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平成27年6月12日 議会運営委員会 会議録

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議会運営委員会会議録

 

(開会中)

 

開催年月日    平成27年6月12日(金)自 午後4時20分~至 午後4時38分

会  議  室   504議会運営委員会室

出 席 委 員   11名

            委  員  長    舘   直人

            副委員長     小林 正人

            委    員    藤根 正典

            委    員    東    豊

            委    員    杉本 熊野

            委    員    北川 裕之

            委    員    日沖 正信

            委    員    三谷 哲央

            委    員    青木 謙順

            委    員    前野 和美

            委    員    山本    勝

欠 席 委 員   な し

委員外議員     議    長     中村 進一

            副  議  長      中森 博文

出席説明員   副   知   事    植田   隆

            総 務 部 長     稲垣 清文

            総務部副部長     紀平   勉

            総務部課長      藤嶋 正信

事務局職員   事 務 局 長     鳥井 隆男

            事務局次長       原田 孝夫

            総 務 課 長     川添 洋司

            議 事 課 長     米田 昌司

            企画法務課長     佐々木 俊之

            政策法務監       加藤 憲祐

委員会書記   議事課課長補佐兼班長  西塔 裕行

            議事課主査        藤堂 恵生

傍 聴 議 員   5名

                         山本 里香

                         岡野 恵美

                         倉本 崇弘

                         稲森 稔尚

                         長田 隆尚

県 政 記 者   1名

傍  聴  者   3名

議題及び協議事項

1 付託議案の審査結果と審議について

2 意見書案の審議について

3 6月16日の議事予定について

4 次回の議会運営委員会について

5 その他

  (1) 電力需給ひっ迫時における本会議、委員会の対応について

  (2) 特別委員会の開催について

  (3) その他

 

〔開会の宣告〕

 

1 付託議案の審査結果と審議について
 健康福祉病院常任委員会に付託された諮問第1号の審査結果は、審査請求を棄却すべきである旨答申すべきとの報告があり、委員長報告に対する質疑及び討論はなしとされました。
 次に、付託議案の審議については、諮問第1号を議題とし、健康福祉病院常任委員長の報告を求め、直ちに起立により採決を行うこととされました。

2 意見書案の審議について
 
議員発議の意見書案1件が資料1のとおり提出され、緊急を要するものとして提出者から16日の本会議で先議してほしい旨の申し出があったため、その取り扱いについて協議しましたが、意見がまとまらず、先議することについて採決をとったところ、可否同数となり、委員会条例第15条第1項の規定により、委員長において裁決し、16日の本会議で先議することに決しました。
 次に、当該意見書案の審議については、16日の本会議で諮問第1号の採決後、上程することとし、議事進行上、趣旨説明、質疑並びに委員会付託を省略し、討論を行った後、起立により採決することとされました。
 なお、当該意見書案に対する賛否及び討論の有無については、16日午前9時40分から議会運営委員会を開催して、各会派の意向を確認することとされました。

【発言】
〇舘委員長 まず、本意見書案を先議することについては、いかがでしょうか。

〇山本委員 安全保障法制の慎重な審議を求める意見書案ということで出されておりますけれども、私どもも文面を見せていただいて、もう少し論議をしたいという思いもございます。国会のほうでもいろいろ審議をされておりまして、最終局面なのかどうかよくわかりませんけども、会期の延長というような話もあって、もう少し私どもとしても慎重審議をしたいと思っていますので、できれば今のような形での進行というのは、もう少し時間が欲しいと思います。

〇三谷委員 お話がありましたように、安保法制、今国会のほうで一番大きな課題として議論されております。今の国会の会期末が6月24日、今のところ会期延長等、話も少しは出ておりますが、延長が決まったわけでもありません。いつ採決が行われるかもわからないという状況の中で、これだけの大事なことでございますから、早急に慎重な審議を要求するという議会の意見をまとめて、国のほうへ出したいと思っております。今、山本委員のほうからこの意見書にも慎重な審議をとおっしゃいましたが、まさにその慎重な審議を求める意見書を私どもは出すということですので、御理解をいただきたいと思います。

〇東委員 両者の御意見を伺いながらの判断なんですが、今、自民党、公明党で提出した案件について、内部からでもいろんな議論があるということですので、すぐに先議をしてというよりも、しばらく推移をみて対応を考えてみられてもいいんじゃないかという意見でございます。

