このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

スマートフォンサイトへ移動

三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成21年度 委員会会議録 > 平成21年11月6日 議会運営委員会 会議録

平成21年11月6日 議会運営委員会 会議録

  

議会運営委員会会議録

(開会中)

開催年月日    平成21年11月6日(金)自 午後1時1分~至 午後1時22分

会 議 室      議会運営委員会室

出席委員      12名

               委  員  長   中村 進一

               副委員長   森本 繁史

               委   員  森野 真治

                        委   員  中川 康洋

                        委   員  中嶋 年規

                        委   員  舘   直人

                        委   員  前田 剛志

                        委   員  水谷   隆

                        委   員  貝増 吉郎

                        委   員  萩野 虔一

                        委   員  西場 信行

                        委   員  萩原 量吉

欠席委員      なし

委員外議員   議    長       三谷 哲央

出席説明員   副    知    事  江畑 賢治

                総 務 部 長           植田   隆

                総務部総括室長   中川 弘巳

                総 務 部 室 長      中田 和幸

事務局職員   事 務 局 長       大森 秀俊

                事 務 局 次 長      高沖 秀宣

                総 務 課 長       木平 純子

                議 事 課 長       青木 正晴

                企画法務課長         永田 慎吾

                政 策 法 務 監       原田 孝夫

委員会書記   議事課副課長       米田 昌司

           議事課主幹          西塔 裕行

傍聴議員        なし

県政記者クラブ   7名

傍 聴 者        なし

議題及び協議事項

1 議事予定の変更について
2 議案に関する質疑の申合せについて
3 次回の議会運営委員会について
4 その他

〔開会の宣告〕

1 議事予定の変更について
 
平成22年度当初予算の編成状況等について、執行部から説明があり、別紙の日程変更案が了承されました。

【協議】
○江畑副知事 平成22年度予算編成に関する日程について、ご説明申し上げます。
 まず県政運営方針や予算調製方針等の審議日程につきましては、ご配慮をいただきありがとうございました。平成22年度の予算編成に関する日程でございますが、国の予算編成の動向を把握しながら県として対応していく必要があるわけでございますが、来年度の国の予算編成が概算要求の再提出が10月15日ということになっておりまして、例年より遅れているということもございます。そのため、例年11月20日頃に各部からの予算要求を設定しておりますけれども、今年度はそういうこともございまして、提出日を1週間遅らせて11月27日に設定したいと考えているところでございます。こうしたことから、例年12月初旬に予算決算常任委員会で行っておりました、当初予算の要求状況の説明につきましても、12月中旬に遅らせていただきますようご配慮をお願いいたします。度々の日程変更のお願いで大変恐縮でございますが、よろしくお願い申し上げます。

○中村委員長 ただいま当局から説明がありましたが、事情やむを得ないものと考えられますので、関係する議事予定を遅らせることでいかがでございましょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○中村委員長 それではそのようにいたします。このことについて、議事予定の変更案を作成いたしましたので、事務局に配付させます。

          (事務局により「別紙」配付)

2 議案に関する質疑の申合せについて
 
資料1の質疑・質問等に係る議会運営委員会の申合せ事項について、4(2)「開会日等提出議案に関する質疑は、代表質問及び一般質問を行わない議員のみに認める。」を削除することとされました。

【協議】
○中村委員長 先の委員会でご意見をいただきました、「開会日等提出議案に関する質疑は、代表質問及び一般質問を行わない議員のみに認める。」旨の申合せについて、ご協議をお願いいたします。
 この申合せにつきましては、私ども正副委員長で預かりというふうになっておりました。過去の状況を調べさせていただきました。一昨年の『会期に関する検討プロジェクト会議』の検討結果を踏まえまして、平成20年2月19日の議会運営委員会におきまして、申合せを決定したものであります。
 プロジェクト会議での検討の過程で、質疑は、①すべての議員に認める、②一般質問をしていない議員に認める、③一般質問の割り当てのない会派の議員に認める、という3案が示される中で、同じ議員ばかり発言する結果になりかねないので、発言していない人にチャンスを与えていく方がよいという意見もあり、代表質問及び一般質問を行わない議員のみに認めるということになったように聞いております。
 このことにつきまして、私ども正副委員長で議論をさせていただきました中では、こういうシステムが動く以前の段階での議論ということで、実際に今、本会議等でなされている中からいきましたら、変更して幅広く行ってもいいのではないかという、我々としてはそういう考え方を議論としてさせていただいたわけですけれども、改めまして皆様のご意見を頂きたいというふうに思いますが、如何でございましょうか。

○萩野委員 資料1の(2)の黒い太枠で書いているところをはずしてしまうということですよね。代表質問、一般質問した方も質疑はできるというふうにするということですよね。ですから、たとえば2名会派であれば2名とも質疑ができるというふうになるわけですよね。

