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平成19年3月12日 予算決算特別委員会 会議録

予算決算特別委員会

会 議 録

(開 会 中)

開催年月日   平成19年3月12日(月) 自 午前10時2分 ~ 至 午前10時26分

会 議 室   全員協議会室

出 席 議 員   39名   

委 員 長

永田 正巳 君

副委員長

西塚 宗郎 君

委  員

中村 勝 君・稲垣 昭義 君・北川 裕之 君・舘 直人 君・末松 則子 さん・中嶋 年規 君・日沖 正信 君・前田 剛志 君・清水 一昭 君・竹上 真人 君・青木 謙順 君・中森 博文 君・前野 和美 君・水谷 隆 君・岩田 隆嘉 君・藤田 泰樹 君・田中 俊行 君・田中 博 君・大野 秀郎 君・福田 慶一 君・桜井 義之 君・舟橋 裕幸 君・三谷 哲央 君・中村 進一 君・貝増 吉郎 君・野田 勇喜雄 君・山本 勝 君・森本 繁史 君・吉川 実 君・萩野 虔一 君・辻本 正 君・橋川 犂也 君・山本 教和 君・杉之内 昭二  君・西場 信行 君・中川 正美 君・岩名 秀樹 君

欠 席 議 員    1名  

島本 暢夫 君

出席説明員

[総務部]

部  長   中尾  睦 君

その他関係職員

[政策部]

部  長   村林  守 君

その他関係職員

[防災危機管理部]

部  長   中西 正明 君

その他関係職員

[生活部]

部  長   田中 正道 君

その他関係職員

[健康福祉部]

部  長   向井 正治 君

その他関係職員

[環境森林部]

部  長   油家  正 君

その他関係職員

[農水商工部]

部  長   石垣 英一 君

その他関係職員

[県土整備部]

部  長   植田十志夫 君

その他関係職員

[出納局]

副出納長兼出納局長  辻村 正彰  君

その他関係職員

[企業庁]

庁  長   井藤 久志  君

その他関係職員

[病院事業庁]

庁  長    浦中 素史  君

その他関係職員

[監査委員事務局]

局  長    天野 光敏  君

その他関係職員

[人事委員会]

局  長    横山 昭司  君

[教育委員会事務局]

教 育 長    安田 敏春  君

その他関係職員

[警察本部]

警察本部長   大庭 靖彦  君

その他関係職員

傍聴議員    0名

県政記者クラブ  5名

傍 聴 者    2名

議題および協議事項

I 議案の審査

付託議案 52件(予算議案 31件、予算関連議案 21件)

議案第 1号 平成19年度三重県一般会計予算

議案第 2号 平成19年度三重県交通災害共済事業特別会計予算

議案第 3号 平成19年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算

議案第 4号 平成19年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計予算

議案第 5号 平成19年度三重県農業改良資金貸付事業等特別会計予算

議案第 6号 平成19年度三重県中央卸売市場事業特別会計予算

議案第 7号 平成19年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計予算

議案第 8号 平成19年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計予算

議案第 9号 平成19年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計予算

議案第10号 平成19年度三重県港湾整備事業特別会計予算

議案第11号 平成19年度三重県流域下水道事業特別会計予算

議案第12号 平成19年度三重県公共用地先行取得事業特別会計予算

議案第13号 平成19年度三重県水道事業会計予算

議案第14号 平成19年度三重県工業用水道事業会計予算

議案第15号 平成19年度三重県電気事業会計予算

議案第16号 平成19年度三重県病院事業会計予算

議案第18号 三重県留置施設視察委員会条例案
議案第25号 知事、副知事及び出納長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例案

