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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成20年度 委員会会議録 > 平成20年8月11日 議会運営委員会 会議録

平成20年8月11日 議会運営委員会 会議録

 

 議会運営委員会会議録

 (閉会中)
 

開催年月日  平成20年8月11日(月) 自 午前10時00分~至 午前10時38分

開催場所   議会運営委員会室

出席委員   12名

                      委 員 長    舟橋 裕幸 君

                       副委員長  貝増 吉郎 君

                       委  員     村林   聡 君

                                          中川 康洋 君

                                          中村   勝 君

                                          中嶋 年規 君

                                          藤田 泰樹 君

                                          中森 博文 君

                                          山本   勝 君

                                          森本 繁史 君

                                          中村 進一 君

                                          萩原 量吉 君

欠席委員      1名

                           委  員  三谷 哲央 君

委員外議員     議  長  萩野 虔一 君

                副 議 長  岩田 隆嘉 君

出席説明員     副 知 事      望月 達史 君

                          総務部長      福井 信行 君

                          総 務 部 室 長  中田 和幸 君

事務局職員      事 務 局 長   大森 秀俊 君

                事 務 局 次 長  高沖 秀宣 君

                  総 務 課 長  木平 純子 さん

                議 事 課 長   青木 正晴 君

                企画法務課長   内藤 一治 君

                政 策 法 務 監  原田 孝夫 君

委員会書記    議事課副課長  岡田 鉄也

                議事課主幹     山本 秀典

傍聴議員                 0名

県政記者クラブ加入記者   5名

傍聴者                     0名

 議題及び協議事項

1 委員の辞任及び選任について

2 議席等の変更について

3 会期について

4 会議録署名議員について

5 第1回臨時会の提出予定議案について

6 議案聴き取りについて

7 出席説明員について

8 三重県議会会議規則の一部改正について

9 議員派遣について

10 全員協議会について

11 8月12日の議事予定について

12 次回の議会運営委員会について

13 その他

 

 〔開会の宣告〕

 

1 委員の辞任及び選任について
 7月9日付けで岩名秀樹委員から議会運営委員を辞任したい旨の願い出があり、議長において同日付けで許可され、後任の委員として、同日付けで中嶋年規議員が指名されたことの報告がありました。


2 議席等の変更について
 会派の異動に伴う、議席及び全員協議会室の座席の一部変更について、資料1及び2のとおり変更することで了承されました。
 なお、議席の変更については、本会議に諮ることとされました。


3 会期について
 第1回臨時会の会期については、8月12日(火)、1日間とされました。


4 会議録署名議員について
 会議録署名議員は、申し合わせにより5名以上の会派に属する議員から指名することとなっており、これまでは、新政みえから2名、自民・無所属議員団から1名を指名していましたが、県政みらいの結成に伴い、5名以上の会派が3会派となったため、今臨時会から、この3会派に属する議員からそれぞれ1名を議席順に指名することとされました。
 また、委員から、会議録署名議員及び選挙立会人を、5名以上の会派に属する議員に限定する必要はないのではないかとの意見が出され、今後、検討していくこととされました。

 【協議】

○萩原委員 会議録署名議員というのは、私らなったことはないんですけど、会議録がどうだということで問題になることはよくあったんです。5名以上の会派でなければいけないというのは、決まりですけれども、今後検討してもいいのではないか。なぜか5名以上の会派だけでということを決めておく理由があるんでしょうか。私、前から疑問に思っていました。例えば、それに関連していうと、選挙の立ち会いというのも、5名以上の会派だけでいつもやられるんですね。私ら不正があると思ったことは全くないけれども、それもどうでもええことですけど、あえてそんなことは、なんで5名以上でということを決めるんやろということがよくわからない。今後の検討課題としてください。

○舟橋委員長 承りました。


5 第1回臨時会の提出予定議案について
 提出が予定されている条例案1件について、資料3のとおり副知事及び総務部長から説明がありました。
 議案の審議方法については、知事から提案説明を受けた後、いったん休憩して議案聴取会を開催することとされました。また、再開後の本会議での審議に当たっては、議案に関する質疑はなしとし、議事進行上、委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。


