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平成26年12月11日 健康福祉病院常任委員会 予算決算常任委員会健康福祉病院分科会 会議録

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健康福祉病院常任委員会

予算決算常任委員会健康福祉病院分科会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日     平成26年12月11日(木) 自 午前10時1分~至 午前10時50分

会  議  室    501委員会室

出 席 員     8名

              委  員  長   濱井 初男

             副委員長    中西   勇 

             委    員   森野 真治

             委    員   辻 三千宣

             委    員   中森 博文 

             委    員   水谷   隆

             委    員   中村 進一

             委    員   中川 正美

欠 席 員     なし

出席説明員 

      [病院事業庁]

             庁  長                 大林   清

             副庁長                  重松   玲

             県立病院課長             岩﨑 浩也

             経営支援・危機管理監        谷岡 德夫

                                       その他関係職員

委員会書記

            議  事  課  主 査      松本   昇

             企画法務課  主 査      濱口 麻裕子

傍 聴 議 員     なし

県 政 記 者     なし

傍  聴  者     なし

議題及び協議事項

Ⅰ 分科会(病院事業庁関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第173号「平成26年度三重県病院事業会計補正予算(第1号)」

 2 所管事項の調査

  (1)平成27年度当初予算要求状況

Ⅱ 常任委員会(病院事業庁関係)

 1 所管事項の調査

  (1)こころの医療センター及び一志病院の取組状況について

 2 閉会中の継続審査・継続調査申出事件について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

I 分科会(病院事業庁関係)

 1 議案の審査

  (1)議案第173号「平成26年度三重県病院事業会計補正予算(第1号)」

    ①当局から資料に基づき補充説明(大林庁長)

    ②質疑

〇濱井委員長 御質疑があればお願いします。

〇中村委員 入院医療中心から地域生活支援中心へということで、随分大きい金額の減収という形になっているんですけども、これはあれですか、地域生活支援中心ということで、健康福祉部のほうで、一昨日ですかね、精神疾患の皆さん方のアンケートとか家族のアンケートとかとって、それなりに出されてきたというんかどうかようわかりませんけども、地域でこういった人たちが生活していく不安とか願いみたいなものをちょっと見せてもらったんですけども、病院側として、こういう流れに対して本当はもっと、何ていうんですかね、入院の必要があるのにこの流れの中であえて退院してもらってということの割合というんかな、それから、退院した後の対応とか、そういったものに対する何かこうあってほしいとか、あるいは、こころの医療センターとして、こういうサポートをしているんだとか、そこら辺の詳しい今の考え方とか流れとか、教えていただきたいなと。
 それから、どんどん退院されていきますけれども、今の時代ですので、アルコール関係とか、いろんな患者が本来やったら増えて、ストレスとかで潜在的にたくさんおみえになると思うんですよね。そういった方たちがまた入院してきてとか、そういうような環境というのがあるのかどうなのか。ちょっとその辺わかれば教えていただきたいなと思います。

〇大林庁長 まず1点目の早期退院ということで、医療がやっぱりメーンですので、無理やり退院ということは当然しておりません。できる限り適切な治療を施すことによって早期退院を促せるような形での頑張りをまずしているというのが大前提でございます。
 そうした中で、地域の受け入れというところが大変大事になってきますので、長期入院されている方が退院するに当たっても、福祉関係の方とか、もちろん家族の方々と十分意見交換をしながら、在宅を望まれるのか、いわゆる中間的な福祉施設に行かれるのか、そしてまたその受け入れ先があるのかを十分確認した上で、退院調整をしておりますので、何としても退院ということを達成するためにということはしておりませんので、そこのところはしっかりと頑張っていきたい、やっておるところでございます。
 それと、あわせて退院された方についても、やはりアウトリーチということで、訪問看護でありますとかデイケアへ来ていただくとか、そういう形でしっかりと後をやっていくということが大事ですので、逆にその訪問看護とかは、件数を増やしたり、体制も充実させたりして取り組んでおりますので、そこを両方でしっかりとやっていくという形での精神科医療を提供しておるところでございます。
 それと、もう一つ、そういった中では地域の福祉の関係者とか、行政機関と意見交換をするような場も大事だというふうに思っておりまして、基本的には健康福祉部の保健所管内の担当のほうでそういう会議をしていくということも聞いておりますので、できる限りそういうのが早期に開催されればいいので、こころの医療センターのほうからはそういう働きかけもさせていただいて、行政と医療現場とがタイアップしてやっていく必要があるというふうにやっておるところでございます。

