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平成25年6月21日 教育警察常任委員会 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録

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教育警察常任委員会

予算決算常任委員会教育警察分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日     平成25年6月21日(金) 自 午前10時0分~至 午前11時29分

会  議  室     502委員会室

出 席 委 員     8名

              委 員 長        長田 隆尚

               副委員長         大久保 孝栄

              委     員        小島 智子

              委    員        吉川   新

              委    員        村林   聡

              委    員        津田 健児

              委    員        三谷 哲央

              委    員        山本 教和

欠 席 委 員     なし  

出席説明員

      [警察本部]

             本 部 長                        髙須 一弘

             警務部長                        塚本 雅人

             生活安全部長                     柏尾 泰宏

             刑事部長                        吉水 幸宏

             交通部長                        別府 清雄

             警備部長                        水井   寛

             警務部首席参事官 警務課長          西川   稔

             生活安全部首席参事官 生活安全企画課長 小林 一夫

             刑事部首席参事官 刑事企画課長       中森 日出男

             生活安全部参事官 地域課長          田中 健一

             刑事部参事官 組織犯罪対策課長       北村 未夫

             交通部首席参事官 交通企画課長        永戸 吉朋

             総務課長                        山脇 栄一

             会計課長                        小松 雅和

             広聴広報課長                     杉本 幸孝

             少年課長                        服部 光司

             交通規制課長                     渡邊   貴

             警備第二課長                     中谷 佳人

                                              その他関係職員

委員会書記      議  事  課  班長  上野   勉

             企画法務課  主幹  橋本 顕二

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     3名

傍  聴  者     なし

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第115号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)「平成25年版成果レポート(案)」について(関係分)

  (2)犯罪情勢と検挙の推進について

  (3)特殊詐欺対策の推進について

  (4)交通事故情勢と高齢者の事故防止対策の推進について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第115号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第2号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(髙須本部長)

    ②質疑

〇長田委員長 御質疑があれば、お願いいたします。

〇三谷委員 こういうふうに給与が削減されてくるということは、警察官の士気にもある程度の影響があると思うんですが、こういう給与削減が警察官の士気に与える影響というのはどうなんでしょうか。本部長のお考えがあれば聞かせてもらいたいです。

〇髙須本部長 確かにおっしゃるとおりで、皆、仕事で給与を得て生活を送っておるものですから、正直、士気の低下というのに影響がないわけではないと思っております。ただ、いかんせん、警察だけを除外というのか、聖域というのか、別枠ということもこれまた困難であろうと思いますので、それは県全体の中で、やはり応分の我慢をしながら乗り切っていかざるを得ないものだと思って、その点は職員のほうにも納得されるよう説明していきたいし、説明してきたつもりではございます。
 以上でございます。

〇三谷委員 警察官の皆さん方の士気の低下というのは、直接、体感治安の悪化だとか、県内の犯罪情勢等にも影響してくる非常に大事な事柄ですので、今回の場合は国からの強制的な措置に伴う結果だということは重々承知しておりますけれども、ぜひ警察官の皆さん方によく御説明をいただいて、職務に精励していただくようお願いしたいと思います。

〇長田委員長 ほかの方はございますでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇長田委員長 いいですか。
 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議  なし

    ④討論        なし

    ⑤採決   議案第115号の関係分   挙手(全員)   可決

 2 委員間討議   

    ①執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)「平成25年版成果レポート(案)」について(関係分)

  (2)犯罪情勢と検挙の推進について

  (3)特殊詐欺対策の推進について

  (4)交通事故情勢と高齢者の事故防止対策の推進について

    ①当局から資料に基づき説明(塚本部長、吉水部長、柏尾部長、別府部長)

    ②質問

〇長田委員長 御質問等がありましたら、よろしくお願いします。

〇村林委員 2ページのあたりに交番・駐在所施設の充実とか駐在所の建てかえみたいなお話が載っておるわけですけれども、私はそういう公共建築物に積極的に三重県の木を使っていただくというのが大事なことだと以前から思っておりまして、公共建築物の木材の利用方針なんかも出ておるところなんですけれども、そういった県産材とか、あるいは「三重の木」や「あかね材」といった認証材なんかを、警察が施設を建てかえるときに使っていくという工夫なんかをしてもらっておるかどうか、ちょっと確認させていただきたいと思います。
 お願いします。