6 議案聴き取りについて
 提出予定議案の聴き取りは、8月12日の本会議休憩中に、資料4の日程案で行うこととされました。


7 出席説明員について
 出席説明員については、知事、両副知事及び総務部関係職員の出席を求めることとされました。


8 三重県議会会議規則の一部改正について
 会議規則の一部改正について、資料5により事務局から説明があり、議提議案第1号「三重県議会会議規則の一部を改正する規則案」を、議会運営委員会提出の議案として議長に提出することが決定されました。
 なお、この議提議案については、12日の本会議に上程し、審議方法は、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
 また、委員から、全員協議会等が正規の議会活動と位置付けられることに伴い、会議録が必要となるのではないかとの意見が出され、今後、検討していくこととされました。

 【協議】

○萩原委員 全員協議会を議会の正式の会議として位置付けようというのは、異議ないわけですが、その場合の会議録については、現在は、正式の形では残っていない。ところが、全員協議会というのは、結構、これからの県政上の重要課題について、知事とのやり取りという形であります。これが、重要事項が報告されて、それが後に残らないということになると、ネット上での録画で後から見ることはできるのかな。情報公開でコピーでもらえるということにはなっているんだけど、音声なんかも。でも、文書で残っていないということになると、前にも随分いろいろとシャープの進出の問題なんかでも、いろいろとやり取りしたことの経過がありましたし、県議会の事前審査みたいな格好でやられていると。あくまでこれは非公式のというのが今までの建前だったわけです。これが正式の会議に位置付けられた以上は、少なくとも委員会の議事録的な形ででも、きちんとした文章化で残す必要があるのではないか。書記の方なり、事務局の担当職員が要点筆記をしているということだけれども、この点はいかがなものか。これも、人がいり、お金もいるということになってくるかもしれんけど、残しておく必要があるのではないかと思います。いかがでしょうか。

○事務局 現在は、全員協議会の記録につきましては、要点筆記で記録をとっています。委員会のように逐語ではなく、要点筆記で記録をとっています。それから、インターネット中継は実施していません。また、その他の代表者会議等については、すべて公開でやっています。記録については要点筆記で、ネット中継はやっておりません。

○舟橋委員長 正式な位置付けがされた場合、記録の重要性が出てこようかと思います。ただし、萩原委員もご指摘されたように、人と金の問題もありますので、少し精査をさせていただきたいと思います。可能な範囲内のことはさせていただくということでいかがでしょうか。

             (「異議なし」の声あり)

○山本委員 全員協議会が正式なものとして議会活動の中で認知されるとなると、本会議との関係を、例えば、全員協議会で県政の課題を議事録も取りながらバンバンやるとなると、本会議との絡みはどうなりますの。今までは、あくまでも全員協議会は非公式という感じの中で、課題等についての説明、例えば「美し国」の説明をしとったんですが、その中で質疑応答をやっていくとどうなるんかな。

○舟橋委員長 私のイメージですが、全員協議会はある特定の課題のみでやっているわけですから、ある面では51人の議員の皆さんが平等にその問題について発言できる機会があります。一般質問になりますと、順番だとか、会派の中で、やりたくてもやれないときもあるわけで、関連質問という方法もありますが、それはそれで整理されていくんじゃないかと思います。一般質問と全員協議会での特定の課題のやり取りというものは。

○山本委員 質疑の場が多くなるという面ではいいと思うんですが、全員協議会と本会議との絡みというのをお聞きさせてもらっているので、場が増えるというのは構わないと思うんですが。その辺のところのけじめというか、そのあたりをどう考えてみえるのか。

○事務局 今回の協議等のための場は、議会の意思決定機関である本会議、それから委員会を補完するものというような位置付けで設置されたという解釈がされておりまして、組織上は、本会議や委員会とは区別されるべきものであると全国議長会から聞いております。従いまして、全員協議会では最終の決定ではなく、あくまでも議会の意思を決定するのは本会議であるという理解のもとで、今回の協議調整の場は、地方自治法で規定されたと承知しております。

○舟橋委員長 特定の課題を深く掘り下げるという位置付けじゃないですか。

○山本委員 いいですよ。そのところをきちっとしていただければ。議事録をきちっととって、その質疑もきちっとやっていくとなれば、議事録をとるとなれば、今までは言いっぱなし、聞きっぱなしでよかったものが、本会議並の論議になっていくということであれば、きちっと格付けをしとかなあかんなと思ったわけで。補完をするということであれば、それできちっとしてもらったらいいと思います。