〇中村委員 患者が増えていく状況はあるのかないのか。

〇大林庁長 患者そのものは、入院患者についても在院日数が少なくなると、どうしても新規の患者が来ないと本来の経営的にも問題がありますので、そういう努力はしておるところでございます。特に、アルコール治療なんかは、条例に基づいて来ていただいている方もございますし、そういった中でしっかりとやっていかなければとは思うんですけども、今の医師15人という体制の中でどこまでやれるかという若干問題もございます。そういった意味では医師をはじめとした医療スタッフをさらに確保する努力もあわせてしていかないと、今外来で260から270人来ておりまして、1日にたくさんの方を1人の医者が診ているという状況もございますので、そこのところは体制を充実させるということも課題ということは認識しておりますけれども、ただ、できる限り今の体制でも来ていただけるように、予約診療の枠を増やしたりとか、急に入ってきた方にも何とか対応する努力は日々の取組の中でやっておるところでございます。

〇中村委員 どんどん社会が安定してきて、患者も減ってきて、精神疾患を患う方が非常に少なくなってきたので縮小していくというのであれば、歓迎すべきことかなというふうには思うんですけれども、潜在的にそういう状況がある中で、準備を整えてあるのになかなか来ないという状況があるとしたらどうなのかなという、ちょっと気になった部分でございます。
 それから、地域に移行された方々というのは、やっぱり社会復帰ができればということで、食べていけるような状況にするということで、いろんないわゆる仕事、訓練されているところだとか、いろんなところも頑張っておられるんですけれども、福祉事務所とか、そういったところとの連携もきちっとやられるということで、理解させてもらってよろしいんですね。

〇大林庁長 そういうことは連携しながらやっておるところでございますし、特に、こころの医療センターの中でも作業療法の中で、従来ですとそういう生活機能中心とした訓練に加えて、これからは少しそういう目的別というか、就職とか社会復帰をにらんでの例えばパソコン操作ができるとか、対人関係でうまく対応ができるとか、そういうプログラムを取り入れて充実させて、社会復帰を支援するということで今対応しておるところで、そこら辺の取組は今後もさらに充実させていきたいということで、内部的には検討しておるところでございます。

〇中村委員 本当にそうやって病院に長いこと見えた方が、言葉は悪いですけど、外へ出されるみたいな、そういう状況、受け皿がきちっとされてないまま退院した場合にいろんなことが起こってしまうこともございますので、その辺は引き続いてそういった関係機関との連携をきちんととっていただいて、プロフェッショナルとしてのいろんなかかわり方をぜひお願いしたいなということを申し上げておきます。

〇中川委員 関連で、こころの医療センターは、入院医療中心から地域生活支援中心へということで、精神科医療の方向性ということで、もう一方、志摩病院は、精神科病床があるわけですよね。今、現時点においてはあきがあると思うんですよね。言うならば同じ、これは指定管理ではありますけれども、県内ということで、交流というんでしょうかね、そういう転換というんか、そんなことは考えられないんですか。

〇大林庁長 基本的に志摩病院の精神科につきましても、長期入院患者の方ができる限り地域に戻っていただくという方向では、同じ取組を志摩病院でもしていただいております。ただし、唯一のあの地域での精神科病床ということもあって、現在も九十四、五人、入院されているということで、非常に満床に近いような状況はあります。
 それと、具体的にこころの医療センターと取組としての連携をしているのかというところは、認識はしておりませんけれども、実際に患者の搬送とか、困難な方はこころの医療センターのほうで受け入れたりとか、そういう通常の連携はしているということを聞いておるところでございます。
 ただ、具体的な取組としてやっているということまでは、聞いていないということで、申しわけございません。

〇中川委員 よくわかりました。
 私としては、こういう形で地域に移行した状況があるということで、もう一方では、こういう形で志摩病院があるもんですから、その交流みたいなことができたらチェンジできたら満たされるんじゃないかと、こういう感じを持ったものですから、今の考え方でわかりましたので、了解します。

