラ出てきてというのでは非常に困る。まあ、そんな点は感じます。もう一つだけ言うときますけれども、先程の議案にも関連するんですが、8号、9号の工事の協定書というのがあります。これ、JR東海と、或いは近鉄との例の工事協定、この協定書の案が、委員会に出されていない。これも私、大問題だと思うんです。ですから例えばね、驚いたことに、例えば近鉄とのこれ、工事そのものを私等反対するつもりは無いけれども、こういう踏切との交差の工事に対してね、工事費17億円って、まん丸い数字で出てますやろ。1社との。こんなん、随契もええとこですけれどもね。これの内訳さえ出されていない。で、私、それでこの議案についてさらに精査したいし、討論にも立ちたいからということで、いろいろ聞いたら、やっと出してくれたのが、この工事協定書(案)。確かに議決されてから工事協定はきちんと出されるんだけども、この中に工事の内訳も全部書いてある。これが委員会にも示されない。こういう審議やっとってええのかと、私は言いたいわけですね。だから、こういうことについてはね、とことん、こういう今、工事の中味についての問題なんかは、1社と随契でやってということで、高値安定でって随分問題になっている時期じゃないですか。だから、こういうことについてもね、私は誠意をもってして欲しい。その点ひとつ、そんな点をちょっと感じたもんで、よろしくお願いしたいと思います。

○     西塚委員長 今、萩原委員からおっしゃってもらってますことについては、議会運営上の問題ではなくて、議案の審議に係る問題でありますので、別途、県のほうも誠実に対応してもらいたいということを申し入れさせていただいて、終らせていただきたいと、こんなふうに思います。

○     岩名議長 議会運営上のことでございますが、先般の本会議におきまして、我が県議会は事前通告制の制度をとっておりますので、それに対する答弁についても、事前に事務局と打ち合わせが行なわれておるというふうに思っております。田中博議員と、小林正人議員かと思いますけども、予定してない答弁に知事が割り込んでくる。きちっと議長席には今回、この人とこの人、この人が答弁をしますと、これ打ち合わせて、事前通告制だからそういうことをしている訳ですから、それはやっぱり守ってもらわんといかんのではなかと思うんですね。ですから、そのことによって、十分な質問が出来なかった場合が、小林議員の場合にありました。田中議員の場合でも、若干そういうのがあったんではないかと。私、その時は登壇しておりませんけども、後で聞いております。そういうふうに、予定されてない人がですね、手を挙げてどんどん答弁をし出すと、全体の時間が狂ってきますし、非常に運営が難しい。特に、本議会はテレビの放映が入っておるということを十二分にご認識いただきたいし、そういう時間的な制約がある中でですね、ひとつ。それと、ほとんど時間内に終結をしていただいている訳ですけども、若干オーバーする方もいらっしゃるので、その点についてもご留意いただきたいということを要望させていただきたいと思います。

○     西塚委員等 それでは、今、議長からおっしゃられましたことにつきましては、答弁する側の方にも少しお話させていただきたいと思います。今日、副知事も来て頂いてますので、十分認識していただきますようにお願いをしたいと思います。

〔閉会の宣告〕

以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。

平成19年10月18日

議会運営委員会

委 員 長  西塚 宗郎

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