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令和07年10月01日

三重県立こころの医療センター

病棟・外来部門紹介

北1病棟 精神科救急急性期病棟

右寄せ

 急性症状に対応する専門的な医療体制を整え、24時間いつでも安心して入院できる環境づくりに取り組んでいます。多職種によるチーム医療を実践し、患者さん一人ひとりの状態や背景に応じた、個別性の高い治療とケアを提供しています。
 治療的な人間関係を築くことを大切にしながら、薬物療法や精神療法、作業療法などの各種専門的な治療を実施し、病的体験や心理的不安の軽減を図り、症状の安定と生活機能の回復を目指します。
 また、入院時から退院後の生活を見据え、本人や家族の思いに丁寧に耳を傾けながら、地域で安心して生活できるよう、支援体制の調整や社会資源の活用も力を入れています。治療と並行して、その人らしい回復と社会復帰への第一歩を支えることを大切にしています。

 

北2病棟 精神科急性期病棟

右寄せ

 統合失調症、気分障害、不安障害などにより、急性の精神症状を呈し日常生活に著しい支障をきたしている方々に対して、専門的かつ集中的な治療を提供しています。医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理士など多職種が連携し、安心・安全な環境のもとで、患者さん一人ひとりに合ったきめ細やかな支援を行っています。
 入院中は、症状の安定化を図るための薬物療法に加え、心理教育や生活リズムの再構築、退院後の社会生活を見据えたリハビリテーションにも力を入れています。患者さんや家族の思いに寄り添いながら、早期退院とその後の安定した生活につなげることを目指しています。
 

西1病棟 認知症治療病棟

右寄せ

 認知症により、日常生活に支障をきたしている患者さんが安心して過ごせるよう支援しています。
 日中は、作業療法士と連携し、作業療法プログラムを実施しています。身体・認知機能の維持・回復を図り、少しでもその人らしく過ごせるように支援しています。 また、退院後の生活を見据え、本人や家族の意向を大切にしながら、精神保健福祉士と連携して面談を行っています。自宅での生活再開や施設入所に向けた支援、必要な福祉サービスの調整などのご相談に対応しています。 本人のこれまでの人生や価値観を尊重し、その人らしさを大切にした看護を心がけており、安心して地域での生活が継続できるようサポートしています。

   

西2病棟 アルコール依存症治療病棟

右寄せ

 アルコール依存症に対する治療では、自助グループとの連携や多職種による治療プログラムを実施し、断酒への動機付けや回復支援に取り組んでいます。プログラムは学習系に加え、運動やレクリエーションなども取り入れ、身体的・精神的回復の両面からサポートを行っています。
 また、家族への支援として、「アルコール家族研修会」や「CRAFT面談(家族向け動機づけ支援)」を通じ、患者さんの回復を家庭からも支えられるよう取り組んでいます。
 アルコール依存症以外の患者さんについては、長期入院されている方が多く、一人ひとりの思いに寄り添いながら、多職種と連携して生活支援や退院支援を行っています。  
 

東1病棟 AYA世代病棟

右寄せ

 AYA世代(Adolescent and Young Adult)とは、おおむね15歳から39歳までの思春期・青年期にあたる世代を指します。この時期は心身の発達や進学・就労・人間関係など、さまざまな課題に直面しやすい時期です。当病棟は全室個室で、自然をイメージした明るく落ち着いた環境の中、こころの悩みを抱えるAYA世代の方が安心して入院・治療できる体制を整えています。
 医師、看護師、心理士、作業療法士、精神保健福祉士など多職種が連携し、対人関係や社会生活スキルの向上を目指した治療プログラムを実施しております。
 また、地域の保健・福祉機関、学校、就労支援機関と密に連携し、早期退院や学業・就労への円滑な移行を支援しています。
 

 