〇塚本部長 警察施設を建設する際に、委員御指摘のとおり県のほうでみえ公共建築物等木材利用方針というのが出てございますので、その方針に基づきまして、建築材料といたしましては原則として県産材を使用する旨を、工事発注事業の特記仕様書に記載しております。
 また、「三重の木」でありますとか「あかね材」につきましては、品質が求められる水準以上であれば、「三重の木」または「あかね材」の優先使用に努めることということを明記させていただいておりまして、現在、県産材の使用にも努めておりますし、また今後も利用を図っていきたいと考えておるところであります。
 以上です。

〇村林委員 聞いたところによると、優良事例があったり、結構いろいろ建てかえたりしてもらっておるようなんですけども、もう少し具体的な何か、パーセントとか事例とかがもしあったら。いかがですか。

〇塚本部長 例えばでございますけれども、先ほど、平成24年度におきましては、駐在所2カ所を建てかえたというふうに御説明させていただきましたが、駐在所につきましては木造となっておりますので、県産材の使用比率としては100%となっております。伊賀警察署の丸の内交番も24年度に建てかえておるんですけども、交番につきましては、スペースの確保という観点等から鉄骨造となっておりますので、内装等で約36%の県産材を使用させていただいております。

〇村林委員 ありがとうございます。これからもちょっとここは私の関心の分野でありますので、担当者レベルの話になってくるかと思いますが、またいろいろ、これからも取り組んでいきたいと思いますので、後日、詳しく教えていただければと。お願いいたします。

〇長田委員長 ほかございますでしょうか。

〇三谷委員 いろいろご説明いただきましてありがとうございます。
 刑法犯の認知件数等が年々減ってくるということは非常に喜ばしいことでありまして、これはこれで評価をさせていただきたいと思うんですが、その下の活動指標なんですけど、これ私読ませていただいて、非常にわかりにくいんです。なぜわかりにくいかといいますと、例えば街頭犯罪等は認知件数で出てくるんですね。凶悪犯は検挙率で出てくるんです。侵入犯罪ですと検挙人員で数字が出てくるんですよね。暴力団も検挙人員、等々でですね、検挙人員だと、例えば、犯罪そのものの数が増えていても検挙人員が増えておればいいのかというふうな感じにもなってきて、このあたりのところが非常にわかりにくいなと思うんですが、これもう少しわかりやすい指標の考え方というのができないのかなと。例えば凶悪犯でも、検挙率としては目標達成状況が0.91となってるんですけど、先ほどの刑事部長からの御説明ですと、数としてはそんなに変わってないという感じもするわけで、そのあたりのところはどうなのかなというのが一つ。
 それから、これは刑事部長にもちょっとお伺いしたいなと思うんですが。さっきの犯罪情勢の御説明の刑法犯のところで、認知件数は確かに減ってるんですが、検挙件数等も同じように減ってるんです。検挙人員も減ってる。認知件数はマイナス4.2%ですが、検挙件数、検挙人員はそれぞれマイナス5.3%、マイナス15.9%ということになれば、逆に悪くなってるのかなという印象を受けるんですけども。だから、こういう数字だけをぱっと出されても、全体の情勢等が非常に把握しにくいんですが、その点はいかがなんでしょうか。

〇吉水部長 委員御指摘のように、刑法犯の認知件数については減っておりますけども、資料2のとおり、検挙件数、検挙人員については、5月末で、残念ながら前年を下回っとるというようなところは御指摘のとおりでございます。そこら辺につきましても、年後半については検挙を上げてくるべく今取り組んでおりまして、いい報告ができるように今後頑張っていきたいと考えておるところでございます。

〇三谷委員 頑張っていただくのは当然で、ぜひお願いをしたいと思うんですが、こういうふうに全部マイナスの数字が並んでますと、一見よくなってるのかなという錯覚に陥るんですけど、よく見ると検挙件数や検挙人員のマイナスのパーセンテージは、認知件数のマイナスのパーセンテージよりも高いということになれば、治安情勢としては悪くなってる、また、刑法犯の情勢としては非常に厳しいものになってきているというふうなことだと思うんですよね。ですから、そのあたりのところの御説明をきちっとしていただかないと、なかなか全体のものが見えにくいなという感じがしてます。
 認知件数、検挙率、検挙人員、等々、分けておられる。例えば暴力団の検挙人員が減ってきても、暴力団員全体の数も減ってきてますし、じゃ、暴力団が起こす犯罪の数は増えてるのかどうかというのが、これからはなかなか読み取れないんですが、こういうところをもう少し丁寧に御説明いただくということはできないんですか。

