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平成21年2月24日 予算決算常任委員会防災農水商工分科会 会議録  

予算決算常任委員会防災農水商工分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日 平成21年2月24日(火) 自 午後3時28分 ~ 至 午後4時11分

会 議 室  201委員会室

出席   7名

                     委  員  長   中嶋 年規

                      副委員長    中村  勝

                      委   員   長田 隆尚

                      委   員   水谷  隆

                      委   員   青木 謙順

                      委   員   野田勇喜雄

                      委   員   岩田 隆嘉

欠席   なし

出席説明員

 [防災危機管理部]

                             部  長                                     東地 隆司

                             副部長兼防災危機管理分野総括室長       細野  浩

                             危機管理監                                宮崎  敏 

                             危機管理総務室長                         嶋田 宜浩 

                             防災対策室長                              堀江 俊光 

                                                                                                   その他関係職員

[農水商工部]

                            部  長                                        真伏 秀樹

                            理  事                                        南   清

                            観光局長                                     辰己 清和

                            副部長兼経営企画分野総括室長         梶田 郁郎

                            商工・科学技術振興分野総括室長              山川  進

                            担い手・基盤整備分野総括室長                平本 明大

                            農産振興分野総括室長                       望田 敏男

                            観光分野総括室長                            頓部 邦夫

                            科学技術政策監兼科学技術・地域資源室長 大泉 賢吾  

                                                                                                       その他関係職員

委員会書記     議事課副課長    池山 マチ

            企画法務課主幹   脇  光弘 

傍聴議員     なし

県政記者クラブ なし

傍 聴 者    2名

議題および協議事項

Ⅰ 防災危機管理部関係  

  1 分科会

    (1)議案の審査

     ●議案第1号 「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」の関係分

 

Ⅱ 農水商工部関係

  1 分科会

    (1)議案の審査

     ●議案第1号 「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」の関係分

    (2)所管事項の調査

     ・予算に関する補助金等に係る資料について

 

Ⅲ 委員協議

  1 分科会関係

    (1)分科会委員長報告について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 防災危機管理部関係

○東地部長 補充説明の前に、1件報告をさせていただきます。
 この2月13日に新聞に載りましたんですけれども、2月12日に消防学校の警防科警防課程の、これは消防本部から訓練に来る学生なんですが、はしごを使って放水する訓練をしていたときに、はしごが倒れまして、3名ですね、1名は骨盤骨折で1カ月入院、それから2名は打ち身ということでけがをしました。これにつきましては、公務災害の手続をとっております。今、原因究明中でして、それまでははしごを使った訓練は中止するということで考えておりますし、それから今後、原因がわかりましたら、再発防止のための安全管理徹底には努めていきたいと考えております。報告が今回遅れましたことに対しまして、深くおわびを申し上げます。

 

 1 分科会

   (1)議案の審査

     ●議案第1号 「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」の関係分

      ①当局から資料に基づき補充説明(東地部長説明)

      ②質疑

○中嶋委員長 それでは、委員の皆様、冒頭の報告事項のことに対する質問も含めて、ご質疑がございましたらお願いをしたいと思います。

○野田委員 次世代防災情報提供プラットフォームの整備ということで、次世代というからネット等を使ってホームページ、メール等の多彩なメディアで情報提供ということで、次世代だけではなくて、やっぱり現世代でも、今から仮に10年後、20年後でも対応していかなきゃならんだろうと思うんですよね。
 そう考えると、よく皮肉みたいなこと言いますけども、私はこれでいいとは思うんですけれども、ちょっと年齢が50歳を過ぎていくというか60歳を過ぎていくというか、そういう人たちがよくホームページなんか見ないよと、こういうふうなことを言っているんですよ。この辺に関しての啓蒙というか、対策はどう考えているのか教えていただきたいんですよ。

○東地部長 次世代化というのは、いわゆるホームページがよくダウンしますので安定的に運用するとか、それからウエブアクセシビリティーということで、高齢の方に見やすいとか、そういうようなことも含めて対応をとるということで考えておりますので、そうした形で高齢の方にも見やすいようなホームページづくりをしていきたいなということが1点と、もう1点は、ホームページだけではなくて、これは「防災みえ.jp」のメール配信というのもございますので、今3万件の登録がございますけれども、そういったことも利用していただいて、見に行かなくてもメールで送ってくると、こういう活用の仕方もあるんではないかと考えております。そういった総合的に活用していただけたらどうかなと思っております。

