平成２３年６月２７日　議会運営委員会　会議録

 

 

議会運営委員会会議録

 

 （開会中）

 

開催年月日        平成23年６月27日（月）自 午前11時00分～至 午前11時33分

会　議　室           ５０４　議会運営委員会室

出席委員            13名

                           委  員  長     貝増　吉郎

                           副委員長      日沖　正信

                           委       員      奥野　英介

                           委       員      中川　康洋

                           委       員      藤田　宜三

                           委       員      後藤　健一

                           委       員      稲垣　昭義

                           委       員      竹上　真人

                           委       員      前野　和美

                           委       員      水谷      隆

                           委       員      前田　剛志

                           委       員      舟橋　裕幸

                           委       員      中川　正美

欠席委員            なし

委員外議員        議      長       山本　教和

                           副 議 長        中村　進一

出席説明員        副    知    事           江畑　賢治

                           総 務 部 長            植田      隆

                           総務部総括室長     中川　弘巳

                           総 務 部 室 長        西川　健士

事務局職員        事　務　局　長         林      敏一

                           事 務 局 次 長        神戸　保幸

                           総　務　課　長         米川　幸志

                           議　事　課　長         原田　孝夫

                           企画法務課長         野口　幸彦

                           政 策 法 務 監        山本　道雄

委員会書記        議事課副課長         山本　秀典

                           議事課主査            坂井      哲

傍聴議員             １名

                                                         中西      勇

県政記者クラブ　11名

傍　聴　者           ２名

議題及び協議事項

１　付託議案の審査結果と審議について
２　請願の審査結果と審議について
３　意見書案の審議について
４　追加提出予定議案について
５　議案聴き取り等について
６　「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
７　常任委員会の調査事項に関する報告について
８　議員報酬等に関する在り方調査会の設置について
９　議員派遣について
10　閉会中の継続審査・調査申出事件について
11　閉会日（28日）の議事予定について
12　第３回定例会の日程について
13　年間議事予定案について
14　議会図書室にかかる陳情について
15　次回の議会運営委員会について
16　その他

 

〔開会の宣告〕

 

１　付託議案の審査結果と審議について
　所管の常任委員会に付託された議案13件の審査結果は、いずれも可決である旨報告があり、委員長報告に対する質疑及び討論はなしとされました。
　次に、付託議案の審議については、議案第７号から議案第19号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、直ちに起立により採決を行うこととされました。

２　請願の審査結果と審議について
　所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料２のとおり、採択１件である旨報告され、請願の審査結果に対する討論はなしとされました。
　次に、請願の審議は、議事進行上、委員長報告を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
　また、委員会で継続審査とされている請願第１号については、閉会中の継続審査・調査申出事件と併せて諮ることとされました。

３　意見書案の審議について
　委員会提出の意見書案１件及び議員発議の意見書案４件が、資料３のとおり提出され、討論はなしとされました。審議については、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案の４件については、委員会付託を省略し、意見書案第１号から意見書案第５号までを一括して、直ちに起立により採決することとされました。

４　追加提出予定議案について
　追加提出が予定されている議案について、資料４により副知事及び総務部長から説明がありました。

５　議案の聴き取り等について
　追加提出予定議案の聴き取りは、28日の本会議休憩中に、資料５の日程案で行うこととされ、「三重県県税条例等の一部を改正する条例案」の議案に係る審議方法については、28日の本会議に上程することとし、知事から提案説明を受けた後、議案聴取会を開催し、その後、本会議を再開し、議案に関する質疑を行った後、所管の予算決算常任委員会に付託することとされました。
　なお、予算決算常任委員会における審査については、２時間以内で審査を終了するよう審査期限を付けることとされました。
　また、人事同意議案については、それぞれ28日の本会議に上程することとし、審議については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により２件を一括して採決を行うこととされました。

６　「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
　議提議案第１号について、資料６により、提出者を代表して前田議員から説明がありました。本議提議案については、28日の本会議に上程し、前田議員から提案説明を行った後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。

７　常任委員会の所管事項調査に関する報告について
　生活文化環境森林常任委員会の委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があった件について、28日の本会議において報告が行われることとされました。

８　議員報酬等に関する在り方調査会の設置について
　議員報酬等に関する在り方調査会の設置については、資料７のとおりとし、議会基本条例第13条第1項の規定により、28日の本会議で諮ることとされました。

９　議員派遣について
　議員派遣３件が資料８のとおり提出され、28日の本会議で採決することとされました。

10　閉会中の継続審査・調査申出事件について
　資料９のとおりとされました。

11　閉会日（28日）の議事予定について
　資料10の順序で取り進めることとされました。

12　第３回定例会の日程について
　資料11の日程のとおりとされました。

13　年間議事予定案について
　平成24年１月から６月までの議事予定については、資料12のとおりとされました。

14　議会図書室にかかる陳情について
　議会図書室の現状及び今後の対応について、議会事務局から説明があり、了承されました。

15　次回の議会運営委員会について
　特に協議する事項が出てこない限り、追加提出議案に関する質疑者等について調整するため、28日の本会議休憩中の議案聴取会終了後に開催することとされました。

16　その他
　予算決算常任委員会の委員長報告に係る理事協議において、各分科会の委員長報告が反映されなくなったことは遺憾である旨、委員から発言がありました。議会運営委員会において、そのような発言があったことを議会運営委員長から予算決算常任委員長へ伝えることとされました。