〇濱井委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇濱井委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。

    ③委員間討議      なし

    ④討論           なし

    ⑤採決          議案第173号     挙手(全員)     可決

 2 所管事項の調査

  (1)平成27年度当初予算要求状況

    ①当局から資料に基づき説明(重松副庁長)

    ②質問

〇濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いいたします。

〇森野委員 今、最後の施策121のほうが1.4億円ほど減額されているというお話がありましたし、今日の減額の補正予算のほうで、入院と外来の収益のほうが1億5000万円ほど減る見込みだということを御説明いただいたわけですけども、そう考えると、平成27年度は26年度よりも3億円ぐらい減額するのが普通なのかなというふうに感じるんですが、それでも少し伸びているというのはどういうことなんですか。ほかに何かやられるってことですか。

〇重松副庁長 志摩病院の管理運営事業の交付金が減になっておるんですけれども、志摩病院の資産のほうで、屋上防水塗装と、それから浄化槽設備の更新という資産取得を予定しておりますので、そちらのほうで増額をさせていただいて、結果としては1.1%の増というような形になっております。その他もろもろいろいろ経費の増減はございますけども、大きなものとしては資産の取得ということになります。

〇森野委員 そうすると、そういう今までなかったことで3億円以上使う予定というふうに考えさせていただいたらいいということですね。

〇重松副庁長 今までなかったというか、資産の取得とか病院の改修というのはずっとやっておりまして、今年度はそういった要因でそこの部分が膨らんだという意味合いでございます。

〇森野委員 わかりました。

〇濱井委員長 ほかにありませんか。いかがでしょうか。

〇中川委員 アルコール依存症治療という文言がありますね。県が条例をつくりましたよね。それによって、関係の皆さん方がその必要性を感じて病院に行くと。これは増えているんですか。そのあたりの関係だけ教えてください。条例とこういった依存症の治療との関係。

〇大林庁長 まず、その条例に基づく受診者の実績なんですけども、11月17日現在で少しまとめたもので4人が受診をして、相談といいますか、判定に来ていただいております。それと、アルコール依存症の患者自体は、季節変動があって伸びたり減ったりということはあるんですけれども、これも平成26年10月の段階で、月平均で448人ということで、25年度の決算ベースで420人でしたので、増えてきているのかなと。ただし、内訳的には新規の患者は若干下がっている状況ですけれども、再診といいますか、旧患者の方が数字的には増えているというような状況もございまして、全体としてかかっていかれる方は多いんですけれども、そういった意味ではしっかりと対応していかなあかんのかなと。新患の方がまだそんなに多くなっていないという状況がありますので、条例に基づく啓発事業であるとか、こころの医療センターのほうでもやっておりますし、この間、11月30日でしたか、県庁講堂のほうでも取組をしておりますので、そうした中で、早期に治療、外来にかかっていただくということでの啓発なんかはやっていかなあかんのかなというふうに思っております。

〇岩﨑課長 今、アルコール依存症の患者の方の新患という話がございましたけども、新患の枠を後からまた常任委員会のほうの資料で御説明させていただきますけども、初診枠を月12回から月15回に増やしております。そういうことで、今ちょっと患者の伸びが足らないんですけども、ちょっと門戸を広げて、いろいろ来ていただくという機会を増やそうということを考えているということです。

〇中川委員 了解しました。

〇中森委員 こころの医療センターにおきますいわゆる薬物、患者に対する対応であったり、今言われる危険ドラッグに対する、そういうことの受け入れとか対処についての取組が既にあるのか、新年度に向けてどういう新たな取組があるのかというのを教えていただきたいのと、それから、もう1点は、若者に対する早期介入、これ何にかかっているのかわからん。何の若者かわかりませんので、全体にかかっているなら、それに対する早期介入・早期支援というのはちょっとわかりにくいので、何か具体的にどういうことを想定されているのか、教えてください。

