令和7年10月1日(水曜日)、令和7年度第1回三重県地方産業教育審議会を開催し、次期「審議のまとめ※1」の構成内容について審議を行いました。
※1「審議のまとめ」…本県における産業教育の今後の方向性や具体的な方策を示すもので、おおよそ
10年ごとに策定しています。(前回は平成29年3月策定)
1 開催日時
令和7年10月1日(水曜日) 10時00分から12時00分まで
2 開催場所
三重県庁 教育委員室
3 出席者
三重県地方産業教育審議会委員 10名
会 長:松岡 美江子 マツオカ建機株式会社代表取締役会長
副会長:中村 佳子 株式会社丸中商店代表取締役社長
委 員:磯部 由香 三重大学教育学部名誉教授
伊藤 文子 三重県立学校長会役員
稲葉 崇 三重県雇用経済部副部長
川北 睦子 株式会社Eプレゼンス代表取締役
野田 恵子 株式会社野田米菓代表取締役
藤岡 充昭 一般社団法人三重県労働者福祉協議会専務理事
森 聖志 一般社団法人三重県介護福祉士会会長
森田 幸利 三重県農業協同組合中央会専務理事
4 審議の概要
教育委員会から「各職業学科における令和7年度の取組」を報告した後、次期「審議のまとめ」の
策定に向けて、視点や方向性、構成内容について審議を行いました。
委員からの主な意見は以下のとおりです。
(主な意見)
・三重県は南北に長く、それぞれの地域の特色があることを反映させるとよい。
・産業界が必要とする人材像を把握することが教育の方向性を定めるうえで大切である。
・これからの産業教育においては高校生に経営マインドを育む必要がある。
・企業においてはウェルビーイングの視点が重視されており、子どもたちが精神的な幸福を実感で
きる教育を推進してほしい。
・専門学科の学びをシステム化し充実させることが重要である。
・めざすべき産業人の育成の視点や資質について示すことが大切である。
5 今後の対応
審議会での意見をふまえ、今後の本県における産業教育の方針や取組について具体的に審議を始
め、次期「審議のまとめ」として、令和9年3月に策定・公表する予定です。
次回の地方産業教育審議会は、令和8年2月頃に実施する予定です。