〇吉水部長 暴力団の事件につきましては、一人でも組織から離脱させるために検挙していかないといかんと。事件じゃなくて、人を社会から隔離していくということで、特に暴力団の場合は人を主に考えておりますので、ここで人員という形で上げさせていただいておるというところでございます。また、じゃ暴力団はどうなんだといいますと、団体的にもそうですし、人員的にも去年に比べて100人ほど減少しておるところでございます。

〇髙須本部長 1点補足させていただきますけども、暴力団犯罪ですとかあるいは外国人犯罪とかいうものについては、外国人犯罪の認知件数とか暴力団犯罪の認知件数というのがちょっと出ないものですから。どうしても捕まえて暴力団員だったとか外国人だったとわかってくるとかいうのがございますので、またその中で検挙云々というのはあるにしても、認知と検挙というので、どうしても認知は全体という形にならざるを得ない部分がありますことを補足させていただきます。

〇三谷委員 僕がわかりにくいというのはね。例えば、暴力団の数が全体にどんどんどんどん減ってきてるじゃないですか。だから、暴力団のパイそのもの、母数が小さくなってきてるわけですから、暴力団の中では、検挙人員の数だけではなしに、検挙率というのが見えてこないと、本当にこれが高まってるのかどうなのかというのがなかなかわかりにくいということを申し上げてるわけです。
 数字としてなかなか出しにくいよということなら、それはそれで結構なんですが、そのあたりのところをもし一工夫するとか、ほかのことも、指標の案をこれからつくっていかれる上で御検討いただければなと思います。
 それから、交番・駐在所施設の充実と、今、村林委員からも少しお話がありましたが、久しぶりに教育警察常任委員会に来てますので、僕の情報は常に古いんですけど、前に交番・駐在所の統廃合の計画というのがありましたよね。あれはもう終わったんですか、今のところ、トイレだとかそういうふうなものの充実に変わってきてるようですが、統廃合計画はもうこれは完全に終わったというふうに理解してよろしいんでしょうか。

〇柏尾部長 統廃合といいますか、交番・駐在所の再編整備ということで、計画的な再編整備については一旦終わっております。今後は、その地域の治安情勢等を踏まえて、必要に応じて取り組んでいくというスタンスでございます。

〇三谷委員 必要に応じて対応されるということですから、今後、例えば交番・駐在所が増えるとか減るとか、そういうことは十二分に可能性があるというふうに理解していいわけですね。そうすると、どの時点どの時点でそういうチェックというか、検討をされていくんでしょうか。

〇柏尾部長 その地域の治安情勢を、例えば人口の増減の関係であるとか、また犯罪の発生状況であるとか、いろんなことから総合的に勘案して行うわけでありますが、それは一定の期間でというより、毎年、その都度情勢を見まして、それに基づいて、その必要性を判断して行うということでございます。

〇三谷委員 そうしますと、毎年ということになれば、平成25年度当初予算の中には交番とか駐在所の増設の予算は上がっていないというように理解してますので、もし将来必要となれば補正で組まれるか、来年度の当初予算のほうに入れてくるということですよね。じゃ、当然この8月以降ぐらい、秋から暮れぐらいにかけて、その交番・駐在所の必要性というのは検討されるということですね。

〇柏尾部長 現時点での県下の治安情勢を見たところ、現状の交番・駐在所の体制でいけると認識をしております。したがいまして、現時点においてでありますが、今のところ交番・駐在所の再編整備は考えていないということでございます。

〇三谷委員 これも非常に古い話で申しわけないんですが、かつては例えば顔の見える交番・駐在所というようなことをやっておられたんですね。ああいう様々な施策というのは、今はどうなってるわけですか。もうやめたのか。

〇柏尾部長 委員御指摘のように、以前、県警を挙げて組織的にそういう施策に取り組んだことがございました。しかし、現在はそれをやめたかというとそうではなく、交番・駐在所の勤務員は、地域の住民の方々との親和性を高めるために、それぞれ趣味であるとか特技を生かした様々な取組を現在もやっているところでございます。

〇三谷委員 かっては駐在さんの奥さんがパン焼きを教えたり、お花を植えてこういろいろ教えたりと、いろんなことをずっとやられてきたと僕は記憶してるんですけども、今もまだ続けてますということなら、具体的にどの駐在所や交番でどういうことをされるか、ちょっと教えてもらえませんか。

