集落支援の取組
「地域づくりイキイキフォーラム in みえ~持ち寄り、つながり、考えよう!地域づくりと人づくり~」を開催しました!! |
- 日時 平成27年3月19日(木) 13:00~17:00
- 場所 アスト津 4階 アストホール(津市羽所町700番地)
- 参加者数 110名(高校生、大学生、地域おこし協力隊、行政職員等)
過疎・高齢化が進む県南部地域の集落において、集落の維持・再生のため、大学生や地域おこし協力隊などの若者が地域づくり活動に取り組んでいます。また、県南部地域の高校においては、高校生が地域のことを学び、自分事として課題解決策を考えることで、郷土愛を育む取組が行われています。
これらの地域づくりと人づくりにかかる各種取組の成果や課題を共有し、地域に関わる人材同士の交流を図り、地域を元気にするための方策を考えるため、フォーラムを開催しました。
<当日プログラム>
開会 | 13:00~13:20 |
開会あいさつ 三重県副知事 三重県南部地域活性化局の取組について 南部地域活性化局次長兼課長 |
事例発表 | 13:20~15:10 |
大学生、地域おこし協力隊によるプロジェクト紹介 ①渡鹿野・鳥羽プロジェクト 四日市大学岩崎・小林研究室 ②南部地域活性化プロジェクト 三重大学地域戦略センター ③まちばなプロジェクト 三重大学地域戦略センター学生サークルMeiku ④昴学園高等学校魅力化プロジェクト 大台町地域おこし協力隊 |
トークセッション | 15:25~16:55 |
「元気なまちをどうつくる?」 ~ビジョン早田実行委員会の取組事例から考える~ 〇登壇者 <総務省> 総務省人材力活性化研究会座長 慶應義塾大学 教授 飯盛 義徳氏 <ビジョン早田実行委員会> ビジョン早田実行委員会 会長 岩本 芳和氏 尾鷲市地域おこし協力隊 石田 元気氏 <三重県> 三重県南部地域活性化局 局長 森下 幹也
〇コーディネーター 慶應義塾大学大学院 特任助教 西田 みづ恵氏 |
閉会 | 16:55~17:00 |
閉会あいさつ 南部地域活性化局長 |
集落支援モデルの構築事業
◆事業の目的◆
過疎化が進む集落では、地域の助け合いや共同作業などの集落機能の維持が困難となっていますが、大半の住民が生まれ育った地域を残していきたいと考えています。
そこで、住民の「何とかしたい」という思いを行動につなげるきっかけづくりを行います。取組意欲を醸成することで、住民自らが集落の将来像を描き、そこに向けてプランを立て、主体的に取り組んでいくことをめざします。
◆事業の内容◆
地域づくり活動に意欲的な大学生が実際に現地に入り、住民と交流し、地域の将来像について話し合いを行います。地域外の若者との関わりをきっかけにして、何とかしたいと思いながらもあきらめ感のあった住民の意識に変化が生まれ、どのようにすれば地域に活力が生まれるかを考え、意欲的に取り組むことにつなげます。
具体の取組にあたっては、大学生の感性やアイデアを生かしながら、出来ることから始め、小さな取組であっても主体的に参加し、自らの手で集落の維持・活性化を進めていくことを目的としています。
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◆事業の成果◆
学生と住民が話し合いを重ね、一緒に出来ることから始めています。学生の若い感性・意欲に刺激を受け、住民に「やってみよう!」という取組意識が芽生えており、これまでに住民手作り弁当の販売や特産品を販売するアンテナショップ開設、また、フェイスブックによる地域情報の発信などの取組が生まれています。
また、地域を牽引するリーダーの育成にもつながっています。集落支援や地域づくりの取組には、学生をはじめとする若者や行政職員などの人材育成も必要であることから、あわせて、大学と連携して「人づくり」の取組を進めています。
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