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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成22年度 委員会会議録 > 平成23年3月2日 防災農水商工常任委員会 予算決算常任委員会防災農水商工分科会 会議録

平成23年3月2日  防災農水商工常任委員会 予算決算常任委員会防災農水商工分科会 会議録

   

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防災農水商工常任委員会

予算決算常任委員会防災農水商工分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日    平成23年3月2日(水) 自 午後2時30分 ~ 至 午後3時14分

会 議 室       201委員会室    

出席委員        8名

                           委  員  長      末松 則子

                 副委員長   辻   三千宣

                 委       員   北川 裕之

                 委       員   藤田 泰樹

                 委       員   水谷      隆

                 委       員   吉川      実

                 委       員   西場 信行

                 委       員   藤田 正美

欠席委員        なし

出席説明員

          [農水商工部]

                 部  長                                                         渡邉 信一郎

                 副部長兼経営企画分野総括室長                    加藤 敦央

                 農産振興分野総括室長                                  山田 裕典

                 農水商工総務室長                                         嶋田 宜浩

                 財務経理室長                                                匹田 實也

                 農業経営室長                                                近藤 和夫

                 農産物安全室長                                            芝田 充弘

                 農畜産室長                                                   赤松      斉

                 農業基盤室長                                               福岡 重栄

                 企画・経営品質特命監                                   冨田 康成

                 人権・危機管理特命監                                   渥美 仁康

                 家畜防疫衛生特命監                                     小畑 晴美

                                                             その他関係職員

          [防災危機管理部]

                 危機管理監                                                   井坂      均

                 危機管理総務室長                                         片山 達也

          [健康福祉部]

                 健康危機管理室長                                         西中 隆道

                 薬務食品室長                                                山口 哲夫

                                                             その他関係職員

委員会書記        議   事   課          主査  坂井      哲

                           企画法務課    主査  小野 明子

傍聴議員        村林 聡

県政記者クラブ 2名

傍 聴 者          2名

議題及び協議事項

Ⅰ 常任委員会(農水商工部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)県内で発生した高病原性鳥インフルエンザ(第2例)の状況について

Ⅱ 分科会(農水商工部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第75号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第13号)」の関係分

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 常任委員会(農水商工部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)県内で発生した高病原性鳥インフルエンザ(第2例)の状況について

    ①当局から資料に基づき説明(渡邉部長)

    ②質問

〇藤田(泰)委員 本当にご苦労さまですとしか言いようがないと思うんですけれども、先程も本会議の方で質疑がありました。今回24万羽ということで、費用面でも大きく見込み違いというか、見込みが変わってくるというふうに考えています。そのへんについて今検討していただいている最中だとは思いますが、ざっとどの程度、補正を組んでいく必要があるのかということが1点。
 それと、これは萩原議員が言われていましたけれども、県職員の方については各担当部局長、所属長からの指示で、健康管理についてもしっかりとということだったけれども、かなり多くの市町から応援部隊も来ておるわけです。そちらの方についても同様の指示がなされており、そういう体制が実際にとれているのかどうかを少し確認させていただきたいと思います。

〇渡邉部長 まず、次の分科会で、既に発生いたしました紀宝町の関係で補正予算をお願いしております。今回は南伊勢町ということで、今議案審議の中でもございましたように、大規模で、私どもの想定を超える大きさでございます。予算をはじいてはいるのですが、今、まだ作業中でございまして、いくらという数字を、来週には出したいと思っています。数字は今現在、計算中ということでご容赦をいただきたいと思っています。
 それとあわせて、各市町を含めた関係機関ですが、実は地方にもそれぞれ、私ども本庁にあります関係部局長の対策会議と同じく、そういう会議を設けておりまして、そこで市町の方々の情報伝達を含めてやるような形になっております。
 ただ、正直に申しまして、少し、連絡体制の中で緊急性が高かったものですから、一部抜け落ちたり、不徹底の部分もあるかと思います。できるだけスムーズにいくように努力していますが、なかなか現場が24時間という体制でございますし、それともう一つは、一刻も早くと迅速化を非常に言われて、国の方からも指導を受けている関係上、どうしてもそのへんのところが行き違いがあったりするということは十分認識はいたしております。できるだけスムーズにいくように今後は進めてまいりたいと思っております。

〇藤田(泰)委員 特に、職員の方々、ふだん経験しないことに携わっていただいていますので、精神的なものも、かなり負担が大きいだろうというふうに想定します。十分そのへんに配慮をしていただきたいということと、予算組みの中でちょっと心配をしておるのが、1回使い捨ての防護服です、白いやつ。全国的に21例目が出たということで、実際に県として備蓄をしていく上で、その対策というものは大丈夫なんでしょうか。