○中村委員長 きっかけの議論で、少数会派の発言の幅ということもあったんですけれども、それ以前に、まだスタートする前の段階でのこういう心配の議論もあったわけでありますけれども、今、私どもでそれをはずしても特に大きな支障もないというふうな考え方に至ったもんですから、皆さんに提案をさせていただいているということでございます。

○萩野委員 正副委員長で判断されたんでしたら、特に異議はございません。

○貝増委員 うちも異議なしです。

○中嶋委員 私も全然反対するものではないんですが、申合せの話よりも下のレベルの話になろうかと思うんですけれども、たとえば一般質問した内容をさらにまたぶり返して質疑で同じようなことをされるとか、質問と質疑を分けたということについては、よくよく議会運営委員会の中でも把握した上で、発言の統制をするという意味ではないんですが、せっかく質疑の時間をつくったという趣旨をよくよく踏まえた常識の範囲というところを改めて確認したうえで、私はこれをなくしてしまうことの改正には賛成でございます。

○西場委員 今の中嶋委員の話を聞いて、この機会にお聞きしたいのですが。一般質問の前に議案が提案されますよね。それに関連する質問が多々あるわけです。それで終わってから、また議案質疑と。何か一般質問のミニ版がまた出てくるような感じを少し受けるわけですけれども、これができたときの経緯なり認識が浅いのかもしれないけれども。議案質疑というのは、むしろ一般質問の冒頭といいますか前にある方が、議案質疑としての位置付けがいいのではないかという気がしますが、どんなもんなんでしょうか。

○萩野委員 私も感覚的には西場委員がおっしゃったような形で、質問の前に質疑があるのが普通だと思いますけれども。今、そんなことを想定して提案されているわけではないと思いますので、今回の場合は、そのように今、提案されたような形にしていただいて、今の思いについては私も同意見でございますので、今後、正副委員長で検討されるとか、日程の問題がございますので、それ等を勘案して決定していただけたらというふうに思います。

○中村委員長 議案質疑につきましては、始めたらどういう状況になるかという想定の中で、プロジェクトで議論をしていただいて、実際に今スタートをして、今おっしゃっていただいたようなことも雰囲気的にはあろうかというふうに思いますし。これはまた、このことにつきまして、少し正副でどう扱ったらいいのかということも含めまして議論もしてまいりたいというふうに思っておりますので、先ほど私どもの方から提案させていただきました申合せ事項を一部、代表質問及び一般質問を行わない議員のみに認めていたのを、全議員に議案質疑を認めるという形の部分につきまして、この場で変更ということで確認させていただいてよろしいでしょうか。

          (「はい」の声あり)

○中村委員長 それでは、そのようにさせていただきます。よろしくお願いいたします。

3 次回の議会運営委員会について
 
特に協議する事項が出てこない限り、追加提出予定議案等の議事について協議するため、11月16日(月)に開催することとされました。

4 その他

【協議】
○萩原委員 決算の審議というか認定議案について、総括質疑というのも行われました。それで、他会派の方のことも含めてですけれども、本当に長い一日やったなという思いは、随分、当局の方もそうやとは思うんですけども、私らも感じたわけです。それで、あの決算審議のおもしろみというのは、一つはやっぱり事前通告をせんと、自由闊達に昨年度の決算に関わって一体どうなんやというようなことの審議やというふうに私も理解をしておりましたけれども。通告制はとっていないとは思うんだけれども、いかにも待ってましたとばっかりに各部長なりが、たーと書いてあるのをそのまま読み上げておったわな、本当の話。これは政治家の問題ではあるけれども、今もう国会でも答弁書を読むのをやめてみたいな話しもあるけれども、なんか本当に決算をより深めて来年度予算に活かそうみたいな形の論議が、そう言ったら失礼ですけれども、率直に感じたところです。それで、こういう形で形骸化されていくのは困るなという思いもしてましたし。まあまあこれはそういうふうな形での決めでありましたから、あれやったんやけども、私ら本当に10分で苦労する。きょうはまた6分間というような形にもなるわけで。私はこのあたりはもうひとつ本当に実質審議をやるという点で、私ら正直言うて認定議案に対しては反対するんやというふうな立場でもありますから。国会でも今、野党第1党の自民党からぼーんと始めて、論議をやってみえるし。答弁もペーパー離れてというふうな点も含めて、実際にかみ合うような論議にしてほしいな、すべきではないかな。国会ではみんなの党というのは、本当にごく少数ということの中で、しかし、あの人も結構長い時間テレビに映ってやってみえましたですよね、渡辺喜美さんなんかも。そういう意味では、みんな見ておって、おもしろいな、かみ合ってるなという、それが県民の本当に開かれた議会でもあるし、県民の期待も広げられるしという感じで、博物館の見直しだけは、なかなか知事も雄弁に大いに反論してみえたというのは、これはこれでなかなかおもしろかったぐらいにしか私は思えなかったんですが、そんな点を率直に感じました。私は当局の方の答弁も、答弁書読み上げみたいな格好やなしに、本当にああいう場で自由に一問一答なり、大いにかみ合うような論議を、そしてそれが決算審議で来年活かせるようなという、そんな形にしてもらうべきと違うんかなという思いをいたしますんですけれども。それは私の思いですけれども、ご意見などいただけたら、また、ありがたいとは思いますが。以上です。