○野田委員 阪神大震災のときなんか、よくネットなんかがフリーズしたりとか、いろんなことがありますので、そのへんの対策も含めて対応しているということですよね。

○東地部長 一番重大なのがダウンしないということですので、それをできるだけ、すごい大きな災害が来ると、そこまでどうかというところありますけど、できるだけ対応するような形で今回は考えております。

○野田委員 あともう1点、インフルエンザの800万円ですかね。先般、ベトナムの方でどういうふうな対応をしているのかというので、こちらへ行ったときも心配があって、どうなのかなと思ったんですけども、向こうで話を聞くと、政府の指導に対してよく理解してというか、姉妹がいまして、姉の方が亡くなったという結果なんですけど、報道だけではですね。現地へ行ったら、妹の方が重病で、重病だった妹を当然政府というか、そちらの方から指導があって病院に入院させて、それで回復したと。ところが姉は軽かったもんやから、自己判断の中で自己処理をしたと。そうすると亡くなってしもうたという結果があったんですよね。そういうことというのが日本でもあると思うんですよ。問題なのは、まず感染者を受け入れる病院の問題とか、防災ですので、危機管理的なそういうシミュレーションという意味でですよ。実際は別にしても、やはり感染者を受け入れる態勢とか、あとそれと県全体としても、その対応ですね、この辺をしっかりとやはりシミュレーションしながら行政の責務を果たしていくということが必要だと思うんですよね。結構軽いから大丈夫だとかいう人が出てくると思うんですよ。そうすると、パンデミックの予測の中では60万人亡くなるという予測もしていますけども、こういう不幸なことになったら困りますので、そのへんを県としてしっかりと対応していかなならんだろうなと。現実として他国ではそういう状況だったと聞きますと、僕は重い方が亡くなって、軽い方は回復したんかなと思ったら全然逆で、それを聞いてちょっと正直びっくりしたという、これはちょっと日本でもあり得るなということを認識したんですけども、そういうふうなこともあったもんですから、改めてその点について県の対応についてお尋ねしたいということなんで、よろしくお願いしたいと思います。ご答弁の方はどうでしょうか。

○東地部長 医療対策ということが大きな内容になってくると思うんですが、そのことについて、健康福祉部ともども、やはり軽い、重いということよりも、新型インフルエンザということが大事なんで、やはりそういったうつさない、うつらないという対策を十分とっていくような啓発が必要ではないかと思っておりますので、そういったことの徹底を図っていきたいと考えております。

○野田委員 先程も申し上げましたけども、軽々しい自主判断はしないようにということをしっかりと徹底していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。

○中嶋委員長 ほかに委員の皆さん、ご質問、ご質疑等、ございませんか。
 今、次世代防災情報提供プラットフォームのことで野田委員の方からもご提言いただいたとおりで、やっぱり利活用を図っていただくということは大事だと思うんですね。身近な例ですけれども、私どもの会派の代表の森本繁史議員が、職員の皆さんのお手を借りて、防災メールの登録をしたら、非常に便利だということを言っていただいてくれていまして、ただ逆に言えば、携帯の使い方になれていらっしゃらない方にとっては、あの登録の仕方さえも難しいというところもあるので、結構防災メールの登録をしておけば、せっかく作っていただく見やすいホームページも見ていただけるようになるかと思いますので、そういう本当の初心者の方でも登録できるような登録フォームについても今回のこの補正予算の中で対応できるものなのかどうか、そのあたりの取組をお聞かせいただきたいんですが。

○東地部長 「防災みえ.jp」のメール配信については、当初パンフレットを作りまして説明をしたという経緯がございますので、そうしたことも踏まえまして、啓発ですね、わかりやすい操作の仕方といいますか、そうしたことも含めて検討していきたいと思っております。

○中嶋委員長 それと、ごめんなさい、もう1点。今回、気象庁の関係で市町別に注意報、警報の発令区分が変わるということも踏まえた今回見直しなわけですが、そうすると改めて今登録していただいている方も、もう一度登録のし直しをする必要が出てくるんでしょうか。

○東地部長 基本的には、登録されておる方はそのまま継続されていくということになろうかと思うんですが、ただシステム的に再構築しますので、詳細についてはもう少しわかってから説明をさせていただきたいと思っていますし、もし変更があれば、登録者については説明もさせていただくということになろうかと思います。

