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平成26年12月12日 教育警察常任委員会 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録

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教育警察常任委員会

予算決算常任委員会教育警察分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日     平成26年12月12日(金) 自 午前10時1分~至 午前11時0分

会  議  室     502委員会室

出 席 委 員     7名

             委 員 長         吉川   新

             副委員長          中村 欣一郎

             委    員         小林 正人

             委    員         後藤 健一

             委    員         北川 裕之

             委    員         日沖 正信

             委    員         山本 教和

欠 席 委 員     なし

出席説明員

      [警察本部]

             本 部 長                          大賀 眞一

             警務部長                         塚本 雅人

             生活安全部長                       栃木 新一

             刑事部長                         別府 清雄

             交通部長                         永戸 吉朋

             警備部長                         西川   稔

             警務部首席参事官 警務課長            里村   薫

             生活安全部首席参事官 生活安全企画課長  堀   主邦

             警備部首席参事官 警備企画課長         池田 政哉

             警務部参事官 総務課長               稲垣 好人

             警務部参事官 会計課長               小松 雅和

             生活安全部参事官 地域課長            伊野 隆久

             刑事部参事官 組織犯罪対策課長         水谷 昭裕

             少年課長                         服部 光治

             交通規制課長                      谷合 敏伯

             警備第二課長                      藤井 淳夫

                                                その他関係職員

委員会書記 

             議  事  課  主 幹  坂井   哲  

             企画法務課  主 査  新開 祐史

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     1名

傍  聴  者     なし

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

 (1)議案第158号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)

 2 所管事項の調査

 (1)平成27年度当初予算要求状況について

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 所管事項の調査

 (1)刑法犯の認知状況について

 (2)チャイルドガーディアンみえ推進事業について

 (3)交通事故情勢について

 2 閉会中の継続調査申出事件ついて

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 分科会(警察本部関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第158号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第5号)」(関係分)

    ①当局から資料に基づき補充説明(大賀本部長)

    ②質疑

〇吉川委員長 それでは御質疑があればお願いします。

〇北川委員 細かいことで1つだけ聞かせてください。
 警察本部費のこの人事異動日程変更に伴う赴任旅費の増って、これどういう意味合いのもんなんですか。

〇塚本警務部長 通常、県警察の異動は旧年度内、3月中に全ての人事異動を終了させます。ただ、昨年度末におきましては、天皇陛下が伊勢神宮御参拝でお見えになった関係上、一部の人事異動が、今年度の4月にずれ込みました。その関係で、赴任旅費を今年度に増額補正させていただくものでございます。なお、昨年度の赴任旅費の余り分につきましては、不用ということで既に決定させていただいておるところでございます。

〇北川委員 ちょっと余りよくわかってないのでごめんなさい。人が増えた分という意味ですか。そうではないのですか。

〇塚本警務部長 通常、例えば平成25年度の人事異動は25年度中に全て終わらせた上で新年度を迎えるという流れをとっております。ただ、25年度の人事異動につきましては、今年の3月末に天皇陛下が伊勢神宮へ御参拝にお見えになった際に、これが3月末に行われたものですから、人事異動を平成26年度に一部ずらして行いました。その際に赴任旅費が発生いたしますが、平成25年度の予算を計上した際には、25年度中に全ての人事異動を終わらせるということで予算計上しておりまして、その人事異動が26年度にずれ込んだ関係上、25年度の発生する予定であった赴任旅費を不用額として返納した上で、26年度の4月に発生した人事異動の赴任旅費分をこちらのほう、補正ということで計上させていただいておるものでございます。

〇北川委員 ごめんなさい、赴任旅費ってこんだけかかるもんなんですね。結構です。はい、わかりました。

〇吉川委員長 ほかに御質疑ありませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇吉川委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議    なし

    ④討論        なし

    ⑤採決        議案第158号   挙手(全員)   可決

 2 所管事項の調査

  (1)平成27年度当初予算要求状況について

    ①当局から資料に基づき説明(大賀本部長、塚本警務部長)

    ②質問

〇吉川委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇北川委員 何点かあるんですが、まず1点目は、3ページの施策111の2のヘリコプターテレビシステムの更新整備というのは、これどちらに出てますの。よう見つけなかったものですから。これは警察本部の担当の事業になってるんですよね。これはヘリコプター運用・維持費となってますけど、この更新整備の部分というのはどれくらいの費用で、当初導入いただいたときからどれくらいの更新サイクルというか、あるいは更新の内容ってどんなものなのか、ちょっと詳細を教えていただきたいんですが。

