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令和07年12月12日

学生による食の安全・安心に関する取組(令和7年度)

鈴鹿医療科学大学生との取組~米のトレーサビリティについて🌾~

 三重県では、鈴鹿医療科学大学生と連携し、若年層中心に食品表示を啓発しています。例年、鈴鹿医療科学大学のサークル「H&N(Health and nutrition)」に企画書を作成いただき、現場見学や勉強会を実施しています。そこでの学びをもとに、学生が主体となってパネルや啓発グッズを作成し、大学祭で一般の方へ情報発信をしています。
 🍡サークル「H&N」インスタグラムは → こちら

 今年度は、消費者の米に対する需要・関心が高まっていることから、米のトレーサビリティについて、消費者に向けた産地情報の伝達に注目し、啓発活動を行うことにしました!
 ご協力いただいた株式会社マスヤの皆様、ありがとうございました。
 🍡米のトレーサビリティとは? → 
米トレーサビリティ法・食糧法
 

株式会社マスヤを訪問!🍘

 米のトレーサビリティは、お米(精米、玄米など)だけでなく、米粉や米飯、清酒、だんご、米菓なども対象になっています。また、事業者間と消費者に向けたもので、産地情報の伝達方法が異なっています。
 このことを理解するため、実際に米菓を製造する株式会社マスヤを訪問しました。

 まず、会議室で、各製造工程における米のトレーサビリティに必要な情報管理・伝達方法や卸売業者・消費者に向けた情報の伝達方法の説明を受け、その後、工場を見学しました。

                    ~説明を受ける学生たち~
 
学生からの声(抜粋)
💡


 
生産地や流通経路を追跡できるトレーサビリティの仕組みは、消費者にとって安心感を与える重要な仕組みであると感じました。普段、食材を買うときは安さや手軽さを優先して買うことが多いですが、今回の見学を通じてどこでどのようにして作られたのかを知ることの大切さを実感しました。食材を選ぶ際に表示をよく確認し、安全性や産地を意識することが今後必要なことだと感じました。
💡



 
商品が長年お客様に愛される為に大切にしていることは、時代とともに進化しながらも変わらない味を届けているということだと株式会社マスヤの方から説明を受けました。お客様の声を聞くためにファンクラブである「おにぎり俱楽部」を設立するなどの工夫も見られました。米のトレーサビリティに関しては、様々な記録を行うことで不良品などが生じた場合にもすぐに、どれぐらいの出荷分に影響があるのかが特定できることを知りました。
💡




 
お客様と直接関わる機会が少ないという課題がある中で、「おにぎり俱楽部」を通じてアンケートを実施し、お客様の声を積極的に商品づくりに反映させていることを知りました。また、せんべいを作る機械メーカーは少なく、苦労していることや法令は時勢によって変化するため、定期的な勉強と情報収集が重要であることなどが分かりました。品質管理には生物的危害、化学的危害、物理的危害の3つのリスクがあることや、それに注意して生産していることを学びました。今回の企業見学では株式会社マスヤの絶え間ない努力を知ることが出来ました。
 

学祭での発信! 

 株式会社マスヤへの訪問や自主学習をふまえ、11月8日、9日に開催された鈴鹿医療科学大学祭「碧鈴祭」の専用ブースにてパネル展示を実施しました。ブースにはターゲットとしていた若年層のほか、小さいお子様を連れたご家族やご年配の方までたくさんの方に来ていただき、幅広い年齢層に向けて情報発信することができました。
これまでの学習をパネルに✐   たくさんの方がご来場🎶  テーマに合わせたクッキーを配布🍪
  大学祭参加者の声(抜粋)
💡
 
米に絞ったテーマでとても分かりやすかったです。トレーサビリティ法は、あまりよく知らなかったので、とても参考になりました。
💡 米のトレーサビリティ法に関することや、事業者間の取引について知ることができました。
💡
 
備蓄米や米価格の高騰についてニュースで見ていたが、分かりやすく説明されていて、理解できました。
💡 備蓄米について詳しく知ることができて、いい機会になりました。
💡
 
米を使った加工品がこんなにあるとは思わなかった。米の流通について勉強になった。身近な米に感謝して、作った人や関わった人に感謝しながら食べたいと思った。

< 学生考案🌟米のトレーサビリティに関するクイズ(一部抜粋)>
Q1 事業者間の取引では、産地情報をどのように伝達する必要があるか?
①口頭で伝えればよい。 ②記録を作成、保存する。 ➂特に義務はない。

Q2 次のうち、米のトレーサビリティ法に含まれるのはどれ?
①業務用の米だけ。 ➁一般消費者向けの米だけ。 ➂業務用、一般用どちらも。
※↓答えはこのページの最後↓
 

過去の取組はこちらから

 学生による食の安全・安心に関する取組&県産食材活用レシピ集
 県産食材活用レシピ集 & 食の安全取組調査
 三重県×鈴鹿医療科学大学 食品表示について学ぼう!伝えよう!~栄養成分表示の段~
意外と身近にある食中毒の危険!ご家庭での食事も注意です!
 「食中毒」は飲食店だけではなく、ご家庭の食事でも起こりうる危険なものです。ぜひ普段の食生活から注意してください。(↓クリックしてみよう!)
 
 

こちらものぞいてみよう! 食の安全・安心の取組紹介


食品関連事業者、生産者および団体等(以下、「事業者等」という。)が取り組んでいる食の安全・安心に関する取組をホームページで紹介しています!

<クイズの答え> A1:②、A2:➂

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農産物安全・流通課 食の安全・安心班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-3154 
ファクス番号:059-223-1120 
メールアドレス:shokua@pref.mie.lg.jp

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