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平成26年1月17日 予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会 会議録  

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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日     平成26年1月17日(金) 自 午前10時31分~至 午前10時45分

会  議  室    201委員会室    

出 席 委 員     8名

              委 員 長   森野 真治

              副委員長    中西   勇

              委    員   田中 智也

              委    員   杉本 熊野

              委    員   小野 欽市

              委    員   中嶋 年規

              委    員   日沖 正信

                 委    員   岩田 隆嘉

欠 席 委 員     なし

出席説明員

      [環境生活部]

             部   長                     竹内   望

             副部長                       田中   功

             環境生活総務課長              松田 克彦

             私学課長                     冨田 康成

                                           その他関係職員

委員会書記     議  事  課   主幹  加藤   元

              企画法務課  主査  中西 宣之

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     なし

傍  聴  者     なし

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(環境生活部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)四日市朝鮮初中級学校の教育内容に関する今後の取組について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(環境生活部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)四日市朝鮮初中級学校の教育内容に関する今後の取組について

    ①当局から資料に基づき説明(竹内部長、田中副部長)

    ②質問

〇森野委員長 それでは、御質問があればお願いいたします。

〇小野委員 この2ページの1月7日付の朝鮮学校の理事長からの取組についてという表明文書の、特に3の歴史教育の日本人と共に生きていくという観点という表記とか、あるいは、日本との友好的関係を望みその実現に尽力するよう取り組んでいくという考え方、これは三重朝鮮学園の理事長としての意見表明ではあったとしても、全国に類似の学校があるわけですし、各都道府県でも対応がそれぞれ分かれるところの中でこういうふうな記述が出てくることは、三重県としては重い表記だと私は思います。今まで県で、議会もですが、取り組んできた一つの大きな転換点になるような表現となると思います。この転換点をもって、このまま素直に対応してだけることを大いに期待したいと思います。当局にお伺いするんですが、東京にある教科書編成委員会に働きかけていくという意思表示が、我々も素直にとれば非常に有効だと思うのですが、判こ押して出してもらってますので、信用できますよね。

〇竹内部長 今回、小野委員御指摘もありましたが、非常に、三重朝鮮学園として真摯に検討してこういう重い表明をされたところですので、我々当局としても、きちっとこの方向でやっていただけるように、執行についても我々に報告をいただいて、我々と議論もしっかりさせていただいて、進めてやっていきたいと思います。

〇中嶋委員 非常に朝鮮学園の理事長も真摯な対応で回答をいただいたと評価したいと思います。今おっしゃられたように、この取組の報告をいただいてというふうなお話なんですが、実際そのことが実行されているかというところのチェックは必要だと感じておりまして、神奈川県もいろいろと議論があった中で、ちゃんと文書をいただいた中で補助金を執行したと。そうしましたら、拉致問題を考える会の皆さんから、それは言葉だけで実行なされてないじゃないかという抗議の言葉もあったと聞かせていただいている中で、本県もこれを受けてどうされようとしているのか。予算化を求めていくことを考えているのかということと、予算が認められたとして、執行していく上でそれをどうチェックしていくのかの考え方を確認させていただきたいのですが。

〇竹内部長 大きく予算の話と執行の話とをご指摘いただきました。まず予算化につきましては、当局としては予算編成を行っているところですが、環境生活部としては、300万円を予算化する方向で財政当局と折衝しているところです。2点目の予算化された場合ですが、今回表明されました大きく3つの視点で、それぞれ時期は一律ではなく違うと思うんですが、何れにしても3点について、執行状況を朝鮮学園から報告を受けて、その執行状況を確認した上で、補助金の執行をしていきたいと思っております。

〇中嶋委員 そうしますと、報告を受けて、現地での確認もしていただけるという認識でよろしいでしょうかね。

〇田中副部長 実際に、例えば竹島の授業ですと初級部中級部とも1学期でやるとか、だいたいの時期はわかっていますので、学園と連絡を取った上で、その授業が行われるときに実際現地にお伺いして確認させていただきたいと思っています。

〇中嶋委員 あくまでも改善策を示していただいたところに対するチェックという意味でお願いをしておりますので、踏み込んだところまで、学校の自主性というところまで否定するものではないと思っていますので、この取組の方向がちゃんとなされているかということのチェックの体制を要望させていただいて、県としてもこういう回答をいただけるような協議をしていただいた担当の皆様にも深く感謝を申し上げたいと思います。

〇日沖委員 改めて、来年度からのこの取組について見せていただいて、是非このように真摯に進めていただけることを期待させていただくんですが、先ほどのチェックというところにも絡むかも分かりませんが、特に拉致問題については、犯罪行為という言葉ででも、大変なことなんだということで認めていただきながら進めていくということで、子供たちにも問題の重大さ重要性というものを伝えていくということでしっかりお願いしたいんですが、この3の歴史教育で、拉致問題等については、副読本のような補助教材を活用すると明記していただいていますが、4月から、年度途中からになるのかもしれませんが、来年度からこの副読本的な補助教材を活用するとのことですけれども、具体的にこの学校とのやりとりの中でこういうものがあるということなら教えてください。問題が重要だからこそしっかりとした教材がなければいけないかなと思うんですが、やりとりの中で例えばこういう教材があるということなら御紹介なり教えていただきたいと思うんですが。

〇竹内部長 拉致問題につきまして、1のところで、今後、12月の人権週間の機会などを捉えて、1にありますようなところを教えていこうとなっています。そのために副読本的なものを、補助教材をつくった上で教えていきたいということなんですが、拉致問題の経緯とかどういう対応であったとか、そういうものを含めて副読本的に補助教材をつくっていけたらなという形でして、具体的に今これがこうですよというものを念頭においてまとめているというわけではございません。

〇日沖委員 そうすると、学校で自主的にそういうものをつくられるのか、出版社が出しているものを活用されるかというところもわからないですか。

〇竹内部長 どういったものを使うかも学校側で自主的に検討していただいて、1の表明に合うような副読本的なものを学校側がつくっていくんだろうと思っています。

〇日沖委員 わかりました。はい、結構です。

〇森野委員長 ほかにございますか。

                〔発言の声なし〕

〇森野委員長 ほかになければ、これで、四日市朝鮮初中級学校の教育内容に関する今後の取組についての調査を終わります。

 2 委員間討議

〇森野委員長 次に、本日調査いただいた事項について、委員間討議を行います。ご意見のある方はお願いします。

〇中嶋委員 執行部とのやりとりでも申し上げましたが、こういった形で一定の成果を出していただいたことを評価させていただいて、これを以て予算について、まだ予算議論はこれからですが、予算化されていかれることも、私はオーケーというか、その方向で進めてもらってよろしいかと思います。

〇小野委員 一つ確認ですが、26年度予算は今佳境の中でやってもらっているということで結構ですが、25年度の予算はもう執行いただいたのでしたか。

〇田中副部長 25年度については、12月の分科会で報告をし、一定のご了解をいただいたということで、12月末に執行させていただいたところです。

〇森野委員長 小野委員、それでよろしいですか。

〇小野委員 はい。

〇森野委員長 ほかにございますか。

                〔発言の声なし〕

〇森野委員長 ないようですので、これで、委員間討議を終わります。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長

森野 真治

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