〇塚本警務部長 ここで上げさせていただいておりますヘリコプター運用・維持費の関係でございますけれども、この中身でございますが、2つございまして、1つがヘリコプターに搭載しておりますテレビシステムの機上設備、要はヘリコプターにカメラを積んでおりますので、そのカメラの更新整備でございます。こちらが約2億3400万円ほどになります。もう1点は、ヘリコプターのうち1機が法定点検が必要になってまいりますので、こちらの法定点検費でおおむね5500万円ほどになっております。こちらの法定点検につきましては、フライトの600時間ごとの点検ということになりますので、期間というよりもフライト時間に影響されるものでございます。
 ヘリコプターテレビシステムの関係でございますけれども、じゃこれはどれくらいの期間で更新というか、現在、今回更新対象としておりますカメラでございますが、平成4年度にこれは整備させていただいておるものでございます。実は、カメラ部分が故障いたしまして、メーカーのほうに修理を依頼したんですけども、製造後もう20年以上経過しておるということから、修理部品がないということで、使用不可能となりましたので更新をさせていただきたいというものでございます。

〇北川委員 ごめんなさい、そうすると更新という、全く新しいものに変えてしまうということなんですね。平成4年でしたっけ。そんな前でしたっけ。いいです。それが2億3400万円余りで、あとヘリコプターの1機分の法定点検5500万幾らが含まれてるということなんですね。これも同じのこっちに上がってました。

〇塚本警務部長 委員御指摘のとおり、資料2のほうには、これは防災対策部のほうが主担当の事業でございますので、当方の今回のヘリコプターテレビの運用・維持費の記載はございません。

〇北川委員 主担当の事業と、その担当部局じゃないのも当然上げていただいてる資料なんで、これ拝見したときに、あれ、こっちになかったなと思って。主な事業で3億何がしもあるものが、こちらにないというのはちょっと。どこかに載ってるんですかね。これルール的にどんなふうになってるんですか。

〇塚本警務部長 こちら施策111のほうに中に何を載せるというのは、防災対策部の判断になってまいりますので、主担当はあくまでもあちらになりますので、ちょっとうちのほうでは載せなかった判断理由というのは、申しわけございません、そこは伺ってはおりません。
 恐らく防災対策部のほうの判断も同じだと思うんですけれども、こちらのほう、おおむね主たる事業で出るのが更新ではなくて新規ものが、新たな施策とかそういうところを中心で載せておるかと思いますので、これはあくまで既存の部分の更新ということですから、載せていないかとは考えております。

〇北川委員 防災対策部のほうの判断になるのかわかりませんが、資料の見方の問題もあって、先にこっちで見てるので、これは抜き出ししたものだという解釈をしてたもんですから、ちょっと違和感があったもんですから、金額も大きいのでね。できたらこういうのは載せてもらったほうがいいのかなというふうには思います。
 それから、施策131の2と3と5の、書いていただいている趣旨はわかるんですけど、ちょっとその具体的な中身、どういうことをやる費用がこれに含まれているのかというのがちょっと具体的に見えなかったもんですから、5は余り詳細は言わないほうがいいのかもわからないですけど。ちょっと2と3について、どんな具体的なアクションになるのか教えていただけますか。