〇田中参事官 具体的に申し上げますと、いなべ警察署の白瀬駐在所におきましては、御夫人の趣味を生かした華道教室であったり、四日市北警察署の下野駐在所につきましては、勤務員の特技であります柔道を子どもに教えている、鳥羽警察署の答志島の駐在所の勤務員については、これも特技であります剣道教室をやっておったり、同じく鳥羽警察署の越賀駐在所の勤務員は卓球教室、これは勤務員と御夫人とがそろって卓球教室をやっておるというふうに、趣味や特技を生かして地域とのふれあい活動を進めているところでございます。

〇三谷委員 非常に大事な活動だと思っておりまして、特に地域の皆さん方といろんな意味で交流をしながら地域の治安を向上させていくという上では非常に大事な活動だと思ってますので、ぜひ充実していただきたいなと思います。ただ、駐在所にしても交番にしても異動というのはありますから、異動に伴ってその活動がまた変わっていくというのも当然のことだろうと思いますので、そのあたりのところも含めて、ぜひ頑張っていただきたいなと、こう思います。
 それから、平成25年度の当初予算を見てますと、同じ交番・駐在所のことで、交番相談員を適切に配置して充実しますよということが出てるんですが、今、交番相談員というのはどういうふうになってますか。

〇柏尾部長 県下に59の交番がございますが、現在のところ、全ての交番に交番相談員を配置しております。

〇三谷委員 前から空き交番対策ということで、当初予算の中にも空き交番対策等があるんですが、空き交番等の人がいないところをフォローするためにも交番相談員をという話は、非常に地域の要望もあって充実してきたと思うんですが、同じ話が駐在所にもあるんですよね。これは当然お金のかかる話なんで、まるっきりただで座ってもらってるわけじゃありませんから、お金との兼ね合いも出てくると思うんですが、駐在相談員への拡充というような御計画はないんですか。

〇柏尾部長 現時点のところ、駐在所相談員というような考えはございませんが、いずれにしても御指摘のように、駐在所勤務員もパトロールに出れば不在になりますので、その不在対策といたしまして、駐在所に不在の場合は警察電話がございますので、その警察電話をとっていただければ本署にもつながりますし、また110番通報もできますので、不在のときにはそれで対応していただくと。必要によっては、その通報を受けてパトカーの勤務員が駐在所に行ったり、また勤務員が至急戻ったりして、現在のところは対応しているという状況でございます。

〇三谷委員 大規模な交番はともあれ、普通の交番でも交番相談員を置くということになれば、駐在所にも同じニーズはあるわけで、駐在所になると途端に電話になってしまうというのはどういうことかなと。それは予算上の制約でそういうふうな判断をされておるのか、それとも、もともと駐在所には駐在相談員を置く必要がないんだ、というふうなそういう認識なんでしょうか。そこら辺のところはどうなんですか。

〇柏尾部長 もちろん予算上のこともございますが、まずは住民の皆さんのニーズの状況を踏まえてですね、やはり交番の設置場所というのはいわゆる都市型が多いので、どうしても交番を訪れる方が多いと。そういうことで、交番に対するニーズといたしましては、委員も御承知だと思いますが、やはりパトロールをしてほしいというニーズ、それと交番にいつもいてほしいという、両方の相反するニーズに応えるために交番相談員というのを配置しておるんですが、そのニーズの度合いを踏まえますと、現状のように交番に配置するので住民の皆さんのニーズに応えることができるのではないかと考えております。

〇小林参事官 駐在所への交番相談員の配置でございますが、今、生活安全部長が言ったような理由が根拠にありまして。実は縛りがございまして、警察庁が全国警察に示します地域警察運営規則というのがございますが、これに交番相談員は交番に置くということで、駐在所は今現在、対象としてございません。こういった縛りがございまして、今現在のところは交番相談員は交番にのみ運用ということで推進しておるところでございます。

〇三谷委員 その縦の話はまあ理解できますが、いつ行ってもおらんというのと、ちっとも回ってこんという2つの声が必ず地域からは上がるわけですね。それは交番だけでなしに駐在所でも同じ話で、今おっしゃったように地域住民のニーズがそこまでまだ高まっていませんよということならば、一度警察としてニーズ調査をきちっとやられるべきだろうと思います。
 駐在所がある場所においても、かなり地域差が当然あると思いますし、本当に必要なところならば、上からの通達か何か縛りがあるにしても、それはそれで、きちっと理由を述べれば、当然法律じゃないんですから、柔軟に対応できる部分が僕は残ってるんではないかなと思いますので、ぜひそういうニーズ調査等も一度やっていただいた上で、駐在所での相談員の配置というのを、やっぱり一度御検討いただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

