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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成16年度 委員会会議録 > 平成16年12月15日 予算決算特別委員会 会議録

平成16年12月15日 予算決算特別委員会 会議録

予算決算特別委員会
会 議 録

(付託委員会)

開催年月日   平成16年12月15日(水) 10:02 ~ 10:50

開催場所   全員協議会室

出席委員   46名

委員長       西場 信行 君

副委員長       福山  瞳 さん

委  員

末松 則子 さん・中嶋 年規 君・稲垣 昭義 君・北川 裕之 君・森下 生 君・石原 正敬 君・舘  直人 君・竹上 真人 君・青木 謙順 君・中森 博文 君・前野 和美 君・水谷  隆 君・岩田 嘉 君・日沖 正信 君・前田 剛志 君・清水 一昭 君・松田 直久 君・藤田 泰樹 君・田中 俊行 君・貝増 吉郎 君・野田 勇喜雄 君・木田 久主一 君・山本  勝 君・岡部 栄樹 君・森本 繁史 君・吉川  実 君・田中  博 君・森本 哲生 君・大野 秀郎 君・桜井 義之 君・舟橋 裕幸 君・三谷 哲央 君・中村 進一 君・溝口 昭三 君・永田 正巳 君・橋川 犂也 君・山本 教和 君・杉之内 昭二 君・中川 正美 君・西塚 宗郎 君・萩野 虔一 君・田中  覚 君・辻本  正 君・藤田 正美 君

欠席委員   1名

島本 暢夫 君

出席説明員

出納長       土橋 伸好 君

〔総合企画局〕

総合企画局長    村林  守 君

総合企画局理事   石川 裕一 君

その他関係職員

〔総務局〕

総務局長      中尾  睦 君

その他関係職員

〔防災危機管理局〕

防災危機管理局長  髙杉  勲 君

その他関係職員

〔生活部〕

生活部長      宮村 由久 君

その他関係職員

〔健康福祉部〕

健康福祉部長    本多 隆志 君

その他関係職員

〔環境森林部〕

環境森林部長    井藤 久志 君

その他関係職員

〔農水商工部〕

農水商工部長    石垣 英一 君

その他関係職員

〔地域振興部〕

地域振興部長    浦中 素史 君

その他関係職員

〔県土整備部〕

県土整備部長    長谷川  寛 君

その他関係職員

〔出納局〕

副出納長兼出納局長 杉野  攻 君

その他関係職員

〔企業庁〕

企業庁長      鈴木 周作 君

その他関係職員

〔病院事業庁〕

病院事業庁長    渡辺 和己 君

その他関係職員   

〔監査委員事務局〕

代表監査委員    秋田 一民 君

田村 惠子 さん

その他関係職員              

〔教育委員会〕

教育長       安田 敏春 君

その他関係職員

〔警察本部〕

警察本部長     飯島 久司 君

その他関係職員

傍聴議員          0 名

県政記者クラブ加入記者   7 名

傍聴者           0 名

議題又は協議事項

   1.議案の審査

   (1)予算議案及び予算関連議案(15件)

     ・議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」

     ・議案第3号「平成16年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)」

     ・議案第4号「平成16年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第2号)」

     ・議案第5号「平成16年度三重県中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)」

     ・議案第6号「平成16年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)」

     ・議案第7号「平成16年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)」

     ・議案第8号「平成16年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」

     ・議案第9号「平成16年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」

     ・議案第10号「平成16年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」

     ・議案第11号「平成16年度三重県病院事業会計補正予算(第1号)」

     ・議案第13号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」

     ・議案第14号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」

     ・議案第15号「三重県県税条例の一部を改正する条例案」

     ・議案第22号「公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」

     ・議案第24号「企業庁企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例案」

   (2)決算認定議案(12件)

     ・認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」

     ・認定第2号「平成15年度三重県交通災害共済事業歳入歳出決算」

     ・認定第3号「平成15年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業歳入歳出決算」

     ・認定第4号「平成15年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業歳入歳出決算」

     ・認定第5号「平成15年度三重県農業改良資金貸付事業等歳入歳出決算」

     ・認定第6号「平成15年度三重県中央卸売市場事業歳入歳出決算」

     ・認定第7号「平成15年度三重県林業改善資金貸付事業歳入歳出決算」

     ・認定第8号「平成15年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業歳入歳出決算」

     ・認定第9号「平成15年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等歳入歳出決算」

     ・認定第10号「平成15年度三重県港湾整備事業歳入歳出決算」

     ・認定第11号「平成15年度三重県流域下水道事業歳入歳出決算」

     ・認定第12号「平成15年度三重県公共用地先行取得事業歳入歳出決算」

   2.委員協議

   (1)委員長報告(予算議案及び予算関連議案)