南1病棟 精神科ハイケア病棟

右寄せ

 長期的な療養が必要な方々の心身のケアに力を入れています。加齢に伴ってADL(日常生活動作)に支障をきたす患者さんに対して、生活リズムや身体状況に合わせた支援を行い、安心して療養生活を送れるよう努めています。
 医療的なケアを提供するだけでなく、一人ひとりの生活や価値観を大切にし、その人らしい生活が継続できるよう、心に寄り添った親切で丁寧な看護の実践を心がけています。
 また、各専門職がチームを組み、それぞれの専門性を活かしながら、患者さんの心身の状態に応じた適切な支援を提供しています。
 退院支援として、病状や生活背景、家族の意向などを丁寧に伺いながら、自宅や福祉施設など退院後の生活の場を整える支援をしています。退院後もその人らしく、安心して地域社会の中で生活を続けていけるよう、包括的なサポートを行っています。

 

南2病棟 精神科リカバリー病棟

右寄せ

 精神症状の慢性期にあり、長期入院している患者さんが多くみえる病棟です。そのため病期に応じた支援を行いながら、生活機能や社会機能についてリカバリー(回復)の視点で支援を行っています。
 作業療法では生活リズムをつけたり、過ごし方の提案をしたりしています。また地域に出向いて様々な体験をするための生活支援外出を積極的に行うことで、患者さんのニーズを引き出し退院に向けた課題を明らかにできるよう支援しています。
 そのほか多職種で在宅や施設へ退院前に訪問し、地域移行とその後の定着に繋がるよう社会復帰に向けて取り組んでいます。

 

外来グループ

右寄せ

 精神科外来は、こころの不調や困りごとを抱える方が相談に訪れる場所です。ここでは医師の診察を受けながら、患者さんそれぞれに合った治療方法を見つけていきます。
 さまざまなこころの問題に対して、薬物療法やカウンセリング等の心理社会的な支援を提供します。外来看護では、看護師が患者さんやご家族に寄り添い、安心して治療を継続できるよう支援しています。服薬に関する相談や生活リズムの整え方、悩みごとの整理、ストレスや不安への対処方法など、日常生活に関わる幅広いサポートを行います。
 また、医師や心理士、精神保健福祉士など多職種と連携しながら、きめ細やかなケアの提供を目指し、安心して外来治療を受けられる環境づくりを大切にしています。

 

訪問看護

 津市内を中心に、精神看護の経験豊富なスタッフが、定期的に自宅や入居施設を訪問し、地域で生活する利用者の方が、安心・安全に、その人らしい暮らしを継続できるよう支援しています。訪問看護では、病状や服薬に関する相談・管理をはじめ、食事・睡眠・金銭管理といった日常生活の課題への対応を行っています。また、家族・友人・職場などとの対人関係の悩みに関する相談、デイケアや就労支援事業所の利用、自立支援医療制度、障害者手帳、受給者証の申請についての相談も受けています。
 利用者を支える家族への助言や心理的サポートも重要な役割とし、関係機関(医療機関、行政、相談支援事業所など)と連携しながら、地域で安心して暮らし続けるための包括的なサポートを提供しています。
 

地域連携

 クリニックや病院からご紹介いただいた患者さんの受診を円滑に進めるため、関係機関への訪問や連携強化を推進しています。関係機関とカンファレンスを開催することで、地域の医療機関等と信頼関係を深めています。 また、こころの健康に関する県民公開講座や関係者向けの研修会を主催し、地域住民の方々や医療従事者に対する広報活動に取り組んでいます。
 院内では、身体科の受診調整や情報収集を行い、紹介元の医療機関への返信や書類管理を一手に担うことで、情報を管理しています。看護師としての専門性を活かし、患者さんが安心して医療を受けられるよう、信頼される医療チームの一部署として活動しています。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 こころの医療センター 〒514-0818 
津市城山1丁目12-1
電話番号:059-235-2125 
ファクス番号:059-235-2135 
メールアドレス:kokorohp@pref.mie.lg.jp

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