〇三谷委員 私どもは、大事な課題だけに、慎重に国会のほうで御審議いただきたいと求めているわけで、ぜひ御理解をいただいて今の時点でぜひ出させていただきたいと思います。

〇山本委員 私どもはこの意見書案を、できたらこの議会の中で慎重に審議をしていきたいと、こういう思いで少し意見を申し上げさせていただいておりますので、どうぞよろしくお願いします。

〇北川委員 我々の議会日程も残りの日数の中で、慎重審議の意見書案を諮っていただく場面も実はタイミングとしては数少なくて、24日にもともと国会のほうも採決をするという話もまだ残っていますので、どうなるかわからないという中で、今慎重審議ということを表明しないと、逆に言うと何ら意味のない意見書になってしまいますので、ぜひここは御理解いただいて、審議させていただきたいというふうに思います。

〇舘委員長 と言っても、皆さんそのように議論がされていっても平行線でございまして、結果が出るところへまいりませんので、どうにかしてこの方向を決めなければならないと思います。これまでもこの議会運営委員会の中で採決をとることが慣例になったり、前例をつくるなという議論も以前あったようでありますけども、今この状態でおりましても方向が定まりませんので、副委員長ともいろんなことを相談させていただきながら、私の立場として、委員長として、各会派の意見が分かれておりますので、先議をすることについて採決をとりたいと思いますが、いかがでしょうか。

〇三谷委員 中森委員長のときに、議会運営委員会の中で意見が割れて、最後、委員長の御判断で決まったということを私も経験いたしておりますので、採決をとって、本来多数決にはなじまない話なんですが、どうしても意見がまとまらないということになれば、そのような形もいたしかたないかと思います。

〇山本委員 私どもも採決でも仕方がございませんから、結構でございます。

〇舘委員長 よろしいですか。それでは、この先議をすることについて挙手により採決をさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。

    (「異議なし」の声あり)

〇舘委員長 それでは、意見書案第4号を16日の本会議で先議することに賛成の方は、挙手願います。

    (賛成者挙手)

〇舘委員長 1、2、3、4、5。ありがとうございます。それでは、反対の方、挙手をお願いします。

    (反対者挙手)

〇舘委員長 1、2、3、4、5。ありがとうございます。ただいま採決の結果、可否同数ということであります。よりまして、委員会条例第15条第1項の規定により、委員長の私において、裁決をさせていただきたい、このように思います。委員長といたしまして、先議には賛成でございます。よって、意見書案第4号は、16日の本会議で先議することに決しました。

 6月16日の議事予定について
 資料2の順序で取り進めることとされました。

4 次回の議会運営委員会について
 
特に協議する事項が出てこない限り、意見書案第4号の審議方法について協議するため、6月16日午前9時40分から開催することとされました。

 その他
(1)電力需給ひっ迫時における本会議、委員会の対応について
 
先の代表者会議において、本委員会で検討することとされた電力需給ひっ迫時における本会議、委員会の対応について協議が行われました。まず県の電力需給ひっ迫時に対応について資料3のとおり説明があり、議会の対応として、資料4のとおりとすることとされました。

(2)特別委員会の開催について
 
6月25日に、人口減少対策調査特別委員会が開催される旨の報告がありました。

(3)その他
 
三谷委員より、一昨日の本会議での医療対策局長の答弁の態度について、不謹慎であったので今後、注意してもらいたい旨の発言がありました。

【発言】
〇三谷委員 あまり言いたくない話なんですが、一昨日の森野議員の関連質問の折に、佐々木医療対策局長の答弁の態度というのが非常に僕は不謹慎だったと思っております。馬鹿にしておるのか、苦笑いなのかよくわかりませんが、薄ら笑いを浮かべながら答弁をするというのは何事かと思います。議員の個々の質問の内容はいろいろありますが、いつも真面目に真剣にやっておるわけですから、当然答弁者も真剣に答えていただかなければいけないと思っておりまして、大いに反省をしていただき、今後二度とこういうことがないように、ぜひお願いを申し上げたいと思います。

〇植田副知事 佐々木局長の答弁につきまして、不謹慎な答弁が行われたとのことでございますけども、局長としては、子ども医療費の非常に難しい課題に対しまして、精一杯のお答えをさせていただいたと認識しております。不謹慎ととられたことは誠に残念なことであります。今後も、丁寧な答弁に真摯に努めてまいりたいと考えております。

 

〔閉会の宣告〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

議会運営委員長  舘  直人

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