議案第26号 知事、副知事及び出納長等の給与の特例に関する条例等の一部を改正する条例案

議案第27号 職員の特殊勤務手当に冠する条例の一部を改正する条例案

議案第29号 三重県手数料条例の一部を改正する条例案

議案第30号 三重県道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例案

議案第31号 三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案

議案第32号 三重県営土地改良事業等分担金徴収条例の一部を改正する条例案

議案第34号 三重県農業大学条例の一部を改正する条例案

議案第36号 三重県港湾施設管理条例の一部を改正する条例案

議案第38号 三重県流域下水道条例の一部を改正する条例案

議案第41号 三重県高等学校条例の一部を改正する条例案
議案第46号 三重県産業動物獣医師確保修学資金貸付事業資金返還免除に関する条例を廃止する条例案

議案第49号 林道関係建設事業に対する市町の負担について

議案第50号 県営農水産関係建設事業に対する市町の負担について

議案第51号 土木関係建設事業に対する市町の負担について

議案第57号 平成18年度三重県一般会計補正予算(第4号)

議案第58号 平成18年度三重県交通災害共済事業特別会計補正予算(第1号)
議案第59号 平成18年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第2号)

議案第60号 平成18年度三重県農業改良資金貸付事業等特別会計補正予算(第1号)

議案第61号 平成18年度三重県中央卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)

議案第62号 平成18年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第63号 平成18年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)
議案第64号 平成18年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計補正予算(第1号)

議案第65号 平成18年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)

議案第66号 平成18年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)

議案第67号 平成18年度三重県公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第2号)

議案第68号 平成18年度三重県水道事業会計補正予算(第3号)

議案第69号 平成18年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)

議案第70号 平成18年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)

議案第71号 平成18年度三重県病院事業会計補正予算(第3号)

議案第72号 三重県障害者自立支援対策臨時特例基金条例案

議案第74号 林道関係建設事業に対する市町の負担について

議案第75号 県営農水産関係建設事業に対する市町の負担について

議案第76号 土木関係建設事業に対する市町の負担について
議案第78号 三重県議会議員及び三重県知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する
条例の一部を改正する条例案

II 委員協議

   委員長報告(予算案及び予算関連議案関係)について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

I 議案の審査

付託議案 52件 (予算議案 31件 及び 予算関連議案 21件)

議案第1号 平成18年度三重県一般会計予算  他51件

(1)       分科会委員長報告

○永田委員長 それでは、議案第1号から議案第16号、議案第18号、議案第25号から議案第27号、議案第29号から議案第32号、議案第34号、議案第36号、議案第38号、議案第41号、議案第46号、議案第49号から議案第51号、議案第57号から議案第72号、議案第74号から議案第76号、議案第78号の合計52件を一括して議題といたします。

 最初に、政策防災委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○日沖政策防災分科会委員長 ご報告申し上げます。

政策防災分科会で詳細審査を分担いたしました「議案第1号平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか2件につきましては、去る3月6日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

なお、この際、当分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。

四日市港管理組合につきましては、県と四日市市で同じ割合で経費の負担を行ってきましたが、平成18年度から県の負担割合が増え、また、知事と四日市市長が交代で行ってきた管理者も知事となり、より一層の県の主導性の発揮が期待されるところです。国内景気が回復基調にあることや、国際港湾の競争が激しくなる中で、四日市港の役割はますます高まっています。県当局といたしましても、制度の改変を契機に、四日市市等関係機関と協力のうえ、さらなる四日市港の発展に励んでいただきますよう要望いたします。以上、ご報告申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はございませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで政策防災分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、政策防災分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。

 なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、ご了承ください。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで政策防災分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 次に、健康福祉病院分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○吉川健康福祉病院分科会委員長 ご報告申し上げます。

 健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました「議案第1号平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか7件につきましては、去る3月5日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

なお、この際、平成19年度三重県一般会計予算の重点項目の中の「地域医療体制の整備・充実」に関して、議論のありました事項について申し述べます。医師や看護師、助産師等の確保・充実が喫緊の課題となっている中、当局にあっては、各種施策が進められていますが、加えて、MMC卒後臨床研修センター等との連携を図り、県内の病院での臨床研修医の確保に努力されるよう要望します。また、県民一人一人が地域全体の医療について考える機会を多く設けることなどを通じて、医療機関の機能分化を推進し、更なる地域医療体制の整備・充実に尽力されるよう要望します。以上、ご報告申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はございませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 次に、環境森林農水商工分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○前田環境森林農水商工分科会委員長 ご報告申し上げます。