〇重松副庁長 まず1点目の薬物のほうでございますけれども、こころの医療センターのほうでは、まだ今の段階では薬物についての専門的な治療プログラムというのを確立してない状況にございます。ただ、患者として、薬物依存の方が一般の外来としておいでになるときは、それは対応させていただいてますけども、例えばこころの医療センターが得意にしていますアルコールのような専門的なプログラムというのは、まだ今のところは対応できていない状況でございます。
 それから、早期介入・早期支援でございますけれども、これは精神科の疾患については、若いときに、特に思春期に発症するケースが非常に多いというふうに言われておりまして、そういうケースに対して早目に介入を行って、早目に治療ですとか相談という支援を行うということによって、予後が非常によくなるという、専門家の方はそういうエビデンスがあると言われておりますので、それをYMSC-MIEというこころの医療センターの中の組織を立ち上げておりまして、そこが行うと。まずは、それぞれ御本人ないしは御家族からの御相談を受けさせていただいて、医療が必要であれば医療にすぐつなげる、相談でおさまるものであれば、相談で対応すると、そういったことを行っておるということです。

〇中森委員 薬物乱用につきましては、危険ドラッグという新たな取組もさることながら、前から薬物についてはそういうケースが想定されるわけですので、その辺はやはり受け入れというんですか、その対応については当然やっぱりお世話をかけなくてはいけないかなという気がするのと、いろんな脱法ハーブなど、危険ドラッグと言われるようなことが今社会で問題となって報道されているわけですので、三重県の警察当局でも検挙件数があるということも聞いてますので、それはまだ軽微で済んでるものの、やはりこれは臨機の対応が、リスクの準備というんか、スタンバイはしていただかなくてはいけないんではないかなと、このように思います。そういうことですので、所見を。

〇大林庁長 必要性は十分私たちも認識しておるんですけども、やっぱり医師としてのそういう専門的な治療を行うためには、一定の準備といいますか、今確かに非常に大きな課題にはなっておりますけれども、なかなか専門的な治療という意味では対応がまだ十分ではないということですので、今後そういう課題は認識をしておりますので、どういう対応ができるのかは今後検討していかなあかんのかなというふうには思っております。

〇濱井委員長 よろしいですね。ほかにございませんか。

〇中村委員 志摩病院の関係ですけども、県と指定管理者の間で代表者による取組方向の確認とか共有とかいろいろやっていただいているということです。これ、定期的にというんですが、どれぐらいの頻度でやられているのか、それから、その結果が内科系の常勤医師の増員とか救急医療体制の拡充など、結構診療体制の回復、充実につながっているというふうに報告では受けているんですけども、この辺の今の現状と、それから今年の志摩病院に対する医療体制をどの程度に持っていくのか、その辺の見通しみたいなものを聞かせてください。

〇大林庁長 まず、指定管理者の公益社団法人地域医療振興協会との協議については、向こうの理事長と私自身が少なくとも年2回は定期的にして、あと必要に応じて私のほうが東京で意見交換の場をつくったり、こちらに来ていただいているということで、それはもう随時ということになります。今年については、2回ほど定期のそういう意見交換会とは別にさせていただいて、そのときに、今おっしゃっていただいた医療スタッフの拡充であるとか診療体制の実際の取組の充実であるとか、そういうところは要請したり、意見交換をしておるところでございます。
 あと、それ以外にも、随時月々の月例報告のような形で、月単位のそういう営業収益の状況とか、その辺については課長レベルで向こうの部長と意見交換もして、常にフォローしておるところでございます。
 来年度に向けては、まだこれから当初予算の議論なんかも踏まえて、議論をこれからまだ詰めていく段階ではございますけれども、一応、指定管理を導入したときの大きな取組として、24時間365日救急対応ができるようにということを掲げておりますので、それを何とかできないかということで、ただ、それをやるにはやっぱり総合診療医といいますか、内科系の医者の確保が大事になってきますので、今の段階では平成26年度は32人、現在29人なんですけども、そこまでいったんですけれども、その人数が確保できるかということも含めて、現状の診療体制にプラスアルファできるように、鋭意調整をしておるところでございます。

〇中村委員 いずれにいたしましても、県が運営しているときは、その問題が一番大きな課題で、非常に長い議論の中で指定管理者を選ばざるを得なかったというか、指定管理者を選んでいただいたわけですけども、私も今聞かせてもらってその辺の一番大事な部分について、庁長と向こうの代表の方と議論してもらっているんだなというふうに思わせていただきましたんで、何とかその辺の、これ決まってくると予算もそれだけまた増やしていくという形になっていくんですよね。