〇山田総括室長 先程、部長から説明がございましたように、これから分科会でご議論いただきます補正予算の中で、必要な消毒、殺処分作業の中に必要な経費といたしまして、必要な防護服ですとか、その他もろもろの資材につきましても、所要額を設けさせていただいているところでございます。
 先程申し上げましたように、また追加の補正ということも考えておりますので、その中でまた必要な予算をお認めいただいて……。

〇藤田(泰)委員 違う、入手できるかどうか。
〇赤松室長 防護服につきましては、2回目の南伊勢町の場合にはちょっと予備があったので、紀宝町の残りをまず回しまして、その後に発注をかけております。現時点では、使い方にもよりますが、一番よく使ったとしても多分二、三十日分ぐらいの備蓄はしてあります。ですので、ある程度は使えるという形で考えております。ただし、いろんなものでインフルエンザの必要量も使わせてもらっておりますので、そこらへんのところは後で整理が要るかと思います。

〇加藤副部長 若干、補足なんですけれども、県としてもともと新型インフルエンザといいますか、健康福祉部で1万着のタイベックスを用意していました。そういうところもこちらへ譲っていただきながら、そこは調整をしながらやっておりますので、今のところ県としては必要な分は補充をしつつやっているということになります。
 それから、もう1点補足なんですけれども、職員、それから派遣を要請したといいますか、応援をいただいている職員の方々の健康面なんです。現場へ入る際に健康診断を受けます。それから出る際にも健康診断を受けて、そこで問診票じゃないんですけれども、その後10日間、体調はどうですかというようなチェックをする形になっています。もし何か異常があればこちらの方へ申し出てくださいというようなことで体制をとっておりますので、そこはメンタル面も含めてきっちりケアをというようなことでやっております。

〇末松委員長 ほかにございませんか。

〇吉川委員 今、見せてもらった殺処分、ビニールに包んで、それを大きな穴を掘ってビニールでまた上からかぶせるのか。将来それは腐食もしてくるし、どういう処分をするのですか。あのまま置いとくのですか。土地の持ち主も大変なことやと思う。

〇末松委員長 ご答弁いただけますか。

〇小畑特命監 家畜伝染病予防法では、発掘の禁止ということで、あのまま3年間据え置きます。その後、腐敗が進んで土壌に返るようでしたら、そのままでもよろしいんですけれども、状況はいろいろあると思います。それに応じてという対応になろうかと思いますけれども、今のところ3年間は発掘禁止ということで、あのままにして状況を見ます。

〇吉川委員 3年たったらもう腐食して大変なことになっていると思うけど、そのまま置いておくのですか。3年たったら掘り出すのですか。

〇渡邉部長 今回は町有地ということで、町で土地利用をどうされるのかも含めて、委員のご心配もごもっともなんで、どういう形で最終的にやっていくのか、先行事例というんですか、先行してやられた県の事例も学びながら、その土地利用についてはよく相談したいと思います。大変申し訳ないです。初めてのことで、3年後にどういうふうな状況になっておるかは、ちょっと推測を出ませんので、お答えはご勘弁いただきたいと思います。

〇吉川委員 三重県は今、こういう鳥インフルエンザが発生した。しかし全国の事例というのはわからんのですか、どうしているか。

〇渡邉部長 今二十何例出ていますけれど、これはまだ初発です。委員がご指摘のように、例えば3年後、5年後となると事例が少のうございます。そういう意味でのどうするかということは、直ちに今、調査する事案が少ないという状況でございます。

〇吉川委員 過去にこうしたことはなかったということだ、全国で。

〇渡邉部長 ありましたけど、そうたくさん事案がなかったという意味でございます。

〇吉川委員 そうですか。いいかげんな処置やと思います。

〇渡邉部長 私どもでは法に基づいて、適正な処置をやっておりますので、3年間は必ずその場に置くと、これはもう法どおりにやらせていただきます。ただ、3年後、法的に自由に使っていいという部分については、まさしく土地の状況を見て、町とご相談して一番いい方法を考えていくしかないと思っております。決して適当にやっておるわけではないので、ご理解をいただきたいと思います。

〇吉川委員 予算的な説明があったけど、これ聞いてもいいのですか。

〇末松委員長 いいえ、予算は、後です。
 ほかに。

〇北川委員 何度も出ておる話で、かぶりますがごめんなさい。本当にお疲れさまでございます。今回、大規模ということで、逆にこの規模の箇所数というか、県内であとどれくらいがあるのか。それから、最大級のところになると何万羽という規模になるのか、そこだけまず教えてもらえませんでしょうか。

