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産業及び観光の振興のため道路整備の充実を求める意見書

産業及び観光の振興のため道路整備の充実を求める意見書

 本県の北勢地域には、輸送用機械器具製造業や電子部品等製造業、化学工業、石油製品等製造業などの産業が集積しており、我が国の経済を牽引する中部地域のものづくり産業を支える重要な地域となっている。また、伊勢志摩地域には伊勢神宮、東紀州地域には熊野古道など、豊富な観光資源に恵まれているほか、豊かな自然や利便性を活かしたゴルフ場も数多く存在することなどが、観光の振興に寄与している。
 これらの産業及び観光の基盤となる道路網の整備については、平成20年2月に新名神高速道路の亀山JCT~草津田上IC間が開通し、中部圏と近畿圏との交流や連携が促進されたところである。
 しかし、この新名神高速道路においては四日市JCT~亀山西JCT間が未開通のため、東名阪自動車道の交通量が増大し、交通渋滞が慢性化しているだけでなく、休日には朝夕の時間帯を中心に深刻な渋滞が頻発している。
 渋滞は、時間の損失のみならず、交通事故の増加や沿道環境の悪化などももたらすものである。
 よって本県議会は、国において、新名神高速道路及び東名阪自動車道が中部地域、ひいては三重県の産業及び観光を支える枢要なネットワークの一つであることに鑑み、下記の事項の実現について特段の措置を講じられるよう強く要望する。

                               記

1 新名神高速道路の四日市JCT~亀山西JCT間の供用を早期に開始すること。
2 渋滞の慢性化している東名阪自動車道の四日市IC~鈴鹿IC間において付加車線を設置すること。
3 新名神高速道路亀山西JCTをフルジャンクション化すること。

  以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

    平成23年6月28日

             三重県議会議長 山 本  教 和

(提 出 先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
経済産業大臣
国土交通大臣

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