○中嶋委員 先の話にもなりますが、議提議案の提案説明をする予定は特にないように思いますが、ないんですねという確認です。

○舟橋委員長 今のところ予定しておりません。

○中嶋委員 ただ単に地方自治法の改正を受けて議提議案というよりは、これまで全国議長会も通じて三重県議会が改革を進めてきた一つの成果だととらえてましたので、そのあたりを言える場面があればよかったのになという思いで聞かせてもらいましたけれど、ないのであればそれで構いません。


9 議員派遣について
 議員派遣1件が資料6のとおり提出され、12日の本会議で採決することとされました。


10 全員協議会について
 執行部から「「うま し国おこし・三重」三重県基本計画中間案について」及び「関西広域連合(仮称)の設立に関する動向について」の報告を行いたい旨の申し出があったので、12日の本会議散会後に、全員協議会を開催することが了承されました。


11 8月12日の議事予定について
 資料7の順序で取り進めることとされました。


12 次回の議会運営委員会について
 特に協議する事項が出てこない限り、第2回定例会の日程等について協議するため、9月9日(火)午前10時から開催することとされました。


13 その他
 議長から、7月31日に開催された全国都道府県議会議長会第131回定例総会に出席し、各委員会提出の議案を審議し、すべての議案について国へ要望していくことが全会一致で議決されたこと、役員選任が行われ社会文教委員会副委員長及び国土交通委員会委員に選任されたことについて、報告がありました。
 また、8月1日に、社会文教委員会副委員長として、定例総会の議決事項の実現を図るため、関係各省庁大臣等への要望活動を行ったこと、及び、同日に内閣総理大臣との懇談会が行われ、出席したことについて、報告がありました。

 【協議】

○萩原委員 議会運営に関わって、前回の第1回定例会の最終日に請願で出た案件で、郵政民営化の見直しに関する請願が出まして、これは残念ながら本会議で否決されました。私は委員会を傍聴していたんですが、委員会では、自民党の関連の会派の皆さんがこれは不採択だと、新政みえの皆さんはこれは継続審議にすべきだと、主張されていたわけですが、最終的には不採択の方が数が多くって、そういう形で本会議に上程された。私は反対討論をしましたが、結局は日本共産党だけが反対をして、他は不採択に賛成でした。このときに私は、委員会での態度と、本会議での態度が明らかに食い違っている、新政みえの所属の議員の態度が変わった。それは本質的に変わったということなのか、少数意見の留保もなかったし、議会のルールからいったら本来的におかしいのではないか。委員会の態度が間違っていたということならば、少なくとも議運なりで態度表明があってしかるべきではないかという感じがするんだけど、今後の議会のルールからいってそのあたりはどうなのか。ましてやよくあるように、委員会の態度が本会議で否決されるということになるとということもあって、態度を変えられた場合には、それこそ退場されるということもあり得たわけです。議会の本会議で、これからインターネット上で賛否の状況が表明されていくんですけど、結果として、そういう人の場合に、委員会では継続にしたけれども、本会議では反対したというのはいかがなものか。そのあたりでは、終わったことなので仕方がないにしても、今後の議会の一つのルールなり規範なりというものがあるんで、そこはちゃんとしてもらいたいな、しないとまずいんではないかというのが私の率直な意見です。今後の検討にされるのか、ご意見があれば聞いておきたいなと思います。

○舟橋委員長 今、例に出された件については、新政みえが委員会の議論から本会議の議論にどういう形で変更されたかについては、新政みえの判断でされたことですから、ここでルール化をという問題ではないと思います。もし疑義があれば、萩原委員から新政みえの三谷代表に聞いていただければいいんではないかと思います。

