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平成30年04月06日

子ども司書育成事業

 三重県教育委員会は、読書の楽しさや大切さを周囲に伝え、本と人、図書館と人をつなぐ読書活動のリーダー「子ども司書」の育成に取り組み、79人(中学生12人、小学生67人)の子ども司書が誕生しました。
 「子ども司書」になるためには、事業に取り組む市町で実施する実地研修の総時間数の8割以上を受講する必要があります。
 

事業概要

1.実施期間
  平成28年度~平成29年度
2.対象
  小学生(5・6年生)、中学生
3.内容
  子どもたちが図書館の機能・役割や「子ども司書」としての役割を理解し、読書活動推進のためのスキ
 ルを学ぶための研修を県及び市町にて実施します。
4.実施内容及び育成者数
(1)実施市町  ※(  )内は育成者数
  ①平成28年度(29)
   尾鷲市(5)、菰野町(5)、朝日町(2)、明和町(10)、多気町(7)
  ②平成29年度(50)
   桑名市(18)、鈴鹿市(3)、熊野市(4)、菰野町(16)、朝日町(4)、南伊勢町(5)
(2)実施スケジュール
  ①平成28年度
   全体研修(県)7月、実地研修(市町)7~1月、認証式(県)3月
  ②平成29年度
   交流会(県)9月、実地研修(市町)7月~2月、認証式(県)3月
(3)実施内容等
  ①平成28年度
   ア.全体研修(県)
     以下の内容を実施しました。
     子ども司書を理解するためのオリエンテーション
     三重県立図書館バックヤード見学
   イ.実地研修(市町立図書館等)
     以下の内容を含む研修を各市町立図書館等が実施しました。
      1)図書館の仕組みと司書の仕事を理解する
      2)読書の魅力を伝える技術を習得する
      3)本の制作過程を体験し学習する
      4)学校等で活動する方法を考える
   ウ.認証式
     子ども司書としての認証を行うとともに以下の内容を実施しました。
     研修成果発表
     読み聞かせの実技を学ぶ講演会
     読書ボランティアとの交流
  ②平成29年度
   ア.交流会(県)
     以下の内容を実施しました。
     各市町の講座内容の紹介
     読書活動を推進するためのグループディスカッション
     三重県立図書館バックヤード見学     
   イ.実地研修(市町立図書館等)
     以下の内容を含む研修を各市町立図書館等が実施しました。
      1)図書館の仕組みと司書の仕事を理解する
      2)読書の魅力を伝える技術を習得する
      3)本の制作過程を体験し学習する
      4)学校等で活動する方法を考える     
   ウ.認証式
     子ども司書としての認証を行うとともに以下の内容を実施しました。
      研修成果発表
      読書活動推進実践体験       
(4)子ども司書手帳の作成
   研修を受講する生徒・児童の活動を促進するために「三重県子ども司書手帳」を作成しました。
   子ども司書手帳  
 

平成28年度の実施状況

 平成28年度に実施した内容は以下のとおりです。

全体研修 

 各市町立図書館等で募集した子ども司書養成講座受講者を対象に、「子ども司書」の意義や役割などを理解するためのオリエンテーションとして「全体研修」を実施しました。
 1.開催日  平成28年7月28日(木)
 2.開催場所 三重県総合文化センター
 3.研修内容 仲間づくりの時間、講演、グループディスカッション、三重県立図書館バックヤード見学
        ◎仲間づくりの時間
         グループの子どもたちは好きな本のことも話しながら自己紹介しました。
            
         
        ◎講演「『子ども司書』になろう!
            ~今日からあなたは本と人を未来につなぐ『大使』です~」
         講師 東海学院大学 総合福祉学科 教授 アンドリュー・デュアー さん
         アンドリュー先生からは子ども司書の役割や読書の意義をお話しいただきました。
         
        
        ◎グループディスカッション「『子ども司書』になって、やってみたいことはなぁに?」
         図書館に展示コーナーを作りたいなど具体的な意見が出ていました。 
         ディスカッション
 
        ◎三重県立図書館バックヤード見学
         図書館の機能を学ぶことができました。 
                
 

実地研修

 各市町図書館等は、「子ども司書推進プロジェクト」が発行した「子ども司書マニュアル」を参考のうえ、企画した実地研修を、子ども司書養成講座受講希望者を対象に実施しました。研修内容等についてはこちらをご覧ください。 

尾鷲市(尾鷲市立図書館

   
   何度も練習してのぞんだおはなし会。「にゃーご」という絵本で実演!

朝日町(あさひライブラリー

                  
   図書館で行う工作教室を司書さんと一緒に準備し、その後、教室では参加者に手順などを教えました。 

菰野町(菰野町図書館

   選書作業
   カタログをみながら、下級生や同級生へオススメする本を選書。

明和町(明和町ふるさと会館

   展示コーナー
   子どもたちが作成したポップを添えて、オススメ本を図書館に展示しました。

多気町(多気町立図書館

   本の制作過程を学ぶ        
   布絵本の意義をバリアフリーの観点からも学び、実際に作ってみました。
 

認証式

 各市町が実施した実地研修を修了した子どもたちを対象に、子ども司書として認証する「子ども司書認証式」を開催しました。あわせて、読み聞かせの世界を楽しむ講演会や読書ボランティアと子どもたちとの交流会を実施しました。
 1.開催日  平成29年3月25日(土)
 2.開催場所 三重県総合文化センター
 3.内容   研修成果の発表、認証式、読書ボランティアとの交流
        ◎研修成果発表会
         