 

【協議】

〇舟橋委員　議会の運営に関することですので、ここで一つお願いしておきたいのですが、先日行われました予算決算常任委員会の後、本会議に向けた委員長報告の作成において、私たちは正副委員長一任ということで、正副委員長は従前どおり各分科会の特に議論のあった内容を特に４項目にとりまとめて、「なお書き」として委員長報告をされるご予定だったようですけど、理事会での議論で、その「なお書き」が一切無くなったという経過を聞かせていただきました。
　私たちが一番重きを置く本会議において、委員長がそれぞれの分科会や常任委員会で議論のあったことを、「なお書き」としてご報告をいただくことは非常に重要なことだというふうに思っております。今回のことは別にしましても、本会議の議事録は長く残りますし、一番重要性の高い書類だということを鑑みたうえでは、今回、本会議への「なお書き」が無くなってしまったことは、非常に遺憾でございますので、今後しっかりと本会議に向けて「なお書き」を充実し報告をいただけるような流れを委員長としてご配慮いただけるようにお願いしておきたいと思います。

〇貝増委員長　初耳なので、確認をしたうえで話をさせてもらうということでよろしいでしょうか。

〇竹上委員　私も理事の一人なんですけれども、予算決算常任委員会で、正副委員長に一任されて、その後委員長のほうから理事会に諮られて、そこでの議論を経て、あの報告という形に決まったという、正規の手続きですよね。そんな遺憾というふうな話ではなかったと思うんですけど。

〇舟橋委員　理事会でご決定いただいたことですから、それをひっくり返すつもりは全くございません。結論どおりで結構だと思っております。ただ、それぞれの分科会で特に議論があった課題。今回は４点が原案にあったようですけど、過去の理事会では、一部修正はあったとしても、全面削除というのはあまりにも異例だと思いますし、加えて今回新知事における313億円の補正予算、大切な議案でございます。それを全会一致で可決されましたという結論のみではなく、それに至るまでの様々な議論経過はやはり本会議でご報告いただきたいと思っておりますので敢えて申し上げさせていただきました。

〇中川委員　今回の経過に関しては、予算決算常任委員会並びに理事会でその手続きに従って協議がされ決定されたことだと思っておりますので、議会運営委員会の委員長の立場で意見を具申するとかというものではないと私は思います。もしそのような意見があるのであれば、予算決算常任委員会の理事会は、各会派の理事が出られて決定されたことですので、その理事会でさらに協議をされたらいいことだと思いますし、私は理事会の中で様々な議論があった中で、委員長の下でそのような文言になるということは確認された問題であるというふうに認識いたしております。

〇奥野委員　議会運営委員会でこの問題が出てくるということがちょっとおかしい。何のために予算決算常任委員会の理事会があるということだけきちんと理解していただきたい。それならもう理事会がどうなんかという議論になっていきますので、その辺も十分に委員長のほうで確認してやっていただきたい。

〇貝増委員長　今、予算決算常任委員会の理事の方々からも、会議の内容をご報告していただいた訳でありますけれども、冒頭舟橋委員から、今後はこういう形は無いようにとの提案もございました。これも併せて、ここは奥野委員おっしゃいましたように、ここは議会運営の場でございますので、この話を予算決算常任委員会の委員長に報告だけさせていただいて、そういった形がもしあるようでしたら、予算決算常任委員会の理事会で話をしていただくと。ですから私は、こういう話があったということだけ予算決算常任委員会の委員長へ伝えさせていただきたいと思いますので、そういうことでよろしいでしょうか。

〇稲垣委員　確認ですけれども、舟橋委員が言われましたように、今回の理事会の決定についてどうこう言っている訳ではない意見だったと思いますので、これはお三方言われたとおり理事会の場で決めていただいたことですから、それでいいと思います。今回議会運営上の課題として提案があったことだと思いますけれども、予算決算常任委員会の理事会の場で議論いただくにあたって、やはり分科会等で出た意見を最大限尊重するよう努力するのが理事会の場であって、それを全て無しにしたという今回の決定がいかがなものかということがあります。しかし、これは決定したことですのでどうこう言う気ではありませんという話だったと思いますが、今後、委員長から予算決算常任委員会の委員長へ申し入れていただくにあたっては、各分科会等で議論いただいたことを最大限尊重いただく努力をいただくことが予算決算常任委員会理事会の場であるということを、これは議会運営上の今後の課題として捕らえて話しをしていただきたいと思っておりますので、その点だけご意見を申し上げたいと思います。

〇貝増委員長　各委員から話しを基に、ここは本会議がスムーズに進行するようにする場ですので、ここの委員長報告について「こうしろ、ああしろ」とはできない。ただこのような話があったので、委員長、理事会のほうで今後の対応をしっかり検討して内部で詰めていただきたいと。皆さん方の意見をどういうふうに取りあげるか、またそれを発表するかは予算決算常任委員会理事会でもう一度検討いただきたいということでよろしいでしょうか。

　　　　　　　　　　（異議なしの声あり）

　

〔閉会の宣告〕

 

三重県議会委員会条例第28条第１項の規定により記名押印する。

議会運営委員長　　貝増　吉郎