〇小畑特命監 今の、あと同じ規模がどれぐらいあるかというご質問ですけれども、ちょっと手元に資料がございませんので、後で届けさせていただきます。

〇北川委員 最大級もわからないですか。

〇小畑特命監 最大級、はい。

〇渡邉部長 ちょっと手元にないんですが、非常に多いという、この24万羽より多い農場はございます。

〇北川委員 これ以上、大きなところでということになれば、また体制的にあってはならないことですけれども、リスクマネジメント的には体制というのも当然、想定をされなくてはいけないので、ちょっとお聞きしたところです。
 あわせて、職員の方も大変ご苦労いただいているんですけれども、今回、南伊勢町に当たられた方というのは、前回の紀宝町に当たられた方とダブりの部分はかなりあるんでしょうか。それから、獣医師については、もうこれは恐らくダブらざるを得ないというか、もう引き続いてご苦労いただいている環境かと思うんですが、そのあたりの状況についても教えていただけますか。

〇加藤副部長 職員については、紀宝町で実際に当たられた職員が、全体の動員の中で当然今回も当たっています。ちょっと比率的にどうというのはわかりませんが、私が現場で、ここのところ毎日行っていますので、そこでは紀宝町でやった職員の顔を何人も見ていますので、そこは今回、前よりも動員数が多いもんですから、当然、当たらざるを得ないというような状況になっていると思います。
 それから、獣医師については、全体の獣医師が五十数名ということで、そのうちの半数近くは現場に張りついているということです。なかなか今回は規模が大きいので、そういう意味で国なり、他府県からの応援を要請したというような状況でございます。

〇北川委員 特に、肉体的、精神的にかなり負担が、負荷がかかる作業だと思いますので、そのへんの配慮も十分にやっていただきますように、お願いだけさせておいていただきます。

〇末松委員長 ほかにございませんか。

〇辻副委員長 ちょっと位置関係を知りたいんです。旧南勢町の内瀬と始神、斎田の間の、そうですね伊勢路という地域ですか、その伊勢路の土地のどのあたり、例えば伊勢路から伊勢の方へ抜ける道がありますけれども、その内瀬寄りなのか、それとも始神寄りなのか、そのへんの位置関係をいいですか。

〇渡邉部長 伊勢路へ行く、サニーロードがございまして、こちらから参ると右折する道があるかと、ちょうどその右折路のところに町営の野球場というんですか、グラウンドがある道でございますが、そこを入って1キロから2キロぐらい奥にございます。

〇末松委員長 ほかにございませんか。
 よろしいですか。

          〔「なし」の声あり〕

〇末松委員長 そしたら、先程の北川委員の資料ですが、全委員に提供していただきますように、よろしくお願いいたします。

〇渡邉部長 わかりました。全員にまた至急、届けさせていただきます。

〇末松委員長 それではないようでございますが、今回、県内で2例目となります高病原性鳥インフルエンザが新たに発生したということでありますので、4日の防災農水商工常任委員会終了後に、南伊勢町の現地調査を行いたいと考えております。委員の皆様方のご意見はいかがでしょうか。
 よろしいですか。

〇吉川委員 議会も住民も足を踏み入れたらあかんという話を、ちらっと聞いたんだけどいいのですか。

〇末松委員長 大丈夫。

〇吉川委員 そんなん、ちらと聞いたやろ。

〇末松委員長 議長以下、議会の方からは……。

〇吉川委員 紀宝町からどこやらいって、問題になっとるやん。

〇末松委員長 今、議会で対応を言われておりますのは、当委員会でございますので、当委員会が議会の対応ということで、行くことは大丈夫です。

〇吉川委員 当委員会の場合はいい。

〇末松委員長 はい、大丈夫です。

〇吉川委員 国会議員はあかんということや。

〇末松委員長 国会議員のことはわかりませんが、議会としてはうちの委員会が対応させていただくということでございますので。

〇水谷委員 4日はそうすると時間的には何時頃になるんですか。

〇末松委員長 当日は、この委員会の日でございますので、委員会終了後、ここの県庁を出ます。

〇水谷委員 終わってから。

〇末松委員長 4日です。

〇水谷委員 僕が今、質問しているのは、4日の日ですけども、そうすると2時か3時かわからないわけですね。

〇末松委員長 今のところですけれども、皆さんにご協力をいただかないといけませんが、できれば2時半頃には県庁を出発して、現地で3時半ぐらいまでの調査というふうに考えています。