〇塚本警務部長 まず2の子ども・女性の安全確保推進事業でございますけれども、こちらは、子どもや女性が被害者となる性犯罪前兆事案である声かけ・つきまとい事案等の未然防止を図るということで行うものでございまして、内容でございますけれども、性犯罪の発生件数が多く、また不審者情報が多く寄せられております津地区の津駅及び津新町駅の西側を選定いたしまして、通学路や駅から住宅街へのアクセス道路に7基の防犯カメラを整備しようというものでございます。
 3のストーカー・DV被害者等保護対策事業でございますけれども、先般の予算決算常任委員会の中でも本部長のほうから説明をさせていただいたと思うんですが、ストーカーの認知件数等増加傾向にあると、また配偶者暴力事案につきましても増加傾向にあるということから、被害者等の安全を確保するというのがまず必要になってまいります。このための被害者等の一時避難措置のための費用を計上させていただくとともに、被害者の現在地を早急に把握するための位置情報提供システム端末の整備に要する経費、また被害者宅への侵入等を防ぐとともに、犯人を早期検挙するための警戒監視システムの整備に要する経費を要求させていただいておるものでございます。
 インターネットバンキング不正送金事犯対策事業の関係でございますけれども、こちらにつきましても、被害額は増加しておる状況でございます。このために、県民の財産を守るということから、金融機関対策といたしまして、金融機関に対して専門家による助言指導を受けるための経費、またエンドユーザー対策といたしまして、県民に危険性とセキュリティー対策の必要性を訴えるための不正送金疑似体験ツールを作成する経費、また膨大な捜査資料の処理能力を向上させる捜査資機材の整備費用を要求させていただいておるものでございます。

〇北川委員 ある程度わからせていただきました。防犯カメラは7基ということで、これはいわゆる維持費的なものも含めての費用になるんですかね。一般的な防犯カメラですから、そんなに維持費に費用はかかるもんではないんですよね。

〇栃木生活安全部長 先ほど警務部長からもお話ありましたように、三重県内で津警察署につきましては10月までの性犯罪の件数と不審者情報の件数が1位、あるいは2位、3位というふうなことで多発していると。これまで街頭緊急警報装置等の整備を行ってまいりましたんですけれども、特に津駅から津新町駅の間につきましては、そういう情報も多いという中で、小学校、中学校、高校も多数密集しておるということから、この地区における公共空間の安全という意味で、新たに防犯カメラを設置しようというものであります。
 現在、子ども緊急通報装置、平成14年度に整備しとるんですけれども、これが故障もしておりますのと、サービス期間終了ということで部品もございませんので、新たに撤去して設置するという考え方の費用を含めてでございます。

〇北川委員 それは、じゃ一般的な防犯灯で何か緊急の押しボタンがあるとか、そういう類いのもんではなくて、一般的な防犯カメラがあるだけのものなんですよね。

〇栃木生活安全部長 基本的にそういう考え方なんですけども、ただ、先ほど申し上げましたように、小学校、中学校、高校がありますので、ボタンも押して、その近隣に犯罪が発生したと、不審者が出たという注意を知らせるための警報はつけることにしております。本来はカメラだけなんですけれども。

〇北川委員 そうすると、それはその場であるという、現場でアラームが鳴るという類いのものなんですね。それはそれなりに、逆にそういう装置があることがわかりやすいような、子どもさんたちに周知をいただくことも必要なのかなというところもありますし、あと以前、スーパー防犯灯関係については、維持費の関係がいろいろ問題になった経緯があるので、ちょっと気にかかりましたので。そういうタイプのものであれば、そんなに維持費はかからないという判断でよろしいですね。はい、結構です。

〇日沖委員 施策131の6の新規事業の危険ドラッグ緊急対策事業のところでお聞きしたいんですけど、全体の聞き取り調査のときに説明していて重複してたら申しわけないですけど、取り締まり強化とか啓発強化ということにしては、4300万円という額があるんですけど、これほかの取り締まりとか啓発の対策の事業と比べると、ちょっとこの危険ドラッグの対策事業というのは額が大きいですけど、これ何か特別なことあるんでしたっけ。

〇別府刑事部長 薬物とかドラッグの取り締まりについては、例えば覚醒剤とか大麻とかは、通常の経費もしくは国費でやっておる事業なんですけれども、この危険ドラッグというのは新たに近年問題化されてきて、そういう意味でいろいろな鑑定機材等々が余りうまく整備されていないところがあります。今回は、そういう意味で危険ドラッグの根絶のために取り締まり、それと広報啓発をするということで、その課題となっている鑑定の高度化、迅速化を図るために必要な資機材の整備ということで、約3980万円。これは何かといいますと、携帯型の薬物特定装置、これで約3200万、それと危険ドラッグ標準品、これは鑑定するのに標準品というものが要るんですけども、その標準品合成機の整備で約780万円、こういうものとなっております。
 それと、危険ドラッグを乱用して何か物事が起こったというときの採証をするため、証拠を確保するためのビデオカメラ、よくテレビとかでも流れておりますけども、ああいうのは証拠化しておかなければいけませんので、そういうビデオカメラの購入費として約250万円を要求しております。
 あと広報啓発ということで、その経費として約180万円ということです。そういう意味で、鑑定機器の整備のためにちょっと高額な経費が必要となっております。