   (2)委員長報告(決算認定議案)

   (3)委員長報告(中間報告・当初予算編成)

   (4)次回の委員会

【会議の経過とその結果】

 〔開会の宣告〕

   1 予算議案及び予算関連議案の審査

      議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外14件

   (1)分科会委員長報告

○西場委員長 最初に、防災生活振興分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○藤田泰樹防災生活振興分科会委員長 ご報告申し上げます。

 防災生活振興分科会で詳細審査を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」につきましては、去る12月9日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 平成17年度当初予算要求状況において、緊急地域雇用創出特別交付金事業が、国の交付金による今年度末までの事業であることから廃止事業となっております。当該事業のうち、一般事業では現在もつなぎ雇用確保の役割を果たすばかりでなく、交通安全対策を初めとする各分野の施策を充実させる観点からも、多大な副次的効果を上げております。

 このような状況を踏まえ、当分科会として知事に対して地域の雇用創出を図る事業の創設を粘り強く国に求めていくことを期待するとともに、これまでの事業に係る施策の効果を検証し、一定の効果を得たものについては各部局の連携を図り、事業の継続や事業のバージョンアップを検討するよう強く要望いたします。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで防災生活振興分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、防災生活振興分科会に係る執行部への補足質問があればお願いをします。

 なお、質疑は付託議案に係るものに限定しますので、ご了承願いますがどうでしょうか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで防災生活振興分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、健康福祉環境森林分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○野田健康福祉環境森林分科会委員長 おはようございます。ご報告申し上げます。

 健康福祉環境森林分科会で、詳細審査を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外3件につきましては、去る12月13日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 平成17年度当初予算要求状況における廃棄物処理センター環境基盤整備事業についてであります。

 財団法人三重県環境保全事業団が運営する廃棄物処理センターでは、市町村の一般廃棄物の焼却残渣を処理しておりますが、事業開始当初から現在の単価では経費が賄えないことが明らかであり、単価改正が予定されていたとのことであります。

 しかし、事業開始わずか2年での大幅な値上げは、市町村にとって過度の負担増となるとともに、ごみゼロ社会の実現を目指している三重県にとって、搬入量が増えないと運営が成り立たないような本事業のあり方は、ごみゼロ社会本来の目標と矛盾したものと考えられます。

 当局におかれましては、廃棄物処理センターの経費削減等、本事業運営の合理化及び廃棄物処理センターを利用している37市町村で構成する運営協議会と環境保全事業団が十分協議の上、搬入量が減少しても運営できるような単価設定を検討されるよう、的確な指導をされるとともに、三重県が目指しているごみゼロ社会を実現する上での本事業の意義を整理、再確認され、市町村とともに共有認識されるよう要望いたします。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで健康福祉環境森林分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、健康福祉環境森林分科会に係る執行部への補足質問があればお願いをします。

○日沖委員 先程の委員長の報告の中に、ガス化溶融炉の料金の17年度の値上げについての部分が特にご報告があったわけなんですけれども、当初から17年度の値上げというのは、もうあの施設をつくったときの協議の中で織り込み済みであって、今改めて議論をするって、協議をするっていうことになじむのかどうかというところが、私は今までいろいろ説明をいただいてきた中で、関係する市町村ももう了解済みであって、今ここにおいて疑問を呈するというような課題ではないように聞かされてきたんですけれども、どうも先程の委員長さんの報告によると、先般新聞の記事にも載ってましたし、何か納得のいかんという市町村もあるようなふうに聞こえてきますので、そのへん一体どうなっとったんか、ちょっと補足して改めて説明いただきたいんですけれども。

○井藤環境森林部長 14年12月から運営を開始しておりますけども、現行の2万円という処理料金につきましては、当初から2万円では若干やはり苦しいだろうと。したがいまして、2万5,000円プラスアルファぐらいの経費が本当に必要になるかもわからないんで、そのへんご了解をお願いしたいということでスタートをいたしました。

