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平成17年9月29日 予算決算特別委員会 会議録

予算決算特別委員会

会議

(開 会 中)

開催年月日   平成17年9月29日(木)  自 午後3時31分 ~ 至 午後3時50分

会議室     全員協議会室

出席議員    42名   

委 員 長

杉之内 昭二 君

副委員長

中村  進一 君

委  員

中村 勝 君・稲垣 昭義 君・北川 裕之 君・舘 直人 君・石原 正敬 君・末松 則子 さん・中嶋 年規 君・森下 隆生 君・日沖 正信 君・前田 剛志 君・清水 一昭 君・松田 直久 君・竹上 真人 君・青木 謙順 君・中森 博文 君・前野 和美 君 ・水谷 隆 君・岩田 隆嘉 君・藤田 泰樹 君・田中 俊行 君・田中 博 君・大野 秀郎 君・福田 慶一 君・舟橋 裕幸 君・三谷 哲央 君・貝増 吉郎 君・野田 勇喜雄 君・山本 勝 君・森本 繁史 君・萩野 虔一 君・福山 瞳 さん・辻本 正 君・島本 暢夫 君・永田 正巳 君・橋川 犂也 君・山本 教和 君・西場 信行 君・中川 正美 君・藤田 正美 君・岩名 秀樹 君

欠席議員     3名   

桜井 義之 君・岡部 栄樹 君 ・溝口 昭三 君

出席説明員

[総務局]

局  長      中尾  睦 君

その他関係職員

[環境森林部]

部  長      油家  正 君

その他関係職員

[企業庁]

庁  長      井藤  久志 君

その他関係職員

傍聴議員     0名

県政記者クラブ  7名

傍聴者      2名

議題及び協議事項

I 議案の審査

  (1)  予算議案(2件)

    議案第1号  平成17年度三重県一般会計補正予算(第4号)

    議案第2号  平成17年度三重県電気事業会計補正予算(第1号)

II 委員協議

   委員長報告について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

I 議案の審査

  議案第1号  平成17年度三重県一般会計補正予算(第4号)   ほか1件

(1)      当局から資料に基づき説明

(中尾総務局長、油家環境森林部長、井藤企業庁長)

(2)       質疑・応答

○杉之内委員長 それでは、ご質疑があればお願いいたします。

○中嶋委員 総務局さんに、まずお聞きしたいのが今回の補正に係る基金なんですが、これ、何の基金から繰り入れされているんでしょうか。

○中尾総務局長 財政調整基金です。

○中嶋委員 企業庁さんの方へお聞きしたいんですが、確認なんですけれども、今回新たな消防法の関係とか、そういうことで追加投資をされるというふうに私は理解しているんですけれども、これが直接ですねRDFを搬入している市町村の経費というか、使用料ですね、それの負担増にはならないですよね、という確認をまずさせていただきたいんですが。

○井藤企業庁長 設備整備は全て県が行うということですので、今回の追加設備につきましても県のほうで負担してやるということですので市町村の負担にはならないということです。

○中嶋委員 そうしましたらですね、今回の追加投資については市町村の負担にはならないということですけれども、ただ、今回、設備をさらに安全性の高いものにするということで設備水準は上がっているわけですね。それを維持管理していくための今後の経費、これの見通しは立ててらっしゃるんでしょうか。

 それともう一点、追加投資をするということは、その分毎年の減価償却費が増えてくるということですので、これが電気事業会計に及ぼす影響、そういうものというのも算定されていらっしゃるのでしょうか。その上で市町村への負担増にはならないというふうにお答えになっているのか確認したいんですが。

○井藤企業庁長 まず、完成後の維持管理につきましては、現在、まだ試算中でございまして、どのぐらい維持管理がかかるか、若干、数字的にはまだつかんでおりません。ただ、当然、これの貯蔵施設以外にも、この事故によります安全性を高めるためのいろんな工事をしております。それを、全体を今後管理していくためには今までの管理費よりも若干、全体として上がっていくだろうな、というふうには想定しています。それが具体的に、この施設費だけの具体的な数字はつかんでおりませんけれども、全体としてどのぐらい上がっていくのかもつかんで、今後の処理料金のほうの関係につきまして、また市町村さんともご相談させていただきながら、いろいろ決めていきたいというふうに考えております。

それから、2点目の関係ですけども、先程説明のありましたように、これ、一般会計の予算で事業をすると、それを企業庁の方へ委託していただいて、企業庁のほうで工事はしますけども、従いまして減価償却はいたしませんのでその分の工事費については全く市町村の方には負担がかからないということでございます。