〇大林庁長 その部分に関して直接予算に影響するのか、収益という形での反映にとどまるのかは、少し精査がるのかなというふうには思います。

〇中村委員 一番大事なキーポイントのところに庁長が出向いていただいて、しっかりとやっていただくということでございますので、ぜひとも目標、当初の指定管理になったときの流れの中の一番大事な部分をぜひちょっと力を入れていただいて、こちらからやるところってそこの部分しかないわけですよね。ぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。

〇濱井委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇濱井委員長 よろしいですか。
 なければ、これで病院事業庁関係の平成27年度当初予算要求状況の調査を終了いたします。    

3 委員間討議

  (1)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

Ⅱ 常任委員会(病院事業庁関係)

 1 所管事項の調査

  (1)こころの医療センター及び一志病院の取組状況について

    ①当局から資料に基づき説明(岩﨑課長)

    ②質問

〇濱井委員長 それでは、御質問等がありましたらお願いします。

〇中村委員 在宅療療支援のところで、訪問看護と、訪問診療というのがあるんですけども、エリアはどうなってますか。津市中心なんですか。

〇岩﨑課長 こころの医療センターのところですか。

〇中村委員 こころの医療センターで、さっきちょっといろいろ話がありましたものですから。

〇重松副庁長 こころの医療センターの訪問看護でございますけども、エリアをここって決めているわけではないんですけれども、行って帰る時間というのも考えますと、やはり恐らく津市内のエリアぐらいに限られてくるんではないかなと思っております。特にここでないとだめですということを言っているわけではないんですけれども、ちょっと事業そのものの効率性の関係で、回れる限界の距離があろうかと思っておりますので。

〇中村委員 1ページに、地域に出た皆さん方に対して訪問看護とかアウトリーチサービスとか、そういったこころの医療センターとしての取組とかありましたものですから、患者は三重県各地まで、広域で広がっているんじゃないかなと思いましたんで、訪問看護なんかは、地域的には限界があるということでよろしいんですかね。
 その地域にあるまた関連したそういった医療機関との連携をしてもらったりとか、心の医療をやってみえる医療機関はちょこちょこあるので、そういったところとの連携なんかもされているんかなと思って聞かせてもらったんです。

〇大林庁長 実際、患者のエリアのどの範囲まで入院、外来もあるのかというところまで、ちょっと今確認する資料がございませんので、ただ、御指摘いただいた点で、アウトリーチとかそういうのは、まずどうしてもエリア的な距離はあるんですけれども、エリア外にあってもそのほかの医療機関とか福祉関係者に連絡をきちんとするとか、そういうことができるようにしていかなあかんと思いますので、そこら辺もあわせて確認をしていきたいというふうに思います。

〇中村委員 県立ですし、患者も、地域も散らばってみえると思いますので、その辺のサポートをできるように検討していただきたいと思います。

〇濱井委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇濱井委員長 なければ、こころの医療センター及び一志病院の取組状況についての調査を終わります。

  (2)その他

〇濱井委員長 最後に、これまで議論された調査項目以外で特にございましたら、御発言をお願いいたします。

                〔「なし」の声あり〕

〇濱井委員長 なければ、これで所管事項の調査を終了いたします。

 2 委員間討議   

  (1)所管事項調査に関する事項  なし

  (2)執行部に処理経過の報告を求める事項  なし

 3 閉会中の継続審査・継続調査申出事件について   

〇濱井委員長 次に、常任委員会に係る閉会中の継続審査・調査申出事件の調査項目につきましては、お手元に配付の文書のとおりといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇濱井委員長 御異議なしと認め、そのようにいたします。
 最後に、閉会中の委員会開催につきましては、必要に応じて開催することとし、開催時期、議題等につきましては正副委員長に御一任願いたいと存じますが、いかがでしょうか。

                〔「一任します」の声あり〕

〇濱井委員長 それでは、そのようにいたします。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

健康福祉病院常任委員長

予算決算常任委員会健康福祉病院分科会委員長

濱井 初男

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