 その後、昨年の10月に参加の市町村全体協議会におきまして、17年度から当初の予定どおりやはり2万5,000円ぐらいちょうだいしないとやっていけない状況であるという説明をしまして、一応の了解はいただきました。

 ところが、15年度、実際に運営してまいりましたところ、やはり見込みより大幅な赤字が出たということで、昨年の10月に2万5,000円という話で進めてはおったんですけれども、やはり2万5,000円では非常に苦しいということで、もう少し値上げをさせていただきたいというお願いを今年の夏ぐらい、7月ぐらいからさせていただいておると。

 ただ、実際に今計算してみますと、3万5,000円ぐらい必要かなというところもございますけれども、市町村だって2万円から3万5,000円に一気に上げるということはとても難しいというご意見もちょうだいしておりますので、当面それでは半分ぐらいで17年度から上げさせていただきたいという話を、現在市町村と事業団の方でさせてもらっておるところでございます。

 以上です。

○日沖委員 もう一回だけ聞かせてくれますか。

 お聞かせいただきたいところは、額をどこに設定するかということじゃなしに、当初から協議を続けておって、今回の値上げというのは理解を得られておるんか、まだこれから理解を得る取組みをしとるんかという、そこだけちょっと明確に聞かせてもらえませんか。

○井藤環境森林部長 今も話し合いを続けさせていただいておるということです。

 したがいまして、まだ完全に100%というところまでいっておりません。

○貝増委員 もう一度部長お伺いするんですけれども、今日沖委員が質疑をされましたけど、そもそも財団法人として運営されている、もう一つのRDFは企業庁が直にやってると、環境部と一緒に。そうしたときに、本来財団についてはもっとシビアに、建築のときから県の関与はなかったと。しかし、運営自体が財団であればもっとシビアな運営体制がとれるはずやのに、実際向こうの言いなりといいますか、本当に環境森林部としてはそのへんの運営実態をシビアにどういう体制を申し入れてるかと。単なる決算がこうやったと。赤字がどんどんどんどん膨らんでくると。だから上げてほしいと言うて、ああ、そうですかと言うて、それを全関係市町村、あるいは県議会に報告するなんて、私は順番間違うてると思うんですよ。

 県がどこまで関与できて、しっかりと自主運営ができるかと。その構築書はいつ上がってくるんですかね。それだけでも答えてください。

○井藤環境森林部長 昨年度も一度健全化計画を作りまして、人件費のカットとかいろいろなことをやっていただきましたけども、大幅な赤字になったことによりまして、再度今年度になりましてもう一度やはり抜本的な見直しが必要ということで、現在外部監査、外部評価の方を受けておりまして、その外部の評価結果が出てまいりました。

 それに対しまして、新たに事業団の方で健全化計画を今作っておるところでして、12月中には健全化計画を作って抜本的な経営の見直しを行っていくということを考えております。

○貝増委員 搬入は、官民を問わずあのとき産廃税もあったときに、搬入の民間企業は自助努力を一生懸命やられたと。そして、そこに持ち込める、あるいは税金に対するその努力をリユースを考えて努力されてきたと。

 しかし、県庁であれば、あるいはこの企業庁であれば、こうしてどんどんどんどん質疑をして、全部の資料を提出してもらって、対応策を執行部、議会ともども質疑をしていい道を探せると。

 しかし、財団法人については、反面本当に上がってくることだけ、あるいは見えないところの指導、質疑はあるだけで、議会として入れないというもどかしさもあるんですよ。これは建築からずっとそうなんですけども、このままいけば、自主的にもう閉めざるを得ないことも見据えて、環境森林部長はよそのことやという対面で今後も動くものか、それとも本当にオール県庁としてどんどんどんどんこれから入って指導しますと、そこまでの決意があって市町村の了解をとられるものか、そのへんをあわせてお答えください。

○井藤環境森林部長 処理センターを設置した経緯はいろいろございますので、当然県としても関与しておりましたし、現在37市町村が処理センターの方に参画して、焼却残渣の方を処理しておるという状況もあります。

 こういった広域処理については、当時の環境先進県を標榜しまして、県も主導的に進めてきた経緯もございますので、閉めるということは今のところ考えておりませんので、県といたしましては積極的に関与して経営健全に向けて努力させていただきます。