○中嶋委員長 はい、わかりました。
 しっかりとその利活用を図っていただける方策の第一歩として、その登録のことについてもぜひしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので。
 ほかにご質問、ご質疑ございませんか。
 なければ、これで議案第1号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」の関係分に対する質疑を終了いたします。

      ③委員間討議

        な し

      ④討論

        な し

      ⑤採決

        議案第1号の関係分      挙手(全員)     可決

 

         〔防災危機管理部 退室〕

 

Ⅱ 農水商工部関係

  1 分科会

    (1)議案の審査

     ●議案第1号 「平成20年度三重県一般会計補正予算(第8号)」の関係分

    (2)所管事項の調査

     ・予算に関する補助金等に係る資料について

      ①当局から資料に基づき補充説明(真伏部長説明)

      ②質疑

○中嶋委員長 それでは、委員の皆さん、ご質疑がございましたらお願いをいたします。

○水谷(隆)委員 1点教えてください。今の緊急雇用対策の中で2番目の金融対策の強化というところがありますけれども、これの融資限度額を引き上げていただいたと、8,000万円から1億円ということでね。これの8,000万円までの融資条件と、2,000万円上げて1億円、この間の融資条件というのは違うんでしょうか、全く同じなんでしょうか。

○南理事 県単融資の場合は無担保融資というのを、国の枠でいきますと8,000万、それから2億円ということで2億8,000万円の枠でやっていたわけですけれども、今回8,000万円を1億円にしたということで、金額を増やしただけで無担保の融資条件というのは変わっておりません。

○水谷(隆)委員 ちょっと聞くところによりますと、1億円お借りしたいんだけども、8,000万円までだとそのままの今おっしゃった条件で借りられると。ただ、あとの2,000万円を上げた場合は、ちょっと条件的に厳しくなるから借りられないんじゃなかろうかという意見がありましたもんで。

○南理事 銀行で融資する場合は、やはり返済能力というのを問われますので、やはり今までの近年の売り上げとか財務状況を見て、そこでかかる縛りというのがございますので、枠があっても銀行の判断で借りられない場合もあろうかと思います。
 以上でございます。

○水谷(隆)委員 はい、了解しました。ありがとうございます。

○中嶋委員長 ほかにご質問等ございませんか。

○野田委員 今のことと同じことなんですけど、やっぱり地元でも、担保がなくてもとか連帯保証人がなくてもという形での借り入れ金額、これが申請した金額よりも査定されて下がってしまって、何とか対応はできないことはないけども、新たなというか、ちょっと拡大したりとか事業を大きくしたりとか、そういうことができないなということが数件聞こえてくるんです。それは今南理事おっしゃったようなことだと思うんですけども、結局こんだけ厳しい時代に、これ前回のバブルのときに対応で反省は何かというと、連帯保証人をつけても、いくら保証をつけても土地価格が下がっていったりとか、結局連帯保証人も同じようにつぶれてしまって、逆に、景気が悪化していく、企業が倒産を引っ張ってしまうという、そういう結果があって、できるだけ今回はそれを同じ轍を踏まないようにという対策でやっていると思うんですよ。それにしては、結局銀行の査定の中で判断するなんていうことは、余り意味がないんじゃないかと思うんですよ、これ自身が。
 それと、無担保の場合はこれ保険でやるわけでしょう、保証の方は。そのところを、これまでは20%ですよ、銀行の負担ということになっていたのに、今回は担保がないはずなんですね。保険で全額100%するので。なのに何で銀行がそういう査定するんですか。それがよくわからないんですよ。ちょっと教えてくれますか。

○山川総括室長 基本的には、理事が申し上げたところも一部あるんですが、今回のセーフティネットについては基本的に無担保保証ですので、金融庁の方も「金融検査マニュアル中小企業融資編」というのを作りまして、従来の財務指標以外の部分もきちっと見なさいというのを昨年の11月から金融庁も指導をいただいていますし、私どももいわゆる経済危機対策会議とかいろいろなところの場でもお願いもしておりますので、まずそういったところは少ないんだろうというふうに認識していますし、従来の保証協会も相談チームをきちっと設けまして、そう、いったことに対して対応もしていただいていますし、従来貸せないようなところについても貸せるような状況を保証協会なり金融機関もとっていただいていると、お話も聞いていますし、件数も従来の指標だったらだめだったんだけど、そういうのも拡大していますというお話も聞いておりますので、個々でそういうお話も聞かれたということであると、それもあるんだろうと思うんですが、基本的には無担保ですので、皆さんに借りやすくしたという制度でございますんで、そこは改めてまた我々、金融機関なんかにもお願いもしてまいるというふうに考えておりますので、そこら辺ひとつご了解をいただきたいなと思っていますけども。

