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おひなさまで彩られるほっこり二見


 

記事作成:三重大学人文学部 大宜味 菜生

 

二見地域で『おひなさまめぐり』

はじめに

 二見地域では、毎年『おひなさまめぐり』として夫婦岩表参道を中心とする二見浦一帯でおひなさまの展示を行っている。今年で13回になるこの有名なイベントの噂を聞きつけ、早速見に行くことにした。二見と言えば、夫婦岩で有名な二見興玉大社。夫婦岩の壮大さに心打たれた後、私たちは参道を歩いた。通りを歩くと、お店のガラス越しに見えるひな飾りの数々。どのお店に入っても、地元の人たちが飾られたひな壇について丁寧に説明してくれた。

 白いひな飾り、竹でできたひな飾り、豪華なひな飾り、見る者を魅了する特色豊かで華やかなひな飾りの数々。他では見られないような、戦前から伝わるひな壇など、貴重な品が、手に取るように近くで見ることができるのが魅力。そしてなにより、そのひな人形を丁寧に説明してくれる地元の人達の気さくさ、親切さに思わず時を忘れてしまった。

『奥におひなさまあります』の張り紙が

 そんな時、「奥におひなさまあります。」そんな張り紙が目に留まった。路地を進むと急に開けたところに出る。そこに「民宿 潮風」はあった。おひなさまが見たいと伺った私たち。そんな私たちを快く招き入れてくれ、まるで親戚が来たかのようにもてなしてくれた森夫妻。以前東京に住んでいた森さんは言う。「自然にあふれ、人や時間がのんびりしているのは都会にはない三重のいいところだよ。」と。人のつながり、温かみ、いつの間にか私たちが日々時間に追われ、忘れてしまったそんな生活の素晴らしさを、改めて感じた瞬間だった。
 

 また、人の温かさと同時に、印象に残ったのは「ご自由にお入りください。」と書いてある住人不在の民家があったことである。その無防備さに思わず「大丈夫?」と思ってしまうが、これも二見だからこその魅力であろう。ゆったりとぬくもりと安心感を与えてくれる二見とその住人。訪れるというより、帰りたくなる、そんな場所であった。






 

コメント

 今回初めて二見に訪れたのですが、ゆったりとした雰囲気や町の方たちの温かみがとても心地よかったです。そしてあんなに豪華で多種多様なひな飾りを見たのは初めてでした。二見という町は実家や祖父母の家のような、帰りたくなる、また来たくなる場所でした。取材日はあいにくの天気でしたが、取材をさせていただいた民宿の方や、ひな飾りを見せていただいた地元の方々との交流は、本当に時間を忘れてしまうひと時でした。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 地域連携・交通部 南部地域振興局 南部地域振興企画課 振興企画班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁2階)
電話番号:059-224-2192 
ファクス番号:059-224-2418 
メールアドレス:nanbu@pref.mie.lg.jp

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