現在位置:
  1. トップページ >
  2. 健康・福祉・子ども >
  3. 食の安全 >
  4. 食品衛生 >
  5. 食品衛生何でも相談(事業者の方へ) >
  6. 知っておきたい食品のリスク >
  7.  食中毒について(ボツリヌス食中毒)
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2. 医療保健部  >
  3. 食品安全課  >
  4.  食品衛生班 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line

食品衛生何でも相談

食中毒について

ボツリヌス食中毒

特徴 土の中にいる猛毒の細菌

 ボツリヌス菌は土壌に広く分布していて、海や湖の泥の中にもいます。びん詰、缶詰、真空包装食品など、酸素が含まれない食品中で増殖し、強い毒素をつくります。芽胞は特殊な構造をしているため長時間煮沸しても死なず、致死率の高い恐ろしい細菌として知られています。

  • 世界中に分布し、世界各国でこの食中毒が発生しています。
  • 芽胞は熱や消毒液にも強い抵抗力をしめします。
  • 食品だけでなく、8か月以下の乳児の腸の中でも増殖します。

原因食品 自家製の保存食品など

 自家製の海産物や、保存状態の悪いびん詰などから感染します。海外みやげの真空パックされた魚のくん製や、酢漬け、塩漬けなどは特に注意が必要です。また、長期間流通する食品が原因となることもあります。これまでに発生した例では、いずし、自家製の野菜や果物缶詰、輸入したキャビア、自家製の魚のくん製、からしレンコン、ソフトチーズなどがあります。

症状 脱力感から重い神経症へ

 感染してからおよそ8~36時間後に、吐き気、嘔吐、便秘などがおこります。特徴的なのは、脱力感、けん怠感、めまいを感じることです。症状が進むと、物が二重に見えたり、まぶたが下がったり、言葉が出にくくなります。ときには、尿が出なくなったり、歩くこともできなくなります。発熱はなく、意識もしっかりしていますが、治療が遅れると呼吸困難などをひきおこして死亡します。

予防法

  • 新鮮な材料を使用し、洗浄を十分行う。
  • PHを調整したり、食塩、砂糖あるいは亜硝酸ナトリウムなどを添加して菌の増殖を抑える。
  • できるかぎり十分な加熱処理をする。
  • 製造中、保存中にバター臭がするものは廃棄する。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 医療保健部 食品安全課 食品衛生班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁4階)
電話番号:059-224-2343 
ファクス番号:059-224-2344 
メールアドレス:shokusei@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000035898