○中嶋委員 そうすると、今回新たに造る貯蔵槽は県の管理になるという意味あいですか。

○井藤企業庁長 財産としては県のものですけれども、それは企業庁の方に全て管理委託をされておるということでございます。

○中嶋委員 そうすると所有者は県で、管理していくのが企業庁だから減価償却には関係ないと、そういう認識ということですね。

○井藤企業庁長 そのとおりでございます。

○中嶋委員 実はですね、私は企業庁をはじめですね、というか、企業庁だからこそですね、発生主義会計、複式会計をやっていただいていると、そういう中でですね、今後の維持管理費がわからない、明確な数字は分からないということ自体が、ちょっとおかしいんじゃないかなと。私どもは、一般会計でもですね、トータルコストをやっぱり考えて事業を考えるべきだ、というふうなことを常々議会でも申し上げさせていただいておりますので、既に発生主義会計を取られている企業庁の方がトータルコストが分からない、その中で今回工事をしていくというのは、どうも理解に苦しむところなんですけれども、この数字というのは、じゃあ、いつごろお示しいただけるのでしょうか。

○井藤企業庁長 当然、来年度当初予算にはそれを反映していく必要がございますので、私の方はできるだけ早急にというふうに思っていまして、今も鋭意、それの方に、工事の関係者も含めましてどれぐらいかかるか、大まかな相談は今させていただいておりまして、最終的にはどこにそれをまかせるのかも含めましていろんな所からも見積もりを取りながら決めていきたいと思っておりますので、遅くとも11月中、予算要求の段階ぐらいまでには数字が固まってくるというふうには考えております。

○中嶋委員 これで終わりますけれども、私、常々、今回の事故を受けて安易に市町村へ、RDFを搬入している市町村へ負担転嫁をしないようにということを求めてまいりました。そういう中でですね、例えば、今回の追加設備を投資することで今後の維持管理はどのぐらい増えるのかというのをですね、搬入している市町村は危惧しているんですね。これまでも安全対策だとか事故処理対策でお金がかかっていると、それで上がるかもしれないというふうなことを言われてて、さらに今回補正でですね追加投資をする。それについて、本当にどれぐらいトータルコストがですね、今回当初の見込みと違ってきたのかがまだ分からない。そんな中でですね、はたして市町村と、最大のパートナーである市町村とですよ、信頼関係を持ってですね、連絡会議を運営できるんかというのは、非常に私は、摩訶不思議だというかですね、そういう姿勢でいいのかなという気がしますので、早急にですね、どれぐらいのトータルコストが当初と比べてですよ、事故前と比べて維持管理が上がるのかということは、我々議会も含め市町村に丁寧に説明していただいて、その上でですね市町村にですね、駆け込みでですね負担増になる、これだけになるからということで市町村議会が、2月、3月でですね、バタバタと負担増になったことを受けざるを得ないような、そういうふうな状況に追い込まないように、早くどれぐらいの増になる。だから処理費はこれぐらいになる見込みだというふうな情報をですね、早く出していただくことを強く要望して終わります。

○竹上委員 単純なこと一つだけ教えてください。まだ工事にかかってないんですよね。

○井藤企業庁長 既に、元の本契約はしておりますので、クレーンとかそういう機械設備については現地以外で、もう工場の方で作製はもう開始しております。現地のほうの土木工事はまだかかっていないということでございます。

○竹上委員 何を聞きたいかというと、設計を変更する間ですね、中止命令かなにかをかけてあるのかどうかということをききたいんですけど。

○井藤企業庁長 そういうわけではございませんで、実は、現地での着工をするためには建築確認申請の許可が必要となってくると、従いまして、その建築確認には消防の同意が必要ということで、現在消防からそういう指導を受けてまして、今回消防の指導に従ってやるということをきちっと返事をしないと消防の同意が得られないと、従って建築確認がおりないから現地着工ができないと。そういうことでございます。

○竹上委員 結局、現地、かかれないですよね、結局。設計変更せないかんから。その分の、工事かかれない期間の費用もこの増額の中に入っているのかどうかを聞きたいんですが。

○藤森RDF発電特命監 工期遅延に伴いまして工事費が、そのことで増額するということはありません。工種の増減について、それぞれの工事についての増減で、今、補正予算をお願いしておりますが延びることによって単純に増える部分は、今回、仮設的に期間を通じて。例えば、矢板をせなあかんとか、そんなことはありませんので、それはございません。

○竹上委員 ありがとうございました。

○杉之内委員長 はかに・・・・・

   (「なし」の声あり)

○杉之内委員長 ほかになければ、議案に対する質疑を終了いたします。

(3)       採決

    議案第1号 平成17年度三重県一般会計補正予算(第4号)    起立(全員)  可決

    議案第2号 平成17年度三重県電気事業会計補正予算(第1号)  起立(全員)  可決

II 委員協議

(1)委員長報告について  正副委員長に一任

〔閉会の宣言〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成17年9月29日          

予算決算特別委員長   杉之内 昭二

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