○南理事 全国的にいわゆる申し込みに対する応諾率という、保証協会のがあるんですが、直近の数字ではないんですけど、二、三週間前にちょっと調べた数字なんですが、件数でいきますと、三重県の場合は大体95%応諾をしています。金額でいって89%ぐらいという数字でして、全国レベルからいうとかなり高いところに位置していると思いますんで、ですけど100%ということではないんで、そういうことは発生していると思うんですが。
 以上です。

○野田委員 先般もちょっと外国へ行って、そういう金融施策をどういうふうにやっているのかということを聞きましたら、ベトナムでは貸すだけではなくて、返金してもらったときの評価も、そういう成果として残すというんですよ。今日本はどういうことをやっているかというと、結局貸すときだけ非常に厳しくやって、返すときのそうした経過なり報告なりということがきっちりされておるか、もしくは返済が滞っておるか、こういうことなしにどんどん入り口だけを厳しくしている。これが日本の今の金融の引き締めにつながっておるんじゃないか。いわゆる貸しはがしというところの。要するに銀行サイドだけの立場で議論しているんじゃないかというふうに見えてくるんですよね。
 ですから、そのへんのところの指導も含めて、だから僕ら聞いているのは、きっちり返済しとるのに滞ってもいないのに何で借り入れ申請金を減らされるんやということをよく聞くんですよ。それが評価もしないから、一律入り口の、それこそ選挙の公約じゃないけど、何で公約したのにそのことやってくれんのやというようなこともあると思いますんで、そうしたことも含めて、入り口だけじゃなくて、出口の評価というものもこの金融施策の中でやっぱりやるべきだと僕は思うとるんです。やったら、確かにあなた結果的にこうだったやないかということも含めて、実績踏まえてやれば返すときに大分渋っとるよなと、ちょっと1年遅らせてやっとるよなというような話になってくると、僕らにもそんな貸しはがし的な話は来ないと思うんですよ。きっちり返しとるのになぜなんやということの話なんですよ。ですから、そのへんのところも踏まえて、よく銀行と話し合っていただきたいなと思うんですよ。やっぱり返すときの成果というものもきっちり評価した中で金融市場を対応してほしいなというふうに思いますんで、よろしくお願いします。

○南理事 先程山川総括室長の方から申し上げましたけれども、単なる財務指標を見るとか今までの例えば条件変更があったとか、そういうことだけではなくて、経営力もきちっと見て判断をするというのが金融庁の方から指導が出ておりますので、そのへんもお話はさせていただきたいと思います。

○野田委員 わかりました。

○青木委員 1つだけ確認します。
 ちょっと説明のときに聞き落としたかわからないんですけども、獣害につよい地域づくり推進事業、今度補正を増やしているんですけれども、これについては中身が別に変わったわけじゃない。というか、さらに地域を増やしていこうとか、充実してこんなふうにするとか、そのへんちょっと詳しく教えてほしいんですけど。

○望田総括室長 22年までに50のモデル集落を作っていきたいというふうに考えていまして、まずは21年度までは28ぐらいで、それで50までいきたいというのが1点。そのためにリーダーの育成をしたり、それから市町に対する集落ぐるみで追い払うことに対して支援の助成を厚くさせていただきたい。当然ながらその28になるような形での応援もさせていただきたいというふうに考えておりまして、そういう意味では厚くしております。
 以上でございます。

○青木委員 現状まだまだ県内問題のあるところ多いと思うんですけど、その現状と予算は大体合うんですか。まだまだ足らんという感覚ですか。そのニーズというか。

○望田総括室長 今、既に先週も伊賀の方で研修会等やっておりまして、5カ所回ります。そういう中でニーズも聞きながら、それから今国の方で、ご承知のように、被害防止計画を立てておりますので、それが今年19で、もしかしたら23ぐらいまでいくんですが、そこらへんという意味では、市町村からの要望やらも上がってきますので、そういう意味では国の事業と県の事業をうまく組み合わせながら、着実に地域のニーズに応えるようにしていきたいと考えております。
 以上です。

○中嶋委員長 ほかにご質疑ございませんか。

○中村副委員長 4ページの表で、最後6番にふるさと雇用再生と緊急雇用創出で5事業、23事業と分けていただいています。いただいた資料でいきますと、三重県全体でふるさとの方が50人、それから緊急雇用で800人という雇用を創出するということになっておりますけども、この農水の関係で、どれがふるさとで、どれが緊急雇用で、どこに何人というのがわかればお願いしたいんですが。

