小・中学校
ここでは、平成18年5月1日現在の小・中学校の各数値を紹介しています。
各指標の説明
(1) 非木造校舎比率
(ア)算式
非木造校舎面積(m²)非木造校舎比率(%)= ―――――――――――――×100
校舎面積(m²)
(イ)指標の意味等
「非木造校舎比率」は、校舎面積に占める非木造校舎面積の比率を示すもので、この比率が高いほど、一般的に、耐火性、耐震性等構造的にすぐれた非木造校舎の整備が進んでいるといえる。
(2)危険校舎面積比率
(ア)算式
危険校舎面積(m²)危険校舎面積比率(%)= ――――――――――――― ×100
校舎面積(m²)
(イ)指標の意味等
危険校舎とは、構造耐力、保存度及び外力条件を基礎として構造上危険であると判断される校舎(耐力度木造 5,500点以下・非木造 5,000点以下)であり、改築すべき対象となるものである。「危険校舎面積比率」は、校舎面積に占める危険校舎面積の比率を示すもので、この比率が高いほど、構造上危険な部分が多く教育上問題があるといえる。
(3) 児童・生徒1人当たり校舎面積
(ア)算式
校舎面積(m²)児童・生徒1人当たり校舎面積 = ――――――――――
児童・生徒数(人)
(イ)指標の意味等
児童・生徒が適切な環境の中で学校生活を営むためには、心身の発達に応じた一定の空間を確保する必要がある。「児童・生徒1人当たり校舎面積」が広いほど校舎にゆとりがあり、収容力が高くなるとともに、児童・生徒にとってものびのびとした環境下で勉学できるといえる。
(4)校舎面積不足学校比率
(ア)算式
校舎面積不足学校数校舎面積不足学校比率(%)= ―――――――――――――― ×100
学校数
(イ)指標の意味等
小・中学校はその学級数に応じた面積(必要面積)の校舎を備える必要があるが、現に保有している校舎の面積が必要面積に満たない学校を校舎面積不足学校という。
「校舎面積不足学校比率」は、学校数に占める校舎面積不足学校の比率であり、この比率が高い場合には校舎面積が十分でない学校が多く、校舎のいわば量的な整備が遅れているといえる。
(5) 屋内運動場設置学校比率
(ア)算式
屋内運動場設置学校数屋内運動場設置学校比率(%)= ―――――――――――― ×100
学校数
(イ)指標の意味等
屋内運動場は、児童・生徒が屋内で運動を行い、又は行事を行うための場であり、学校教育のうえで欠くことのできない施設である。
「屋内運動場設置学校比率」が低い場合には早急に整備を進める必要がある。
(6)プ-ル設置学校比率
(ア)算式
プ-ル設置学校数プ-ル設置学校比率(%)= ――――――――――― ×100
学校数
(イ)指標の意味等
学校体育の振興を図り、児童・生徒の体力、体位の向上を図るため地方公共団体は学校プ-ルの整備を積極的に推進している。(スポ-ツ振興法第12条)
「プ-ル設置学校比率」が高い場合には、学校体育面での施設整備が進んでいるといえる。