〇日沖委員 わかりました。鑑定の機器、機材の分があるということで、こんなような額になるということで。その機器や機材は、各警察署、どんなところへ配備されるんですか。

〇別府刑事部長 今、予算上は9式を要求しておりますけども、これは大規模警察署の6警察署と、この事件を本部で担当しております組織犯罪対策課、それと現場でいろいろな初動活動をする機動捜査隊、それと交通事故の対応をするということで、高速道路交通警察隊の配備を予定しております。

〇後藤委員 1つ2つ聞かせてください。
 施策131の9の駐在所等の整備ですが、額が3300万円ほどちょっと減っている、そのあたりの理由。特に駐在所等、地元でも結構要望がございますし、今年度、5500万円ほどで交番・駐在所の整備充実をというふうに書かれておりますけども、それぞれ何カ所ほどを考えてみえるのか教えてください。
 それと、施策132の2の事業で、これも信号機について随分要望が出てくるわけですけども、余り額が増えてないんですが、本年度、必要性、緊急性の順番でということが書かれておりますけども、何基ぐらいを整備予定なのか教えてください。

〇塚本警務部長 それでは、まず警察官駐在所等整備事業の関係でございますけれども、こちらにつきましては、これまでも進めてまいりましたのと同様に、交番・駐在所というのは地域の安全の拠点として住民の方々から特に強い要望等があるというのは承知しておるところでございます。
 これにつきましても、特に老朽化、狭隘化著しいところを中心に進めていきたいということで考えて要求をお願いしておるところでございますが、3000万円ほど減った理由というところでございますけれども、全体の予算枠との関係でちょっと減っておるということで、御理解いただければと思います。
 あと信号は……。

〇後藤委員 何カ所というのはまだ。

〇塚本警務部長 数につきましてはちょっと御勘弁いただけませんでしょうか。これからまた予算要求段階ということでございますので、詳細な数につきましてはちょっと答弁は差し控えさせていただきたいと思います。

〇永戸交通部長 それでは、くらしと環境を守る交通安全施設整備事業に関連して、信号機の設置関係について御説明をしたいと思いますが、今年度も予定としましては、平成24年度からの4カ年計画の最終年ということで、30基、30カ所を一応整備することとしております。そういうことから、金額的には昨年とほぼ同額というような形になっております。

〇塚本警務部長 済みません、先ほどの駐在・交番の関係でございますけれども、今年3カ所整備させていただいております。来年度につきましては、先ほど申し上げましたように、予算の縛りの関係で、1カ所数を減らさせていただいて、2カ所で要求をさせていただいておるものでございます。

〇後藤委員 何カ所か言えないというのはちょっと驚いたんですけれども、県民の前で予算要望していただいとるんですから、何カ所ぐらい、どこというところまではあれかわかりませんけども、結構要望がある中で、全体の予算のバランスで今年3カ所から1カ所減らして、その額が3000万円ほどという理解でよろしいでしょうか。

〇塚本警務部長 委員御指摘のとおりでございます。

〇後藤委員 これは何度も申し上げますけども、結構要望、信号機もそうなんですけども、信号機のは4カ年計画でその額は余り変わらないという理解をさせていただいたんですけど、ぜひとも県民の要望に応えていただくべく、予算要求していただきたいと思います。よろしくお願いします。

〇吉川委員長 ほかに御意見、御質疑は。

                〔「なし」の声あり〕

〇吉川委員長 なければ、これで警察本部関係の平成27年度当初予算要求状況についての調査を終了いたします。

 3 委員間討議   

    ①執行部に処理経過の報告を求める事項    なし

Ⅱ 常任委員会(警察本部関係)

 1 所管事項の調査

  (1)刑法犯の認知状況について

  (2)チャイルドガーディアンみえ推進事業について

  (3)交通事故情勢について

    ①当局から資料に基づき説明(栃木部長、永戸部長)