〇水谷委員 そうすると10日はどうなったんですか。

〇末松委員長 10日は……。

〇水谷委員 10日は当初予定されていましたよね。

〇末松委員長 10日の予定は、今日この委員会でお諮りをさせていただこうということで、事前に少し皆様方にお話をさせていただいたんです。その時点では紀宝町ということでございましたが、今回もう2例目の南伊勢町の方で発生しましたので、緊急を要するということでございますので、紀宝町ではなく南伊勢町の方に現地調査ということで入らせていただきたいと思います。
 当日は、執行部の方も対応が可能だと言っていただいております。

〇水谷委員 4日のね。

〇末松委員長 はい、4日。

          〔「紀宝町も南伊勢町も行かない。紀宝町は、行かない」の声あり〕

〇末松委員長 4日は……。

〇水谷委員 私が今、質問しているので、私の方を優先して。と言いますのは、10日を予定していたわけです。私も個人的なことですけれども、10日にいろいろ予定が入っていたんだけれども、これすべてやめて変更して4日にしたわけです、5時からに。だから、5時までに帰ってこられないのかという質問。

          〔「時間か」の声あり〕

〇水谷委員 どうしても行かないかんという大事な視察であれば、委員会をほうってでも行くと。午前中に委員会が終わって、1時頃に出ていって、5時までに帰ってこられないかというお願いです。

          〔「委員会準備をはよう終わらせて」の声あり〕

〇末松委員長 それは当日の委員会審査のことでありますので、できる限り皆さんにご協力をいただければ、早く終わることができると思いますので、終わり次第……。

〇水谷委員 できる限りじゃなくて、そういうきちっと予定を立てていただきたいです、変更するんであれば。
 できなければ、その後の委員会に少し残った分を回すとか。それがもしできなければ、申し訳ないけど私は欠席させていただきます。もちろん委員会を優先するのは当たり前の話です、これわかっていますけど、5時を過ぎると、多少そういう影響も出てきますので。

〇末松委員長 当日がどれぐらいのボリュームかというのがまだわからないんです。
 少し調整をさせていただきたいと思います。10日も一応委員会の予備日でございますので、現地調査は申し訳ないですけれども、4日に行わせていただきたいということで、その旨だけご了解をいただいて、あとの時間とそれから委員会の内容等に含めましては、10日のことも含めて少し執行部とも確認をとりながらやらせていただきたいと思います。4日の日の現地調査をするということだけは、出欠を別にしてご了解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 それでは、3月4日に防災農水商工常任委員会で、現地調査を行うということでよろしくお願いをいたします。

 

 (2)意見書案について

    ①取扱い及び審査について

〇末松委員長 この際、意見書案の提出についてご協議をいただきたいと思いますのでお願いいたします。

          (書記配布)

〇末松委員長 今年に入ってから、全国各地で散発的に高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されており、県内でも紀宝町及び南伊勢町の養鶏農場において相次いで感染が確認されております。しかしながら、発生予防の徹底は困難であるばかりか、発生すると地域の農業に壊滅的な打撃を与えるものです。そこで、「高病原性鳥インフルエンザへの対策の充実を求める意見書」を、国へ提出したいと存じます。お手元にお配りしました案についてご検討をお願いいたします。

          (書記朗読)

〇末松委員長 以下の内容で出させていただきたいと思いますが、これについてご意見ございますでしょうか。

〇辻副委員長 2行目のところなんですが、全国各地で散発的に確認されているという、この「各地」という用語と「散発的」という用語が、ちょっと合わないというか、要するに、「各地」という言葉はかなりあちらこちらでということですし、散発的というのはそれ程多くない、せいぜい二、三カ所とかですね、そういうイメージの言葉じゃないかと。私もそんな文章力があるわけじゃないんで、よくわかりませんけれども、その点どうでしょうか。

          〔「散発的って抜いてもいいかな」「各地で確認されているで、21例」の声あり〕

〇藤田(泰)委員 逆に言えば、21例あるんだから、散発的にという文言を抜いても問題はないと思います。21例、京都府で昨日ですか、確認されたのが21例目ということですね。

          〔「奈良県」の声あり〕

〇藤田(泰)委員 奈良県か。

          〔「全国で発声が相次いでいるという感じやな、そうすると」の声あり〕

〇藤田(泰)委員 だから、「各地で」でいいと思います。

〇末松委員長 そうしたら、「散発的に」を抜いて。
 ほかに。
〇西場委員 非常に細かいことだけど、いろいろ本件の要請に応じてやっていただいたのが、自衛隊員と他県の家畜防疫委員だけなんですか。ほかにはないんですか。市町村とか団体は、こちらの要請ではないんですか。

