東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理について
三重県は、昨年(平成24年)3月16日に国から災害廃棄物の受入要請を受けた後、4月20日には市長会、町村会と合意書、覚書を締結し、4月27日には、岩手、宮城両県知事と確認書を締結しました。合意書では、災害廃棄物の安全性が確認されること等の条件が整うことを前提に、対応できる市町が実情にあった協力をしていくこととされており、県としては、専門家や県民の皆様の意見をお聞きして、6月7日に災害廃棄物の安全性の確保を図るためのガイドラインを策定し、7月13日には焼却灰の受入について県内民間事業者に要請を行うなど、災害廃棄物の受入に向けた取組を進めてきました。
8月7日に環境省から、岩手県久慈市の災害廃棄物(可燃物)受入の要請があった後は、久慈市を訪れ、放射能濃度等の測定を行い、同市の災害廃棄物の安全性を確認するとともに、関係地域の説明会や県ホームページ、パネル展などを実施し、また、風評被害に関する三重県相談窓口を設置するなど、県民の皆様の安心に結びつくようご説明してきたところです。
こうした中、本年(平成25年)1月25日に環境省から工程表の見直し等の通知があり、久慈市の災害廃棄物(可燃物)は秋田県で処理することとなり(注)、三重県での受入調整に区切りがつきました。このことについて、同日、知事がコメントを発表しました。
(注)工程表は随時見直しが行われており、現在は岩手県内で処理を行うとされています。
平成25年1月25日東日本大震災に係る災害廃棄物処理進捗状況・加速化の取組の策定及び広域処理の協力に対するお礼について(環境大臣通知)
三重県からのお知らせ
災害廃棄物広域処理推進チームの廃止に伴い、「風評被害専用相談窓口」につきましても廃止いたします。
今後のお問い合わせ等につきましては、三重県環境生活部廃棄物対策局廃棄物・リサイクル課リサイクル推進班(電話059-224-2385)までお願いいたします。
開催日程:2月1日(金)から2月11日(月・祝)まで
開催場所:とれたて名張交流館
※2月3日(日)開催の「復興応援交流イベント」の様子はこちらからご覧ください。