〇柏尾部長 委員御指摘の件につきましては、今後ニーズ調査も踏まえて検討してまいりたいと考えております。

〇三谷委員 最後に、同じような話で申しわけないんですが、薬物犯罪について、先ほど刑事部長のほうからも少し御案内いただいたんですが、これも検挙人員の御報告をいただいてましたよね。薬物犯罪そのものが今、増えて蔓延してきてるのか、そういうものがなかなかこれからはちょっと読み取れないんですけれども、青少年も含めて薬物犯罪とか薬物に手を染めるというような事例ってのは増えてきてるんでしょうか。どうなんですか。

〇吉水部長 数的には、覚せい剤取締法違反は増えてきております。検挙についても増えておりますので、とにかく末端者を多く検挙して蔓延を防ぐということで、今、取り組んどるところでございます。

〇三谷委員 覚せい剤取締法違反が増えてきてるということですから、どの程度か、具体的に数字で教えていただきたいなというのが1点。それから、覚醒剤以外で、脱法何とかというのがあるじゃないですか。ああいう類のものは今どうなってますか。

〇吉水部長 薬物犯罪の検挙ですけども、去年に比べまして、検挙人員としては横並びというか、若干減少。

〇三谷委員 検挙人員はいいんです、数的にです。

〇吉水部長 覚せい剤取締法違反も横並び。薬物犯罪の検挙人員は増加ですね。その中では覚せい剤取締法違反が大半で、次いで大麻事案とこういうふうになってます。年当初に脱法ハーブについて大麻指定された薬物犯罪が1つあり、それを県内で検挙しておりますけども、これの検挙も県内ではありますので、脱法ハーブが大麻と指定されたものについては県内でも検挙されとるように、それが蔓延しとるというか、そういう事案も散見されるというところです。

〇三谷委員 なれておられないのか、なかなか答弁がよくわからないところがあるんですけど。検挙人員の話はもういいです。検挙人員はここに数字が出てますから。
 全体として覚醒剤の事犯というか、そういうものに手を染めたりする人たちが増えてきているのか、増えてきてるとしたらどのくらい増えてきてるのか、それから覚醒剤以外、脱法ハーブでも指定された以外で、何かグレーゾーンのやつとかはイタチごっこのようにまた新しいものが出てきたりして、なかなかわかりにくい部分があるんですが、そういうところの情勢はどうなのかと、警察としてはどう対応されてるのかということをお伺いしてるんです。

〇吉水部長 過去5年間の覚せい剤取締法違反につきましては、平成23年が最多で、24年は23年に比べてやや少なくなったというところでございます。
 覚醒剤に次ぐものとしては、やはり大麻を多く押収しておるというところでございます。そのほか、コカイン等も若干検挙、押収があります、いうところです。

〇三谷委員 数字を言うと何かこう差しさわりがあるのかどうかちょっとよくわからないんですが、全体の、蔓延してるなら蔓延してる数とか、そういうものをある程度具体的にお知らせいただくと、こちらのほうも理解がしやすいなと、こう思います。
 それと、脱法ハーブ等も含めたグレーゾーンとか、大麻指定をされてるのはもう明らかに薬物犯罪なんでしょうけど、それ以外の大麻指定にされてないようなそういうところでの、警察としての、例えば青少年だとか、そういう人たちへ、そういうものにはなるべく触るなよというようなことだとか、それからかつて、今はあるかどうか知りませんけど、自販機で売られてたとか、いろんなケースも散見されてると思うんですが、そういうものの県の情勢というのはどうなんですか。

〇北村参事官 脱法ハーブの関係ですけど、これは脱法ドラッグの一種でございまして、この違法までいかない脱法ドラッグの関係で、平成24年中に尿検査とか物の検査をした件数としては33件ございまして、本年に入りましてからは、5月末現在で31件と、増加傾向にあるということでございます。
 また、少年等に対する薬物使用の関係につきましては、薬物乱用防止教室とか、それからこの脱法ドラッグ等を扱っておる店舗に対する県と合同の指導等を実施させていただきまして、去年5店舗あったところが現在2店舗に、その取扱店が減っておるという状況でございます。

〇三谷委員 私どもは桑名ライオンズクラブに入ってまして、ライオンズで薬物乱用何とかキャンペーンというのをやってまして、各学校だとかにライオンズクラブのメンバーが行って、薬物には手を染めないようにというような、そういう話をして、巡回してるんですよね。そういうようなほかの団体等とも協力をしていただいて、特に若い世代に対する啓蒙啓発、こういうものをぜひやっていただかないと、脱法ドラッグあたりからやっぱり将来覚醒剤というようなものにつながってくる可能性も非常に高いと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。

