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三重県内の認証森林(FM認証)

速水林業

認証森林の写真

速水林業は江戸時代の1790年から海山町(現紀北町海山区)で林業を開始しました。当時の紀州藩は「植林権」といって、植林すればその林を自分のものにできる政策をとっていたため、尾鷲地域で人工林が広がっていきました。尾鷲は江戸と直結した産地だったため、江戸の町が繁殖するにしたがって、伐り出された木材が船に載せられて大量に江戸へと運ばれ、尾鷲ヒノキは優れた木材として知られるようになりました。
速水林業は現在も創業当時と変わらず、地域に適した樹木であるヒノキを生産の主体とし、時代とともに変化する社会情勢のなかで地域の森林を構成する重要な森林を受け継いでいます。現在では、その管理面積は1,070haに及びます。
急峻な地形とやせた土壌で木が生育するには非常に厳しい条件のなか、じっくり年月をかけて育った「尾鷲ヒノキ」は、年輪が密で油分が多く光沢があり、耐久性にも優れているとして高い評価を受けています。
速水林業では、この「尾鷲ヒノキ」をより付加価値の高い製品にするため、適切な時期に枝打ちを行うことで無節の高品質優良材生産に努めてきました。また、昭和30年代より経営基盤として林道網を整備し、高性能機械の導入、技術の向上を図り、搬出コストの低減を進めてきました。伝統的な手法に囚われることなく、目的のための最適な作業を心がけ可能な限りの省力に努めています。
また、『最も美しい森林は、また最も収穫多き森林である(アルフレート・メーラー著「恒続林思想」)』を最重要方針として「美しい山造り」を実践してきた結果、2000年2月にFSC森林認証を日本で初めて取得。2001年4月には第二回朝日新聞社「明日への環境賞」森林文化特別賞を受賞。FSCの目的でもある環境保全の点から見て適切な管理、地域社会の利益に貢献、経済的に継続可能な森林管理を続けています。
速水林業の各施業は環境的配慮を実行しており、ヒノキやスギ以外の広葉樹の低木や下草を生やし、表面土壌の流失を防ぐことで土壌を維持しています。そして、間伐を欠かさずに日の光を入れて、明るい林を造ることで、生物の多様性を確保できると考えています。
速水林業の山林は、木材生産の場でありながらも美しい景観を維持しています。活動の拠点となる大田賀山林では、山全体およそ100haを「山と尾鷲ヒノキの博物館」として広く一般に開放しています。イベントや野外学習などにも幅広くフィールドを提供することで、森林に興味を持ち理解を深める場として活用して頂いています。県や町主催のイベントや県外からの見学者、雑誌やテレビといったメディアの取材などで年間3,000人以上の人達がここを訪れます。また、昨今注目を集めている「熊野古道」を取り巻く山林の一部にも所有山林は存在し、石畳や古くからの歩道の周辺の適切に管理された森林の景観は、地域の観光資源としての機能も十分に果たしていると考えています。
今後はFSC森林認証に加え、地域の産業という観点からも他の産業とも協力し、安心して木を使ってもらえるシステム、将来にわたって森林・林業・木材産業が維持されていくようなシステム造りを目指します。


名称 速水林業
住所 三重県北牟婁郡紀北町海山区引本浦
認証森林の所在地 三重県尾鷲市及び紀北町

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 森林・林業経営課 林業普及班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-2991 
ファクス番号:059-224-2070 
メールアドレス:shinrin@pref.mie.lg.jp

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