 環境森林農水商工分科会で詳細審査を分担いたしました「議案第1号平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか18件につきましては、去る3月7日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定をいたしました。

 なお、この際、当分科会の審査において、特に議論のありました事項について申し述べます。

 まず、森林整備の予算についてであります。森林は、国土の保全、水源の涵養をはじめ、地球温暖化防止など、多くの公益的機能を有しておりますが、こうした森林の公益的機能の発揮を図るためには、森林を適切に整備・保全する「美しい森林(もり)づくり」を進める必要があります。このため、国では関係省庁が連携し政府一体となって、「美しい森林(もり)づくり推進国民運動」を展開すると発表されました。この運動の目標として、2007年から2012年の6年間で330万ヘクタールの間伐を実施するとし、平成18年度補正予算で530億円、平成19年度当初予算で235億円を計上しております。

三重県においても、国の事業に対応すべく本年度2億円余を補正予算で増額したところですが、今後6年間に及ぶ国のこの運動を好機ととらえ、新年度以降も「三重の森林(しんりん)づくり基本計画」の目標の達成と「美しい森林(もり)づくり」を進めるための予算確保に努められることを強く要望いたします。

次に、地域間、企業間の格差を縮小するための産業振興施策についてであります。三重県は元気だと言われる反面、県北部においても景気の回復を実感できない中小企業がまだまだ多く、中南部には後継者がおらず集落が崩壊しそうな中山間地も存在します。一方国においては、昨年まとめられた「経済成長戦略大綱」を受け、「地域産業活性化法(仮称)」などが検討されておるところであります。この流れに的確に対応し、チャンスを生かすためには、「三重県地域産業振興条例」の理念を踏まえ、地域の特性に応じた産業の振興を計画的に推進することが必要であります。

県当局におかれては、中山間地や中小企業を含めた県内の実態を的確に把握され、市町や各種団体等、地域の意見を十分踏まえた地域別の産業振興プランを作成され、関係部局とともに地域の活性化に努められることを強く要望いたします。以上、ご報告申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はございませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで環境森林農水商工分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、環境森林農水商工分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで環境森林農水商工分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○水谷県土整備企業分科会委員長 ご報告申し上げます。

 県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました議案第1号「平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか18件につきましては、去る3月5日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はありませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

○永田委員長 なければ、これで県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 次に、教育警察分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○中嶋教育警察分科会委員長 ご報告申し上げます。

 教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました「議案第1号平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか4件につきましては、去る3月6日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。

なお、この際、特に議論のありました事項について警察関係1点、教育関係3点、計4点を申し述べます。

はじめに、警察関係であります。まず、交通安全対策の推進についてです。

 本県における平成18年中の交通事故死者数は、167人と前年より4人増加し、人口10万人当たりの死者数は全国ワースト2位と引き続き厳しい情勢にあります。こうした中、警察本部におかれては、平成19年度当初予算において、県民からの要望が多く、当委員会においても提言を行ってきた信号機の整備予算の充実に対して努力をされていることは評価するものです。

 信号機の整備を着実に行うとともに、安全・安心な交通環境の形成に向け、予算の効率的な執行や知事部局とも連携した総合的な施策推進によって、一層効果的な交通安全対策に取り組まれるよう要望します。

次に教育関係であります。まず、博物館整備についてです。

 現在の博物館を暫定整備する目的で平成18年度予算に計上された設計費用の内、基本設計は約672万円で実施されましたが、実施設計については見送られることとなりました。

 この経緯について、教育委員会からは、基本設計を進める過程で、暫定整備には、当初想定していた5億円を上回り、最終的に15億円程度の経費が必要であることが判明したことから、整備内容を再検討することとし、実施設計の予算を最終補正案で減額し、暫定整備費の当初予算案への計上も行わないこととなった、との説明がなされました。