○真伏部長 今回補正にはこれは上げておりませんもんで、あえて説明もさせていただかなかったんですけども、ふるさと雇用の方で全体3年間でございますけども、雇用としては延べ35人程度の雇用という話を考えています。それと緊急雇用では同じく3カ年で205人程の雇用というものを考えております。
 一覧表はどこかにあるかな。

○中嶋委員長 そうしましたら、当初予算のときに農水商工部関係のこの2つの事業の中身と、その雇用の人数の表を出していただいて、そのときに改めて議論させていただくということでよろしいですか。

○真伏部長 そういうところでよろしゅうございますか。

○中村副委員長 それでお願いします。

○中嶋委員長 ほかにご質疑ございませんでしょうか。
 南理事、ちょっと確認させてほしいんですけど、先程おっしゃられた応諾率の件ですが、三重県としては件数で95%、額で89%ということなんですけども、これは信用保証の応諾率ということで。

○南理事 そうです。保証協会の。

○中嶋委員長 保証協会の。全国平均とかはわかりますか。

○南理事 全国平均でいきますと、件数で90%、それから額で78%でございます。1月20日現在でございます。

○中嶋委員長 それで、実は私どもが聞いている話は、例えば三重県の場合ですと5%の認めていただけなかった件数の方々なり、11%額を認めてもらえなかった方々の声に加えて、信用保証協会のところまで行かない、いわゆる門前払いですね、金融機関で。そういうものもあると聞いているんですよね。ですので、今水谷委員とか野田委員が危惧されるようなことというのがやっぱり出てきていると思うんです。非常に高い応諾率で、今までの三重県信用保証協会にはない保証姿勢だとは評価するところではあるんですが、例えば件数でいったら5%はなぜ保証できなかったのか。金融機関で保証協会まで持ち込まない、持ち込んでよとお願いしてもそんなもの無理だからだめですよと言っている例もやっぱりあるのはあると思いますので、そのあたりもよく把握していただいて、今回の補正予算も含めて、しばらくこの1億円までのこの金融支援というのは非常に効果のある事業だと思いますので、それをさらに効果あるものにしていただくために、ぜひとももうひとつ細かいところまでちょっと目配りをしていただいて、金融機関とか信用保証協会の方にも情報をとっていただいて、また我々の委員会の方、議会の方にもいろいろと情報ご提供いただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

○南理事 今回、経済危機対策会議を立ち上げて、金融機関も入っていただきました。今後、専門調査会議ということで地区別にも話をさせていただく機会が持てると思いますので、委員長おっしゃられたようなことも含めて、そちらの方で対応させていただきたいと思います。

○中嶋委員長 ぜひよろしくお願いをいたします。
 ほかにご質疑等ございませんでしょうか。
 なければ、これで議案第1号の関係分に対する質疑を終了いたします。

      ③委員間討議

○中嶋委員長 本議案に対する委員の皆様方の委員間討議としましてご意見をお願いしたいと思いますが、ご意見ある方、いかがでしょうか。

○野田委員 今の緊急融資の問題での、そうした貸し渋り的なことがないように、改めてやはり皆さんにも確認していただきたいと思うんで、少しそれは委員長報告の中に入れていただきたいなと思うんですけど。

○中嶋委員長 全く言われるように、やっぱり5%の件数の方の声というのは非常に重いんで、私もちょっと気にかかっていたところなので。
 ほかにご意見等ございませんか。

○水谷(隆)委員 今、野田先生おっしゃったとおりだと思うんですけども、やっぱり多少銀行間によっても差があるんですよ、対応の差が。だからそのへんを今答えがあったように、やっぱりきちっとした対応をすべきだというふうに僕も思いますんで、その辺ひとつよろしくお願いしたいなというふうに思います。

○中嶋委員長 ほかにご意見ございませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長 よろしいですか。
 なければ、本議案に対する委員間の討議を終了いたします。

      ④討論

       な し

      ⑤採決

       議案第1号の関係分      挙手(全員)     可決

   

       〔農水商工部 退室〕  

 

Ⅲ 委員協議

  1 分科会関係

    (1)分科会委員長報告      正副委員長に一任

 

〔閉会の宣言〕

 

 

予算決算常任委員会防災農水商工分科会委員長   

中 嶋 年 規

 

 

 

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