○萩原委員 そういうことであれば、委員会の判断が間違っていたという判断をされたという理解をしていいんでしょうか。三谷さんは今日みえないけれど。

○舟橋委員長 それは、ここで議論することではなく、いっぺん聞いてください。

○萩原委員 そうなんですか。それでは、別の問題で。これは議運の場でありますから、私、正したいなと思っている問題で、採用試験での県会議員の口利き問題で、知事がああいうように発表された、議長の記者会見でもふれてみえるわけですが、明日の全協のときに知事に面談できるから、聞いてはあきませんやろか。口利き問題で、端的に言って、こういう形のままでおいておかれるのは、議会の権威にも関わるし、非常にまずいのではないかというのが私の率直な思いです。代表者会議では問題提起させてもらったけど、端的に言って、ふざけた話だと思うんです。議員の2人がやったということだけ言っておいて、特定できません、記憶にありませんというのは。ましてや人事委員会事務局長は、議会におった人ですからね、誰が言ったか忘れたとか、県会議員の名前を皆は知らないというのは、そんなばかな話はないわけでしょう。そういうことが議会全体の責任として、県民に疑念を抱かせたので反省をせんならんというのは、議長は、議長の立場からそう言わざるを得ないお苦しい立場だったんだと思うんですけど、私は、明らかにした以上はっきりせえやということを、当局に迫るべきではないか。明日、全協があるということなので、そういう点は議会側から正すことはできないのか、あるいは申し入れて欲しいなと思います。

○舟橋委員長 先ほどもお話がありましたように、代表者会議で議論をしていただき、また、議会の代表である議長がこの問題について知事とやっていただいたので、また全協でやるというのはいかがなものでしょうか。どうでしょう他の皆さんは。

○森本委員 委員長も言われたように、議長が一つの見解を出されているわけですから、それにそって処理をしたらいいと思います。

○萩原委員 入札問題なんかでいろいろ聞いたりすると、口利きを明記して公表することになっているから、不正なんかはできるはずがないと言っているくせに、こういうことだけは、わざわざ県会議員2人がと、ようけおったわということであればわからんかも知れんけど、それならそれでちゃんと名前を出せばいい。それから議会ばかりじゃないでしょう。他のところからもいろんな関係で言われているということがあるはずやと思います。そんなものはなかったのかどうか。そのあたりも含めて、こういう形で議会全体としてなどと言われると、私ら大変迷惑するし、皆さんも一緒やと思う。それから議会の権威を下げるし、政治家とはそんなものだと言われたら大変だし、口利きどうのこうのと言うんだったら、明確に名前を書いて、公表すべきだと思う。それができないんだったら、あるいはそんなことが、人によっては隠すよという格好でやられるんだったら、こんな口利きの公表はやめるべきだと思う。そんなものわからんはずはないと思う。だけども隠してると思う。あったという事実だけは報告する。そんなものは議員の権威を落とすための知事の策略だとさえ私は言いたい。許せない。公表せよと言いたい。事務局長に迫るべきだと思う。議長もその努力はしていただいたんですが。議会としては黙っているべき問題ではないと思っています。機会があれば言いたい。

○中川委員 口利きの中身に関して言う気はないんですが、少なくとも、代表者会議でこの対応に関して、萩原委員も含めて、議長にその対応を委ねたわけですので、その上で議長がご対応なされたというところは尊重すべきであって、その部分が一議員として承服しかねるということであれば、一度議長に対応を委ねた以上、もう一度議長を通してなされるということがあってしかるべきだし、その態度が代表者会議であったということを尊重されて、全員協議会等にも臨まれるということが一つの考え方じゃないかと思うので、承服できんからどこでも言うということはどうなのかな。議長に委ねられた以上は、今一度議長に委ねられたらどうかと私は思います。

○萩原委員 それならば、議長さん、もしよければここで見解を聞かせていただけませんでしょうか。政治倫理条例というものをわざわざ三重県議会も作っているわけですけど、それに抵触するものかどうか。私らは何にもわからないままで、県会議員2人がというのを知事が一方的に発表して、名前はわからない、あるいは口利きに基づく名前も出していないということであれば、これは当局の問題にもなるんやないかと思います。

○萩野議長 代表者会議で私に委任された件につきましては、今、萩原さんがおっしゃったように、知事にも、当局の皆さんにも、あるいは人事委員会にもいろいろ聞かせていただいて、私としては、記者会見とか、公式に発表しているようなことを発表させていただいたわけですから、それ以上でも以下でもありません。

○舟橋委員長 議長が明確に方向性を出していただいていますし、過去は過去として、今後、こういうことが二度と起こらないような態勢を、会派の中でも議論をしていく、身を正していくということが今後の大切な課題だと思っていますので、それでよろしいですか。

             (「異議なし」の声あり)

 

〔閉会の宣告〕

 

 議会運営委員会

委 員 長  舟橋 裕幸

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