〇長田委員長 ほかございます方は。

〇小島委員 犯罪被害者等支援対策の充実というところで、犯罪被害者等支援の理解者数のところでお聞かせいただきたいと思います。
 昨年度の実績よりも随分伸びています。4284人という数が上げられているんです。去年の成果レポートのこの数の考え方を見てみると、学校に「命の大切さを学ぶ教室」でいろんなことをやっていただいて、それを受けた生徒や学生の約75%が理解をするというような出し方でということは、先ほど中学校11校、高校3校、大学2校というふうに言われましたが、かなり母数としての教室を多く開催していただいた結果、こういうふうになってるんでしょうかということと、それから今年度以降の目標値がずっと3500人ということは、四千六、七百人を相手に教室をして75%だと大体この数字かなと思うんですが、そういう考え方でこれからも学校にかかわっていただけるということで、この数値なんでしょうかということをお聞かせいただきたいと思います。

〇塚本部長 まず、目標値のところでございますけれども、1回300人で15回ということで考えておりまして、これまでに75%ぐらいの方の理解を得たということで結果をいただいておるものですから、そこから計算いたしまして3200人という数字にさせていただいております。
 平成24年度につきましては、16回ということで、予定よりも回数をちょっと多くしていただいたというのと、委員のおっしゃるとおり母数が多かったというところもございまして、確かにパーセンテージでいいますと、実は今回75%にちょっといってなくて、7割を切るぐらいのパーセンテージでございますので、母数が多かったがゆえに全体の理解を得た数字が多くなったというふうに御理解いただければと思います。

〇小島委員 理解しましたけれども、じゃ、なぜ7割なのか、なぜ理解度が上がらないのかというあたりは、やっぱり中身の問題も絶対あるかなと思うんですね。そこはもちろん、同じことではなくて、改善をしてやっていただいてるんだと思うんですけれども、やっぱり理解度を上げるということが被害者支援に対する機運も上げることにつながると思いますが。やっぱり若い方が対象ですから、犯罪のない社会をつくるというような気持ちを育成するためにも大切かなと思うんですね。中身をしっかり考えていただきたいなと思います。
 今、いろんな方が、いろんな形でかかわっていただいてると思うんです。非行防止教室なんかもこの前詳しく御説明をいただきましたので、そのあたりでいろんな工夫とかいろんな方の感覚というのが今後一層入るんだろうというふうに期待をさせていただくんですが、できるだけ理解率が上がる、気持ちはそうやなと思う、そういうものをやっていただきたいなというふうに思います。ここは警察関係ですけれども、教育にもかかわってるので。貴重な時間を使いますから、学校へ行ってやっていただくということは、やっぱり意味のあること、伝わることをぜひやっていただきたいと思います。
 もう一つ、平成25年度の改善のポイントと取組方向のところに、このことに対しては、学校だけではなくて、もっと関係機関・団体等と連携した活動が必要であるというふうに書いていただいてあるんですけれども、具体のことがあるかどうかと、この学校以外のことで人数に反映されることはないのかどうかということを教えていただきたいと思います。

〇塚本部長 まず、「命の大切さを学ぶ教室」につきましては、委員の御指摘を踏まえまして、また中身を随時検討させていただきながら、より理解を得られるための広聴に努めていきたいと思います。
 もう1点の平成25年度の改善のポイントの関係でございますけれども、今回ここで指標としては「命の大切さを学ぶ教室」と、これは数値として非常に定量的に出しやすいというところで、指標として出させていただいておるんですけれども、それ以外に犯罪被害者支援キャラバン隊とか、犯罪被害者支援を考える集いなど、これは県庁とか当局の法人関係に御助力いただきながら、お互いに協力し合って実施しておりますので、そちらもまた、中身も含めまして充実をさせていきたいとは考えております。

〇小島委員 じゃ、数値には反映はしないけれども、いろんな取組をやっていくということだというふうに理解をしました。また具体にどういうことをやられるかということについては、お教えいただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
 以上です。

〇長田委員長 ほかございますでしょうか。

〇吉川委員 前にもちょっと聞いたかと思うんですけども、いろんな犯罪の再犯率が気になってまして、それについてはまた数字があったら後日教えていただければいいんですが、刑を終えた後は多分福祉の関係者の担当の業務になるんだろうと思うんですけども、更生といいますか、そこら辺の警察としての情報やとか連携みたいなのは、定期的なものはやっておみえなんですか。ちょっと変な質問ですかね。
 要するに、引き継ぎというのじゃないんですけども、罪を犯すと、後でいろんな偏見やとか、雇用の場がないとか、だからまた苦しくなって再犯するとか、次にいろんな影響を及ぼすと思っとるんですけども、それは警察の仕事じゃないんだろうと思っとるんですが、出られたときに、こういう性格でこうでとか、要するに福祉セクションとの連携というかね。

