1 日 時 令和8年7月8日(水)13時30分から15時30分まで
2 場 所 総合教育センター多目的ホール(津市大谷町12番地)
3 出席者 (市町等教育委員会)
教育長、担当課長 等 69名
(県教育委員会)
教育長、副教育長、次長、課長、監 等 34名
4 傍聴者 2名
5 質疑応答(主な意見)
<1 県立夜間中学校について>
〇 四日市市(教育長)
・ 四葉ヶ咲中学校の学びの方法として自由進度学習を挙げることは、入学の条件と伝わって
しまい、入学を考える子どもや保護者に対し負担となるのではないか。
● 県教委(学校教育担当次長)
・ 入学の条件というものではないが、四葉ヶ咲中学校の特徴的な学びの方法について理解し
たうえで、入学について検討いただきたい。
<2 次期学習指導要領について>
〇 いなべ市(教育長)
・ 次期学習指導要領の論点整理の中で謳われる、社会の「みんな」が当事者となり教育を行
っていくということを、県民に周知していただきたい。
・ 幼児教育の重要性について県民に周知していただきたい。
● 県教委(学校教育担当次長)
・ 地域に開かれた学校づくりにより、地域全体で子どもたちを育てていくという視点は非常
に大切である。効果的な周知方法について今後検討していきたい。
● 県教委(副教育長)
・ 幼児教育の重要性について、県の教育施策大綱の中に盛り込んでいけるよう、知事部局と
情報共有していきたい。
<3 部活動の地域展開等について>
〇 四日市市(教育長)
・ 国の運動部活動の地域展開等推進事業に関して、資料に示された予算額と執行見込み額に
約2億円の差額がある理由を教えてほしい。
● 県教委(育成支援・社会教育担当次長)
・ 各市町の予算要求に従って積算している。照会期間が短かったため、該当するものがあれ
ば改めて予算要求していただきたい。
〇 四日市市(教育長)
・ 県立学校の教員は、自校の部活動の顧問をする必要があるという理由で、休日の地域クラ
ブ活動の指導者となるための兼職兼業許可が出ないというのは、何とかならないものか。
● 県教委(教職員担当次長)
・ 県立学校では一人が複数の部活動の顧問を兼ねる等、部活動顧問が不足している現状があ
る。いただいた意見をもとに、様々な視点から検討を続けていきたい。
〇 菰野町(教育長)
・ 文科省は、部活動の地域展開に関して、高校の教員が、複数の中学校の生徒が所属する地
域クラブの指導をする事例を挙げている。このことを踏まえて、県立学校教員の兼職兼業の
許可について検討してほしい。
● 県教委(教職員担当次長)
・ 県立学校教職員の業務負担の軽減を第一にしつつ、今後新たな方策についても検討してい
きたい。
〇 津市(教育長)
・ 部活動の地域展開に関して、指導者の人材確保に苦慮している。地域クラブでの教育的意
義を考えると、県立高校の教員も含めて、様々な人材が関われる方策を考えてほしい。
● 県教委(教職員担当次長)
・ 昨年度、県庁の職員も指導に携われるようお願いし、今後、人材バンクへの登録の周知を
する予定。その他の方策も探っていきたい。
〇 四日市市(教育長)
・ 部活動の地域展開に関して、教育委員会だけではなく、知事部局がスポーツ振興や競技力
向上という観点から関わってもらうよう働きかけてほしい。
● 県教委(育成支援・社会教育担当次長)
・ まずはスポーツ団体や企業に対し人材バンクへの登録を要請することで、指導者を確保し
ていきたい。
● 県教委(保健体育課長)
・ 教育委員会の保健体育課と県庁内のスポーツ推進課が、三重県スポーツ協会主催の会議に
参加している。今後も連携しながら取り組んでいきたい。
〇 志摩市(教育長)
・ 志摩市では、部活動の地域展開に関する会議に、商工会からも参加してもらっている。取
り巻くすべての環境に働きかけていくという視点を持ってほしい。
〇 東員町(教育長)
・ 部活動の地域展開については、県や市町の教育委員会だけでなく、社会すべての方面か
ら、ジュニアスポーツの振興という視点で取り組んでいかなければいけないと考える。
● 県教委(育成支援・社会教育担当次長)
・ 今回いただいた様々な意見を参考にし、知事部局と連携しながら取り組んでいきたい。
<4 ネクストハイスクール構想に基づく取組について>
〇 鈴鹿市(教育長)
・ 採択された四日市工業高校において、本科と専攻科の位置づけについて説明してほしい。
また、専攻科の設置の条件を教えてほしい。
● 県教委(学校教育担当次長)
・ 高校3年間の学びに、専攻科での2年間をつなげ、半導体を中心としたものづくりの5年
一貫のコースを新設する。一方で、必ず専攻科に入らなければならないわけではなく、本科
を卒業後に進学や就職をすることも想定している。
● 県教委(副教育長)
・ 専攻科の設置に関しては、地域の問題、学びの内容の問題、ニーズの問題等の様々な要因
をクリアする必要がある。四日市工業の専攻科設置に関しては、それらがそろう状況があっ
た。今後新たに設置するということについては、慎重に審議していく必要がある。
<5 今年度の管理職選考試験について>
〇 いなべ市(教育長)
・ 今年度実施された管理職選考の論文テーマが、これからの学校経営について前向きに論じ
ることができる良いものだった。今後にも期待している。
● 県教委(教職員担当次長)
・ いただいた意見を参考にし、受験者が試験に前向きに取り組めるよう工夫し、引き続き受
験者の確保に努めていきたい。
<6 全国学力・学習状況調査について>
〇 松阪市(教育長)
・ 全国学力・学習状況調査におけるIRTの効果的な活用方法について、県が示してほし
い。
・ みえスタディチェックでのCBT化について、回答に必要なタイピング能力の目安を示し
てほしい。
● 県教委(学力向上推進プロジェクトチーム担当課長)
・ 全国学力・学習状況調査におけるIRTの活用方法について、各学校に参考となる資料を
お示しさせていただく。
・ みえスタディチェックのCBT化について、学校の状況を把握しながら、対応させていた
だきたい。
<7 県立学校の活性化について>
〇 松阪市(教育長)
・ 入学定員の公私比率を決めているにもかかわらず、私学がそれを守らないという現状は是
正していくべきだ。
・ 県立高校の再編について、地域にマイナスイメージを持たれないような情報発信を心がけ
てほしい。また、既存の学校を変えていくという視点だけでなく、新たな学びの拠点、知の
拠点を作り、子どもたちが将来に希望を持てるような学びの在り方を検討していってほし
い。
〇 度会町(教育長)
・ 子どもたちが魅力を感じ、選びたくなるような高校のグランドデザインを構築してほし
い。
● 県教委(副教育長)
・ 学校の建て替えをしなければいけない時期が近づいている。そのことに関する情報発信と
共に、未来の三重の教育について示していきたい。