    ②質問

〇吉川委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇北川委員 飲酒運転の事故についてですが、飲酒運転事故ゼロを目指すということで条例もつくらせていただいた中で、飲酒運転の事故が増加と言われると、非常につらいところでありまして、条例の周知、県民の皆さんへの意識づけも、我々も含めてまだまだ弱いのかなという、非常に残念な結果になってるんですが、このあたりを受けて、どうなんでしょうか。もちろん取り締まりは十分やっていただいてるかとは思うんですが、この8件の事案というのはかなり、余り具体的なのはあれですけど、どういうタイプの事案というか、そんなことまでわからないですわね。やっぱりまだまだ常習的な方が多いというか、かなり泥酔状態の事故だったんでしょうかね。そんなところはわからないですか、内容までは。

〇永戸交通部長 泥酔かどうかということにつきましては、ある程度車が運転できるような状況での運転になりますので、本人としては運転しても大丈夫だろうというような状況でございます。幸いにして、酒酔い運転での事故というのはまだこの8件中発生はございませんので、ある意味酒気帯びというような状況でございます。

〇北川委員 受診義務のほうも進めてはいただいてることなので、せっかく条例ができた年なので、これからまたシーズンでもありますので、十分にこのあたり、環境生活部と連携とっていただいて、しっかりとまた啓発も進めていただきたいと思います。これはもうしっかりやっていただきたいというお願いしかないもんですから、よろしくお願いいたしたいと思います。

〇後藤委員 2ページのチャイルドガーディアンみえ推進事業で、課題と今後の取組がちょっと書かれておるんですけども、課題を解決するために何をしていくかということになるんだろうと思いますけど、今後の取組でネットワーク化と構成団体の活動の活性化ということで、これ何かネットワークができないとか、あるいは団体が存在しないとか、理由みたいなものはあるんですか。

〇栃木生活安全部長 子どもが居住するところはいろいろなところございますけれども、都市部というか、市街地におきましては、やっぱり子どもの数も多いし、住んでみえる方が多いということで、比較的防犯ボランティアとか少年警察関係として見守りしていただく教育関係者、保護者方は見えるんですけど、やっぱりどちらかというと、そういった不審者情報の多くないところは組織化が余り団体までは行ってない。ただ近所の方が危ないでとか、そういうのはあるんですけども、そういったところで団体を取りまとめるというのはなかなか難しい面がございます。一律に全ての地区で団体を結成していくのは難しいかもわかりませんけれども、そういった、やっていただいている方々にまた傘下に入ってもらえればなと思っております。
 ちなみに、まだ結成されてないところにつきましては、4警察署、津、大台、尾鷲、熊野の19校区となっております。全て、既に12署でネットワークができております。873団体、2万2950人の方にはそのネットワークのもとへ入っていただいとるんですけれども、今言ったところは、先ほど申し上げましたように、団体としてということがないというところありますので、そういったところは今後チャイルドガーディアンを中心に、そういったところでやってもらう人を登録というか、ということも必要なのかなと思っておりますし、いずれにしても残りの6警察署においても早期にネットワーク化というか、連絡会を立ち上げていただきたいなということで考えております。

〇後藤委員 状況は理解させていただきました。地域との連携がこれから大事になってきますので、いろんな、子どもの数等も含めてそういう状況もあろうかと思いますけども、しっかり子どもを見守る、安全安心のために今後そのネットワーク化等にぜひとも取り組んでいただきたいと思うので、要望だけさせていただきます。

〇吉川委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇吉川委員長 なければ、刑法犯の認知状況についてから交通事故情勢についてまでの調査を終わります。
 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら、御発言をお願いいたします。ございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇吉川委員長 なければ、これで警察本部関係の所管事項の調査を終了いたします。

 2 委員間討議

    ①所管事項調査に関する事項   なし

    ②執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

 3 閉会中の継続調査申出事件について

〇吉川委員長 次に、常任委員会に係る閉会中の継続調査申出事件の調査項目につきましては、お手元に配付の文書のとおりといたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇吉川委員長 御異議なしと認め、そのようにいたします。
 最後に、閉会中の委員会開催につきましては、必要に応じて開催することとし、開催時期、議題等につきましては正副委員長に御一任願いたいと存じますが、いかがでしょうか。

                〔「結構です」の声あり〕

〇吉川委員長 では、そのようにいたします。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。 

教育警察常任委員長  

予算決算常任委員会教育警察分科会委員長

吉川  新 

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