しかしながら、このような大幅な方針転換があったにもかかわらず、県民や議会に対してその経緯の説明がなされていなかったことは大変遺憾であります。

  今後、博物館整備の再検討にあたっては、県民や議会に対し適宜適切な説明責任を十分果たすよう強く要望いたします。(「そのとおり。」との声あり。)

  つづいて、放課後子ども教室についてです。

 平成19年度から実施される放課後子ども教室は、すべての子どもを対象に、放課後や週末等に学び・スポーツ・文化などの活動拠点となる居場所づくりを進めるものでありますが、学童保育として定着しつつある放課後児童クラブとの連携を図り、それぞれの運営に影響が出ないように、空き教室の利用も含め、子どもの視点に立った事業推進に努められるよう要望します。

  最後に、教育改革の推進についてです。

  昨年12月に教育基本法が改正され、本年1月末に出された教育再生会議第1次報告を踏まえた関係法令の改正が検討されるなど、国の教育改革が進められています。

 本県においても、平成19年度より、これらの教育改革の動きも踏まえ、三重県教育全体のあり方を幅広い視野から検討する「三重県教育改革懇談会」が設置されることとなっております。

 当懇談会の委員選定にあたっては、教育関係者以外からも積極的に登用するなどにより、多様で活発な議論を促し、地域主権の時代にふさわしい「三重の教育」のあり方を真剣に考える機会として活用されるよう要望します。以上、ご報告申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はございませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 最後に、総務生活分科会委員長から分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。

○     舘総務生活分科会委員長 ご報告申し上げます。

 総務生活分科会で詳細審査を分担いたしました「議案第1号平成19年度三重県一般会計予算」の関係分ほか9件につきましては、去る3月7日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定をいたしました。

 なお、この際、当分科会で、特に議論のありました事項について申し述べます。

 生活部関係の平成19年度当初予算で重点項目とされている多文化共生社会づくりの推進についてであります。

 本県の外国人登録者は、平成18年末現在で49,304人と、県内総人口の約2.6%を占めており、この10年で2倍以上に増加しています。

少子化が進行する一方で、県内に在住する外国人は、今後も増加することが予想されることから、外国人住民のための施策は、ますます重要性を増してきています。

 そうした中、平成19年度当初予算では、多文化共生社会づくりの推進を重点項目のひとつと位置づけ、外国人住民へのサポート事業などに取り組まれることとされています。

しかしながら、実施される事業が、ややもすると市町との役割分担が明確でないことなどにより、費用対効果の面で有効に働かないことも懸念されるところです。

 当局におかれては、外国人住民が地域の実情にあわせた的確な行政サービスが受けられるよう、特に、外国人住民を直接支援する主体となる市町をはじめ、民間団体や企業など多様な主体との役割分担を明確にし、多文化共生社会の実現や国際交流活動の活発化を図るための事業が、より効果的に実施されるよう創意工夫されることを要望します。

 以上、ご報告を申し上げます。

○永田委員長 ただいまの委員長報告に対して、ご質疑はございませんか。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで総務生活分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、総務生活分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 なければ、これで総務生活分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。

 なお、ここで採決に入る前に、「議案第1号ほか51件の議案」に関し全体を通して、再度、質疑があれば挙手願います。

   (「なし」の声あり)

○永田委員長 特になければ、質疑を終了いたします。

(2)       採決

議案第1号から議案第16号、議案第18号、議案第25号から議案第27号、議案第29号から議案第32号、議案第34号、議案第36号、議案第38号、議案第41号、議案第46号、議案第49号から議案第51号、議案第57号から議案第72号、議案第74号から議案第76号、議案第78号の合計52件・・・・・・ 起立 全員   可決

III 委員協議

  委員長報告(予算案及び予算関連議案関係)について・・・・・正副委員長に一任

〔閉会の宣言〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成19年3月12日  

予算決算特別委員長 永田 正巳

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