        ◎認証式         
         
        ◎講演
         「しんちゃんから技を伝授!『ライブで読み聞かせ』」
         講師 NPO法人 ほがらか絵本畑 理事長 三浦伸也 さん
         読み聞かせなどの実技を交えながら、読書の楽しさを伝える意義について学びました。子ど   
         も司書たちも読み聞かせを実演してみました。
         ほがらか絵本畑 三浦さん       
        

平成29年度の実施状況

平成29年度に実施した内容は以下のとおりです。

交流会 

 各市町立図書館等で実施している子ども司書養成講座受講者及び育成に取り組む図書館関係者を交え、交流会を開催しました。
 1.開催日  平成29年9月18日(月・祝)
 2.開催場所 三重県総合文化センター
 3.内容   講座内容紹介、グループディスカッション、三重県立図書館バックヤード見学
        ◎各市町の講座内容紹介
         育成に取り組む各市町が講座内容を紹介しました。
         

        ◎グループディスカッション
         読書活動を推進するためのツール(ビンゴカード)をみんなでアイデアを出しながら作成し
         ました。
         
         この時に作成したビンゴカードを原案として「読書の楽しさひろがるビンゴカード」を三重
        県教育委員会で作成しました。このビンゴカードを活用し、子どもたちが読書に興味をもつた
        めのきっかけづくりを行うとともに、家族とともに読書に親しむ活動(家読)を推進しまし
        た。授業や冬休みにこのビンゴカードを活用した小学校が68校(11,967枚)にものぼ
        りました。
         読書の楽しさひろがるビンゴカード」     
        ◎三重県立図書館バックヤード見学
         県立図書館のバックヤードを見学し、図書の収蔵機能を学びました。
         
 

実地研修

 各市町図書館等は、「子ども司書推進プロジェクト」が発行した「子ども司書マニュアル」を参考のうえ、企画した実地研修を、子ども司書養成講座受講希望者を対象に以下の市町で実施しています。講座内容等はこちらをご覧ください。

桑名市(桑名市立中央図書館

  
  小中学生ビブリオバトル大会スタッフとしても活躍!

鈴鹿市(鈴鹿市立図書館

  
  おはなし会に参加し、絵本の読み聞かせをしました。

熊野市(熊野市立図書館

  
  実際にカウンターで来館者の対応を体験しました。
 

菰野町(菰野町図書館

  
  図書館の読み聞かせイベントに講師とともに出演し、イベントを盛り上げました!

朝日町(あさひライブラリー

  
  おススメ本のコーナーつくりにチャレンジしました。

 南伊勢町(みなみいせ図書室) 

  
  保育園を訪問し、絵本の読み聞かせを実施しました。

認証式

 各市町が実施した実地研修を修了した子どもたちを対象に、子ども司書として認証する「子ども司書認証式」を開催しました。あわせて、読書活動を推進する実践活動を体験する機会を設けました。さらに、幼児・児童たちが絵本作家とともに創作活動を体験する機会もあわせて実施しました。
 1.開催日  平成30年3月17日(土)
 2.開催場所 三重県総合文化センター内 三重県生涯学習センター 
        3階まなびぃ場情報コーナー「みるシル」、4階中研修室
 3.内容
  (1)研修成果発表
       
     子ども司書も一緒に発表した図書館もありました。また、昨年度の子ども司書が今年度の取組にも参
    画したことを発表した図書館もありました。
  (2)認証式
            
  (3)読書活動推進実践活動
     3つのグループにわかれて活動を体験しました。
    ア.創作活動の世界「絵本の世界をつくっちゃおう!」を体験
      絵本作家浦中こういちさんと一緒に5歳から小学2年生までの子どもたちが身体全体を使って、自
     由に絵を描く創作活動(「絵本の世界をつくっちゃおう!」)を行いました。子ども司書は創作活動
     のアシスタントとして参加しました。描かれた絵を見た子ども司書から「おひさまのひかり」という
     言葉が紡ぎだされ、そこから、「おひさまが昇って、あたたかくなって、みんなが喜んで、みんなが
     明るくなって、また、みんなが喜ぶ」という物語が生まれました。
                    

              
     ◎講師(絵本作家 浦中こういちさん)紹介
      三重県内の保育園を退職後、絵本作家として活動する。『バナナをもって』、『キャベツをもっ
     て』(クレヨンハウス)をはじめ、子どもたちが絵本の世界で遊べる作品多数。あそびうた等の執
     筆、楽曲提供も行っており、絵本作家、イラストレーター、あそび作家として全国で活躍中。  
    イ.子ども司書にインタビュー「子ども司書に教えてもらおう!読書好きな子どもの育て方のヒミツ」
      本好きな子どもに育つヒントを子ども司書たちにインタビューし、自由に語ってもらいました。
      子ども司書たちからは読む本の選び方について、「本が苦手な人は薄い本から読むと良い」、「自
     分の好きなことや興味のあることに関係ある本を選ぶ」、「シリーズものなどを選ぶと読みやすい」
     などのアドバイスが得られました。
        
    ウ.ビブリオバトルの体験「みんなの好きな本を教えて『ビブリオバトル』」
      おすすめの本を3分間で紹介するミニ・ビブリオバトル体験に発表者や司会として参加しました。
      10人の子ども司書が自分の好きな本を紹介し、発表後のディスカッション(質疑応答)では、聴
     衆と発表者が本を通じて、交流する時間となりました。また、司会として会場を盛り上げてくれた子
     ども司書の姿もありました。
        
      ※紹介された本はこちら

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三重県 教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課 社会教育班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-3322 
ファクス番号:059-224-3023 
メールアドレス:shabun@pref.mie.lg.jp

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