支援物資:ソフトボール用具をブラジルへ持ち込む際の送料
活用状況報告
ブラジルのインダイアツーバにソフトボール隊員として活動していた小﨑です。三重県の学校から寄付されたたくさんの道具をブラジルに持ち込む際の送料を支援いただきましたので、活用状況についてご報告いたします。
ブラジルでは、ソフトボールはマイナーなスポーツであり、道具を取り扱っている場所は少なく、高価でありながら決して品質も良いとは言えません。多くの人にソフトボールを知っていただくため、また、ソフトボールを普及させるためにも、支援をお願いさせていただきました。
支援していただき持ち込んだ物資に関しては、私の任地であるインダイアツーバ日伯文化体育協会へ寄付させていただきました。そして、練習するなかでグローブを持っていなかった子どもたちがグローブに触れることができたり、今まで10球程度しかないボールで限られた練習しかできなかった子どもたちが、持ち込んだボールを使うことで満足できる練習ができるようになったりと、たくさんの喜びと刺激を与えていただきました。また、たくさんの道具を寄付していただいたことで、感謝の気持ちを育む機会にもなったと感じています。実際、持ち込んだ道具をきっかけに道具の扱い方や整理整頓の方法、また、練習終わりに使ったボールの数の確認をするなどの活動にも意欲的に取り組むことができるようになりました。
赴任当初は、大会で結果を出すことは難しく最下位ばかりのチームでしたが、現在は上位3位以内に入ることのできるチームに成長することができました。これも、国境を越え、たくさんの方々の支援があったからだと感じています。
最後になりますが、支援していただいたたくさんの方々、本当にありがとうございました。
①支援していただき持ち込んだ道具の一部
②整理整頓している倉庫、練習時の道具の置き方
③集合写真
④練習の様子