平成２２年度県内調査概要（ 県土整備企業常任委員会）

調査内容
１　近鉄川原町駅周辺総合整備現場（四日市市川原町）
　　踏切除去による交通の円滑化や地域の治水安全度の向上などを目的に、県、四日市市、近畿日本鉄道株式会社の３者で平成１９年度から取り組んでいる事業であり、これまでの当該事業の進捗状況等について調査した。

２　長島海岸（桑名市長島町）
　　長島海岸については、平成１７年度に実施した耐震調査により、地震時の液状化に伴う堤体沈下で津波や高潮に対する防護機能が果たせないことが判明したため、耐震化事業が平成１９年度から実施されており、これまでの当該事業の進捗状況等について調査した。

３　播磨浄水場（桑名市播磨）
　　昭和５２年３月から給水を開始している、木曽川総合用水を水源とする播磨浄水場を施設見学することで、その浄水処理過程を調査するとともに、環境対策として行っている太陽光発電等についてもあわせて調査した。

調査内容 
１　景観まちづくり整備現場（多気町女鬼峠地区）
　　かつて伊勢参拝を終えて熊野詣でへ向かう旅人が通った「熊野街道」の最初の難所である女鬼峠地区で、地域住民が中心となった景観まちづくりが進められており、その全体的な取り組みと、県が実施した歩道の修景整備について調査した。

２　三瀬谷発電管理事務所（大台町菅合）
　　昭和４２年に中南勢地域において、工業用水の確保と発電を目的に建設された三瀬谷ダムと三瀬谷発電所を施設見学することで、最近の電力事業の状況や管理運営上の事前放流等について調査した。

３　紀勢自動車道紀勢大内山ＩＣ付近（大紀町大内山）
　　現在、紀勢自動車道では、中日本高速道路株式会社が紀勢大内山ＩＣから紀伊長島ＩＣまでの区間を、平成２４年度の開通に向けて工事を進めており、その工事の進捗状況等について調査した。