○貝増委員 その言葉を信じて、次年度には同じ質問、質疑が出ないように、確固たる指導をよろしくお願いします。

 以上です。

○西場委員長 ほかにございませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで健康福祉環境森林分科会に係る執行部への質問を終了いたします。

 次に、農水商工分科会委員長から、分科会に係る審査の経過と結果について報告を求めます。

○松田農水商工分科会委員長 ご報告申し上げます。

 農水商工分科会で詳細審議を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外1件につきましては、去る12月10日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで農水商工分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、農水商工分科会に係る執行部への補足質問があればお願いをします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 ございませんね。なければ、これで農水商工分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○森本繁史県土整備企業分科会委員長 ご報告申し上げます。

 県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外6件につきましては、去る12月9日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 初めに、平成16年度三重県電気事業会計補正予算における新たなRDF貯蔵施設の整備についてであります。

 今後、貯蔵施設を設計・施工をするに当たっては、前回のプロポーザルによる整備方法を十分に反省するとともに、今まで県議会から受けた指摘事業も踏まえ、関係法令や関係省庁の基準等に基づき、十分な安全対策が講じられるよう努めることを要望いたします。

 次に、平成17年度当初予算要求状況における直轄道路事業についてであります。

 県民生活の利便性、安全性の向上のため、高速道路を含む直轄道路事業の促進を、国土交通省や道路公団に強く働きかけることを要望いたします。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してのご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会に係ります執行部への補足質問があればお願いをいたします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで県土整備企業分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○貝増教育警察分科会委員長 ご報告申し上げます。

 教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外1件につきましては、去る12月10日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 最後に、総務企画分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○田中博総務企画分科会委員長 ご報告申し上げます。

 総務企画分科会で詳細審議を分担いたしました議案第2号「平成16年度三重県一般会計補正予算(第5号)」外3件につきましては、去る12月13日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで総務企画分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、総務企画分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで総務企画分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 なお、ここで総務局から発言を求められておりますので、これを許します。

○中尾総務局長 12月8日の当委員会におきまして、森本繁史委員から市町村補助金への地方債の充当に関するご質問がございまして、それに対する私どもの答弁に不十分な点がございました。

 結果といたしまして、委員に誤解を招いたとすれば申し訳なく思っております。

 植田総括室長から、改めて説明をさせていただきたくお願いを申し上げます。

○植田総括室長 市町村等への補助金の財源といたしましては、地方税などの一般財源をもって充てることが原則となっております。

 ただし、地方自治体の財源不足の状況などによりまして、その年度、地方債を補助金の財源として認められる場合もございます。

 例えば、市町村や社会福祉法人が行います特別養護老人ホーム等の整備に対する県の補助金といたしまして、社会福祉施設整備事業債というものが充当されております。

 また、社会福祉施設の整備や新世代地域ケーブルテレビの整備などの市町村への補助金というものについても、NTT債が財源となっております。

 ただ、市町村が行います団体営でありますとか市町村営に係ります公共事業を実施する場合には、県から市町村へ交付します補助金の財源に地方債を充てることについては、地方債の取扱上、基本的にはできないという状況になっております。前回、私が地方債の部分を誇張する余り、委員に誤解を招いたといたしましたら、申し訳なく思っております。

 以上でございます。

○西場委員長 なお、ここで予算議案及び予算関連議案の採決に入る前に、全体を通して質疑・質問、また先程の総務局からの発言も含めて、再度質疑・質問があれば挙手を願います。

○森本繁史委員 訂正については良としますけれども、今、植田総括が説明したように、福祉関係だとかそういうものに起債が効くっていうのは了知しておるし、だから僕はこの議事録を見たらわかるけれども、総務局長に質問したときに、農林水産関係事業の公共事業ということをまず初めに申し述べてあるはずなんです。

 ところが、そういう農林関係の公共事業についてどうやということですから、いわゆる福祉の方ではそういうふうな県債を利用した例があるというのは該当しないんで、そこらは十分理解しておいていただきたいのと、それでただ単純に今回の質問は、いわゆる市町村への補助に県債が適用できるのかできないのかという質問じゃなくて、いわゆるこの予算編成上の問題を僕は質問したわけで、このことによって大きく予算の編成方針というのは変わってくるから、あえてそういうふうな質問をしたんで、そのこと答弁いかんによっては、環境森林常任委員会だとかあるいは農水商工の常任委員会で改めて要望してもらわなければならないというあれだったんで、ただ今言うたように、市町村への補助については県債も適用できるというから、それはそれならもう我々は異論がないということやったのを、最近になってもう終わってからそういうふうな訂正があったというのは、私としては僕に対するその謝罪じゃなくて、やはり委員、この議会そのものの判断を間違わさせたということで、大きな問題点はあるような気がします。