〇吉水部長 これは市及び県もそうですけど、保護司会等とも密接に連携して、定期的に会議をさせていただいておりまして、意見交換しながら進めております。

〇吉川委員 保護司会の役割なんですけど、就職やら、そんなところまでやってくれるんですか。僕はちょっとわかってないんですけども。心のケアとか、いろんなことは指導してみえてるし、励ましもするやろし、よそ見しないようにもしてみえるのはわかるんですけども、生きてく糧というか、あるいは住宅のあっせんやとかの具体的な話までは。これはおたくへの質問じゃないかもわからないんですけども。

                〔「犯罪といえば、犯罪やわな」の声あり〕

〇吉水部長 その会議の席に、いろいろな会社の経営者の方とかにも来て参画していただいておりますので、そういう点も加わりながら更生に努めていくというところで、そういう取組は平素しております。

〇吉川委員 ありがとうございました。

〇長田委員長 ほかございますでしょうか。

〇山本委員 今日の朝、津へ来るときに、横断歩道で交通安全指導をやってみえてました。いつもそういう場面に遭遇するとご苦労さんとって言って、聞こえてるか聞こえてないかはわかりませんけど、そう言って津へ来るんですね。今日はやってました。
 昔、子どもたちやお年寄り、また我々のこういった世代が、道路を渡るときに、黄色い旗を持って渡ってったようなそんな時代があったように思うんですけど、最近余りあの黄色い旗を持って横断歩道を渡るような子どもたちを見ないんですけど。大人は、整理する人は黄色い旗を持ってますけど、あれはどうなんですか。
 例えば、横断歩道があって信号機のあるところには、旗を入れるような鉄の円柱みたいなものがあったように思うんですけど。そこに旗が置いてあった。ところが、最近ああいうものを見ないんだけど、どうなんでしょうか。また、旗を持って渡ったほうが、子どもたちのためにも、ドライバーに向けて渡ってるよということをより認識させるためにもいい方法だなと思うんですけど、どうなんですかね。

〇別府部長 黄色い旗につきましては、基本的には市なり町で整備していただけるものやと思います。ですから、警察本部でそれを手だてていることはありません。黄色い旗の各協力団体、どこやったっけな、JAか。

                〔「JA」の声あり〕

〇別府部長 農協関係のJAから、毎年、新入学児童に黄色い旗1本ずつを寄附というか、贈呈というのがあったんですけど、今年はそれがなくなりました。ということで、今年は、ですから、ちょっと黄色い旗が減っておると思います。それと、誘導していただいとるPTAとか保護者の方が持っておるのは、PTAなり保護者の方が手だてをしていただいてるものやと思っております。

〇山本委員 うちの家内も月に何回か旗を持って行くんですけども、例えば我々が、子どもたちが横断歩道で立って手を挙げてたら必ずとまりなさいよというような啓蒙活動をやるのは、交通安全協会の総会なんかで発言する機会をもらったときに、そこに集まってみえる方というのは優良表彰者ですから、その人たち以外の人たちにとまりなさいよと、子どもが手を挙げたら自分は死んでもいいからとまりなさいよというぐらい大事なことなんだということを言うんですけども、それは機会がなかなかないんですね。ですから、例えば警察の方々なり、交通安全協会の役員の方々なりが職域へ行って、朝礼とか夕礼でそういうことを言ってくださいよというようなことを言うぐらいなんですよね。
 それとか、大人がどうしてもとまってくださいよというのは、子どもがなぜそういうことを言うかというと、学校へ行って教員たちに指導されるからですね。横断歩道を渡るときに、右を見て左を見て、手を挙げて渡りなさいよということを学校の先生から指導されるんですが、よく見受けられるのは子どもが手を挙げても、なかなか素通りして行っちゃうドライバーが非常に多い。そうすると、子どもが学校へ行って、先生、先生から教えられたけども大人はとまってくれないじゃないかということは、子どもにうそを言うというか、そういうことを感じさせると、大人がね。なかなかとまってくれないじゃないかというようなことを思うと、本当に教育上もよくないし、どうしてもこれはとまらなきゃいけないというようなことをやるための一つとして、先ほど言った黄色い旗を持たせて横断歩道を渡ると。ましてや信号機のないところで横断歩道を渡る場合に、どうやって注意を喚起する手段があるのかなと。
 例えば、夕方なんかは本当にわかりにくいです、信号機がないところの横断歩道を子どもが手を挙げて渡る場合には。そういった場合の方法として、旗もそうだし、例えば、今はもうすり切れてますけども、横断歩道の白いゼブラ、あれを例えば夜光るようにするとかね。何かこう方法があると思うんですけど、何かいい方法はないんでしょうか。