〇渡邉部長 こちらから要請してお願いしていました。

〇西場委員 同じことだったら、そこもちょっと入れていかないと、協力いただいているんであればね。などに入っておるのか、等か。

〇藤田(泰)委員 多分、この書き方は、県内の人を除いての書き方にしてあるんだと思います。いわゆる、県としてこういう取組をしています。県内の市町村やJAは参加をしてもらっていますけども、それを抜いてという……。

〇西場委員 だから、本県の人は除いておるんや。

〇藤田(泰)委員 という表現かと思って、私はとったんですが、どうでしょう。

〇西場委員 なるほど。

〇藤田(泰)委員 意味合い的には。

〇西場委員 そういう意味なら、もう正副委員長に任せます。

〇末松委員長 わかりました。3行目のところですね。今、西場委員が言った。

〇藤田(泰)委員 「協力を得つつ」のです。

〇末松委員長 ほかに記、以下、内容の中身では大丈夫でしょうか。
 文言はちょっとまた後で。

〇藤田(泰)委員 3番なんですけど、処分された家畜について全額補償すること等、そのことによって農家からの早期通報、確かに後が補償されているから早く通報しなさいよという意味なんだろうと思うけど、ちょっと防疫という考え方からすると、早期通報を促進するのと金の引きかえというのは、いかがなものかなという感じは若干する。執行部の方ともそのへんを突き合わせて、後はもう委員長、副委員長にお任せしたいと思います。

〇末松委員長 わかりました。この部分ですね。

〇藤田(泰)委員 少し気になる。

          〔「そうやな。全額補償と早期通報が連なっとる」の声あり〕

〇藤田(泰)委員 引きかえ通知みたいな。

〇西場委員 そうやな。それぞれ分けといたらいい、全額補償すること、それから農家の早期通報を促進すること。

〇末松委員長 少し内容を検討させてもらいます。

 ほかにはよろしいでしょうか。

          〔「なし」の声あり〕

〇末松委員長 それでは、内容は少し一任をさせていただくということで、採決に入りたいと思います。

 

    ②採決      

       「高病原性鳥インフルエンザへの対策の充実を求める意見書案」を会議規則第1条第2項により委員長名をもって提出することについて

           挙手(全員)     可決

 

Ⅱ 分科会(農水商工部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第75号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第13号)」の関係分

    ①当局から資料に基づき補充説明(渡邉部長)

    ②質問

〇西場委員 最後、部長の説明で、よくわからかったんだけど、これは南伊勢町の分じゃないんですか。

〇渡邉部長 これは、紀宝町の部分です。まず予算を組んでやるとともに、当然、南伊勢町が発生する前に組んでございますので、南伊勢町ではなくて、どこか紀宝町と同じような規模が新たに今年度内に起こっても対応できるようにという予算を組みました。これが、この予算でございます。

〇末松委員長 その後のやつは、3月9日に議案で。

〇西場委員 この間、2億8000万円出たんじゃなかったっけ、2億9000万円か。完全に私が勘違いしているの、何か。これは紀宝町やな。

〇末松委員長 これが紀宝町です。南伊勢町は3月9日に出てきます。
 ほかにご質問よろしいでしょうか。

〇吉川委員 ちょっと、これとは違うだやけど、養鶏農家に殺処分した鳥の補償というのは、さっきも要望していたけど、そういう例はないのですか、今までにどっかで。これは、要望を国にしているんやろ。

〇末松委員長 国への意見書です。

〇吉川委員 例がないのかという。

〇渡邉部長 ちょっと意味が。殺処分した鶏についての補償は当然、国の法律に従ってございまして、既に補償されておる例はございます。殺処分のお金ですけれども。

〇吉川委員 例はあるのですか。

〇渡邉部長 補償しておる例はございます。法律に書いてございますので、それに従った例はございます。

〇吉川委員 その例は基本になるわけや。

〇渡邉部長 法律に書いてございますし、内容については国と調整をしますが、基本的には補償、当然されます。

〇末松委員長 よろしいですか。
 ほかにご質問はございませんか。

          〔「なし」の声あり〕

〇末松委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

 

    ③委員間討議   なし

 

    ④討論          なし

 

    ⑤採決              議案第75号の関係分   挙手(全員)    可決

          〔当局 退室〕

 

〔閉会の宣言〕

 

 

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

防災農水商工常任委員会委員長

予算決算常任委員会防災農水商工分科会委員長

末松 則子

 

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