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私学助成の充実を求める意見書

私学助成の充実を求める意見書

 私立学校は、独自の校風を守りつつ建学の精神に基づく個性豊かで特色ある教育を行い、教育の振興及び発展に寄与している。
 しかしながら、私立学校に修学する生徒等の保護者にとって、小学校、中学校及び高等学校における公私間の教育費負担の格差は大きく、とりわけ入学時納付金が高額であり、私立学校の生徒等は大きな経済的負担を強いられているところである。
 また、近年における少子化等の影響もあり、私立学校をめぐる経営環境は厳しい状況にある。
 よって、国におかれては、私立学校に修学する生徒等の保護者の経済的負担の軽減及び私立学校における経営の健全性向上を図るため、私学助成に係る国庫補助制度を堅持するとともに、経常的経費の助成を更に充実するよう強く要望する。
 

 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

    平成26年12月19日

             三重県議会議長 永 田 正 巳

(提 出 先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
文部科学大臣

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