 そこで、これはもう良とします。今の総務局長、植田総括の発言で良とはしますけれども、そこで来年度予算編成の問題点として、一つ考えてもらいたいのは、この純生の県費と、いわゆる県債との関係というものを十分考慮しながら、今後関係部局と打ち合わせしていただきたいというのは、例えば公共の県営事業の場合、3億の事業費をやろうと思うと県営事業の場合は国費が50%、例えばの話ですよ。それで、普通県費、県負担が30%で、地元の市町村、あるいは受益者からとるのが20%ぐらいとすると、3億とすると1億5,000万は国から来る。それで、あとの30%の9,000万はこれは県が出す。そして、あとの20%の6,000万は市町村なり受益者が出す。

 問題なのは、その県が負担する県が出す9,000万についてなんであります。その9,000万の内訳として、今いわゆる総務局なり、これは今年に限らずいつの時代でもそうですけれども、その9,000万について起債の充当率を90とか95という縛りをかけて、いわゆる10%ぐらいは純生の県費を計上して、あとは借金でやりなさいよというような編成方針をさせているところなんです。だから、その10%のいわゆる県費がだんだんだんだんなくなると、いわゆる市町村の補助金を削らざるを得んのです。

 例えばの話、市町村工事の場合は国の補助金というのは変わらんけれども、いわゆる農業関係だと、農公共だとおそらく県費というのは10%ぐらいしか出してないんですよね。そうすると、あとの40%はあれで、予算編成上、いわゆる今の県費、純生の県費で負担しなきゃならないとすると、1,000万しか現生がなかったら、いわゆる1億の仕事しかできないということになるわけですよね。ここらはわかってもらえるかな。

 1億だから、1,000万の現生を使っても1億の仕事しかできない。しかも、県営事業の場合だったら、3億をそのまんま県の予算として計上できるけれども、市町村営の場合は補助金として出すから6,000万しか県の予算編成上はあらわれてこない。だから、3億と6,000万の乖離というものも出てくるというような、非常に予算編成上いびつな、同じ1,000万を使いながらでもいびつな行動というものが出てきておるし、そしてやはり予算編成上、総務局は問答無用のところがありますよ。これは、定数削減でも一緒。やはりこんだけ切ってこいというような問答無用のことがあって、もっと中身を十分吟味しながらやっていかなければ、このままの状況の中でいったときには、どんどんどんどんと市町村が行う工事に対しての比率というものが、県の予算からだんだん減っていくのがもうこれ必至ですわ。

 地方分権、地方分権って言うておきながら、市町村の権限、市町村のやるものについて余りにもあれをしてないんで、僕はそこで提案なんだけども、いわゆる県営工事に対して90%とか95%の起債枠を認めるんなら、もう一層のこと100%県の起債枠、県営工事については県の起債枠でやるということをすれば、県費がある程度自由になるんで、そういうことも含めて、今後予算編成において関係部局ともう少しこれ調整していただきたいということを要望して、答弁は求めませんし、答弁をやってここで長々いくと、早く終われ、早く終われというご要望もあるんで、要望だけにしておきますけれども、そういういびつな行動というのがあることを理解しながら、やはり次の予算決算委員会に臨んでいただきたいという要望だけして終わります。

○西場委員長 ほかにございませんか。

 特になければ質疑・質問を終了いたします。

   (2)採決

      議案第2号から議案第11号、議案第13号から議案第15号、議案第22号及び議案第      24号   起立全員   可決

   2 決算審査

      認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」ほか11件

   (1)分科会委員長報告

○西場委員長 最初に、防災生活振興分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○藤田泰樹防災生活振興分科会委員長 ご報告申し上げます。

 防災生活振興分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」外1件につきましては、去る12月3日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、いずれも全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対するご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで委員長報告に対する質疑・質問を終了いたします。

