南部地域の地域資源磨き上げを通じた新たな活動の創出について
南部地域の地域資源に焦点を当て、そのファン・マニアと地域の人びとが連携し、全5回程度の講座・現地調査を通して観光コンテンツとしての磨き上げを行うことで、地域づくり活動に主体的に取り組む人びとや、地域資源を活用した新たな活動の創出を図るものです。令和6年度の活動概要
令和6年度は、紀北町の「魚まち」の磨き上げとして、長島城の歴史についての講座や、まち歩き・山城散策を行い、長島城マップを作製しました。これらを通して、参加者からは「地元だが知らないことばかりで新たな発見があった。」との声があり、地域の人びとが地元の地域資源の魅力に気づくきっかけとなったほか、活動終了後に、参加者が長島城を探訪するツアーを主催するなど、新たな活動の創出にもつながりました。〈講座・現地調査の概要〉
1.魚まちで語らん会(講座)―魚まち歩観会の活動報告
2.魚まちを歩かん会(現地調査)―魚まち散策、座談会
3.魚まちの山城を歩かん会(現地調査)―長島城の歴史や山城の見方についての講座、長島城散策
4.魚まちで語らん会Ⅱ(講座)―長島城散策の振り返り、長島城マップの提案
5.魚まちの山城を歩かん会Ⅱ(現地調査)―マップを用いた長島城散策、座談会
▽作製した長島城マップはこちら(PDF)




令和5年度の活動概要
令和5年度は、南伊勢町の滝の磨き上げとして、滝にまつわる知識や地域資源を活かしたツアーについて学ぶ講座と現地調査を行い、8つの滝(切原白滝、神地谷七つ滝、押渕白滝、東宮不動滝、河内不動滝、村山不動滝、古和浦不動滝、新桑竈不動滝)についてまとめたマップの作製や、滝を巡るモニターツアーの造成を行いました。活動の結果、有志によって南伊勢町の漁村文化や食文化といったさまざまな文化の掘り起こしを行う団体が立ち上がり、地域住民が主体となった活動が創出されました。〈講座・現地調査の概要〉
1.講座―南伊勢町の8つの滝の紹介、南島地区の歴史等について
2.滝めぐりフィールドワーク―滝の見学
3.講座―各地の観光資源を活かした取組紹介、モニターツアーコースの検討
4.滝めぐりモニターツアー―新桑竈不動滝、塩作り見学、村山不動滝での楽器生演奏
▽作製した滝マップはこちら(PDF)※容量が大きいため開くまでに時間がかかります