〇別府部長 まず、ドライバーが、横断歩道で渡ろうとしている子どもたちがいたときに、とまるかとまらないかという問題ですけれども、これについてはとまらなければいけないことになっておりますので、とまっていただきたいんですけども、そういう意味で、いろいろドライバーに対する安全運転の教育や教習を、各企業とかへお邪魔してやっておることは確かです。ただ、ここまで教習の中で言うかというと、なかなかちょっと難しいところがありますので、これは今後そこまで突っ込んで教習をするように何かできないかというのは、ちょっと検討させていただきたいと思います。
 子どもが手を挙げて渡ることについての教養・教育については、学校からであったり、学校へお邪魔して交通安全教育指導員の方にいろいろ指導していただいております。特に新入学児童については、そのときに横断歩道の渡り方とか信号の渡り方とかをいろいろ指導させていただいておりますので、子どもたちはそうするんだろうと思います。
 まれに、手を挙げたら危険だという考え方の方もお見えのようでして、手を挙げるなという指導をされておる人も一部おるようなんです。それは考え方の違いで、手を挙げとったら、こけたりしたとき危ないやんかとか、いろいろそんなことがあるんだろうと思うんですけども、ただ当局としては手を挙げて渡ってくださいよというふうにしております。
 もう一つ問題なのは、朝父兄の方が信号とか、例えば通学路には押しボタン式の信号が多いんですけれども、児童が着くまでに父兄の方がもう押して、児童が着くのを待って、青になったら渡しとるというやり方をしておりますけども、そうすると、子どもは押しボタン式の信号をどうして渡ったらいいのかわからないということが起こり得るんですよね。そういう意味で、保護者の方には、できるだけ子どもにやらせてやってほしいというふうなこと等もお願いしておるところです。父兄の方で、誘導するときも、車に背を向けて、旗を持ってやってる方も見えますけど、これは逆で危なく、車を見て誘導しないとあかんのですけども、そういうようなこともいろいろ御指導させていただいております。
 横断歩道の白の、いわゆるゼブラですね。これは今、通学路の緊急点検等々で、すり切れておるところは塗りかえの作業を随分進めておるところなんですけども、今委員が御指摘の光るというやつですけども、これは塗り方で、高輝度という輝度の高い光る塗料があるんですけども、これはちょっと額が高いんです、実際。そういうこともあって、なかなか横断歩道まで手が伸びていかない。中央線とか路側の白い線とかで、高輝度の塗料を使ってるところがあるんですけども、なかなか横断歩道までちょっと手が回らないというそういう状況がございます。

〇山本委員 要は、子どもたちに対して裏切っちゃいけない、これは大人の責任だと。結論はそういうことだと思うんですね。その大人に対して啓蒙活動をする、モラルの向上を図るという場面がなかなかないもんですから。学校だったら教員が子どもたちに教えられるということがあるんですけど、大人に対してやる場面がないものですから、そういった職域で、先ほど言ったように、朝礼とか夕礼とかで、今日も一日どうぞ気をつけてくださいよ、特に子どもが手を挙げたらとまってくださいよ、というようなことを周知徹底させるというのはとても大事なことかなと、そんなふうに思います。
 以上です。

〇長田委員長 ほかございますでしょうか。

                〔発言の声なし〕

〇長田委員長 よろしいか。
 なければ、「平成25年版成果レポート(案)」についての関係分につきましては、頂戴しました御意見の取りまとめにつきまして、後ほど委員協議で御議論いただきたいと存じます。
 また、執行部におかれましては、本委員会で取りまとめた意見の回答を、後日、御報告願います。
 これで、(1)「平成25年版成果レポート(案)」について(関係分)から、(4)交通事故情勢と高齢者の事故防止対策の推進についての調査を終わります。

 2 委員間討議    

   (1)所管事項調査に関する事項          なし

   (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

教育警察常任委員長

予算決算常任委員会教育警察分科会委員長  

長田 隆尚

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