○萩野委員 今形骸化しているというようなことをおっしゃられましたけれども。質問された方に極めて失礼な発言だと思います。質問される方はそれぞれの立場で、それぞれ質問されているわけで、そのことが形骸化しているとか、実質審議ができていないとかいうふうな形の発言というのは、私は質問された方に極めて失礼かなという思いを今持たせていただいて聞きました。ただ、議論の中身というのは、それぞれの議員が考えて、それぞれ自由にやればいいことであって、総括質疑の制度そのものについて、もっと見直すところがあるというなら、みんなで見直せばいいんですけど。中身について形骸化しているとか、質問した人に対して極めて失礼だというふうな感じは、私は今持たせていただきました。

○萩原委員 若干、誤解があるようですが、私は決算審議そのものが形骸化しているという感じを率直に持ったということで、特に、皆さんも感じませんですか。翌日の補充説明という分科会の、あれは2日ありましたけれども、ほとんどが午前中に終わって、補充説明と言いながらですね、あれは数字をだーと並べて読むだけでしょ、部長らが。それで、実際これで聞けと言われたって、資料も何も持ってきておらん、そんな中でですね、十分聞こうと思っても聞けへんやないかみたいなとこもあるし。数字を羅列されただけで、あれが決算かというふうに言いたい部分もあるし、というのも含めて。私はやっぱり、せっかく知事が出てきた時に、大いに総括質疑だったら知事の姿勢を厳しく問う、見解も問うというような格好であるとよかったんだけども、知事はそんなに出てこなくて、全体としては部長らがだぁーと読み上げての答弁みたいな格好になってるということは、私は質問者の質問の中身がどうのこうのというのやないけれども、いかにもなんか通告をしておった、待ってましたとばかりの、はい答弁書を読み上げて、みたいな形に受け止められて、中身が十分かみ合っていなかったなという思いも率直にしてますし。ちょっと残念やったなという思いもしながら申し上げたということでもあります。

○中川委員 萩原委員の感想の範囲として聞く分には、僕はかまわないのではないかなというように思いますけども。それぞれの議員が一生懸命、課題をとらえて質問しているというところもあると思うし。それと萩原委員、いつも質問時間の確保を常に言う議員でありながらですね、今の発言の冒頭に、決算の総括審議を長い時間つらつらと行っていたという発言は、それはちょっとどうかなと思うので、その辺のところは訂正していただいて、後は、萩原委員が感想として言われたことを、当局がどうとらえ、それぞれの議員がどうとらえるかの問題だと思いますので、もうそろそろこの議論は終わっていただいていいんじゃないでしょうか。

○萩原委員 もう一言だけ言わせて。それも誤解です。私の委員会だけなんか知らん、他の委員会もほとんどそうではないんかなというふうに思うけども、議員間討論を、議員間討論をと言うてね。議会基本条例との関わりも含めて、いろいろ言われてきてるけども、本当の意味での議員間討論というのはあるんやろか、という思いさえするわけです。そういう点では、率直な意見を出し合って丁々発止と批判しあったっていいと思うし。議院内閣制ではないから、そういうような議員同士でのやりとりというのは、そうないけれども。だけどもやっぱり私はそこは率直な感想も含めて大いに私の意見に対して間違いは間違いで指摘もしてほしいし、ということも合わせてお願いをしておきたい、ということで。ましてや6分、10分という時間、実際のあれからいうたら割り当てをふやしたっとんのやぞということにはなっておるんやけど、実質審議がなかなかできなくて。私は議決に対する責任というが問われるから、質疑も大いにしたいし。そして、反対もするものはする、というふうな立場でありますので、その点はご理解いただきたいと思います。以上です。

○中村委員長 いろいろご意見はあろうかと思いますけれども、その都度こういった会議のあり方につきまして、さまざまなご意見を闘わせていただくということは大事かというふうに思っておりますので、きょうの議論、それなりに、それぞれの会派に持ち帰っていただければというふうに思います。
 後の会議の予定もあるようでございますので、この際議長から何か発言はございませんですか。

○三谷議長 今の話で、予決の総括質疑は確か通告なしということが、申し合わせで決まっておったと思いますので、その点だけもう一度ご確認をいただいて、できればがちんこ勝負で、やっていただくのを私は期待をいたしております。以上です。

 

〔閉会の宣告〕

 

 三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。

 議会運営委員長  中村 進一

 

ページID:000019934
ページの先頭へ