 次に、防災生活振興分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで防災生活振興分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、健康福祉環境森林分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○野田健康福祉環境森林分科会委員長 ご報告申し上げます。

 健康福祉環境森林分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」外3件につきましては、去る12月3日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。

 なお、雑入のうち、産業廃棄物不法投棄現場の現状回復に係る行政代執行の経費を原因者に求償したにもかかわらず、平成15年度は5億1,790万余り及び過年度未収の5億5,024万円余りが徴収に至っておりません。

 産業廃棄物の不法投棄現場は、他の地区にも存在し、今後もこのような事例の発生は十分に予測されることから、原因者に対するさらに厳格な求償を求めるとともに、今後も監視体制を強化し不法投棄の防止に努められることを要望いたします。

 また、RDF焼却・発電施設建設事業については、環境森林部が企業庁へ事業委託して実施しているところであり、平成15年度は9億8,033万円余り支出しているところでありますが、RDF貯蔵槽において爆発事故が発生し、消防士2名の尊い生命が奪われました。

 RDF化構想を推進してきた主体として、また、事業を企業庁に委託している委託者として、事業の進捗状況について的確に把握するとともに、事業が円滑に管理運営されるよう指導すべき責任があるものと考えます。

 当局におかれましては、これらの責任を自覚され、安全性の確立を初め施設の管理運営等について、委託先の企業庁と綿密に連携を図り必要な指導を行う等、厳正な対応を図られるよう強く要望をいたします。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで健康福祉環境森林分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、健康福祉環境森林分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで健康福祉環境森林分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、農水商工分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○松田農水商工分科会委員長 ご報告申し上げます。

 農水商工分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」外4件につきましては、去る12月3日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査をいたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで農水商工分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、農水商工分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで農水商工分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○森本繁史県土整備企業分科会委員長 ご報告申し上げます。

 県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」外3件につきましては、去る12月6日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。

 なお、この際、当分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。

 入札契約制度については、監査委員の審査意見の中で、工事契約において安易な変更が入札・契約制度の公正性や競争性を損なうおそれがあることから、設計時の調査の精度を高めることや、チェック体制を強化することが求められております。

 土木工事においては、現場の実態に即した対応や、よりよい品質を保つために適宜設計変更が必要であり、このため契約変更に当たっては効率性や技術的な合理性も十分検討し、適正な執行が行われるよう要望いたします。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで県土整備企業分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 次に、教育警察分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○貝増教育警察分科会委員長 ご報告申し上げます。

 私ども教育警察分科会が分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」につきましては、去る12月6日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 最後に、総務企画分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○田中博総務企画分科会委員長 ご報告申し上げます。

 総務企画分科会で詳細審査を分担いたしました認定第1号「平成15年度三重県歳入歳出決算」と認定第12号「平成15年度三重県公共用地先行取得事業歳入歳出決算」のおのおのの関係分につきましては、去る12月6日分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査をいたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。

 以上、ご報告申し上げます。

○西場委員長 ただいまの委員長報告に対してご質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、総務企画分科会に係る執行部への補足質問があればお願いします。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、これで総務企画分科会委員長報告及び質疑・質問を終了いたします。

 なお、ここで採決に入る前に、全体を通して再度質疑・質問があれば挙手願います。

          (「なし」の声あり)

○西場委員長 なければ、質疑・質問を終了いたします。

   (2)採決

      認定第1号から認定第12号   起立全員   認定

○土橋出納長 一言お礼のごあいさつを申し上げます。

 西場委員長を初め、委員の皆様方には平成15年度の歳入歳出決算につきまして、去る12月2日に委員会が開催されて以来、総括質疑及び分科会におきまして、精力的にご審議を賜り厚く御礼を申し上げます。

 審査過程でちょうだいをいたしました貴重なご意見、並びに分科会委員長報告の内容につきましては、今後の県政の運営に十分反映させてまいりたいと思っておるところでございます。

 今後ともよろしくご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

 〔委員協議〕

  1 委員長報告関係

   ・委員長報告について(予算議案及び予算関連議案)―正副委員長に一任

   ・委員長報告について(決算認定議案)―正副委員長に一任

   ・委員長報告について(中間報告・当初予算編成)―正副委員長に一任

  2 次回の委員会

   ・平成17年1月12日(水)午前10時

 〔閉会の宣告〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成16年12月15日

予算決算特別委員長   西 場 信 行


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