指定管理者候補の選定を行うため、平成29年度第4回三重県教育委員会指定管理者選定委員会を開催しました。
1 日 時 平成29年10月17日(火)14時30分から15時30分まで
2 場 所 三重県吉田山会館101会議室
3 出席者 小川委員、時安委員、服部委員、宮崎委員、山下委員
4 審議内容
申請団体から提出された申請書、ヒアリング審査の結果を基に審査を行い、各施設の指定管理候補者の
選定を次のとおり実施しました。
(1)三重県立鈴鹿青少年センター
ア 申請団体 公益財団法人三重県体育協会 理事長 東地 隆司(鈴鹿市御薗町1669番地)
イ 採点結果(評価総得点 3,000点)
審査基準1 審査基準2 審査基準3 審査基準4 審査基準5 合計
配点 240点 600点 1080点 480点 600点 3,000点
採点 177点 450点 792点 370点 448点 2,237点
ウ 審査結果
選定委員会において審査を行った結果、上記申請団体が三重県立鈴鹿青少年センターの指定管
理候補者としてふさわしいという結論に達しました。
エ 選定した理由
運営実績における課題を踏まえ、その改善や新たな提案、近隣施設及び団体との一層の連携に向けた
事業計画が複数提案されています。また、主催事業についてPDCAサイクルで改善を行い、外国の方と
小学生との交流を行う多文化共生事業等の新規事業の開発を行っています。施設・設備管理について
は、運営実績に基づき施設全体のことを熟知していることから、提案内容において安定感があり、ま
た、コスト削減にも努めています。想定される危機への対応については、利用者の安全を第一に考え、
長年の経験を活かし、詳細なマニュアルが作成されています。
県立青少年教育施設として三重県の教育における重点課題や、青少年の健全育成に対応した事業も数
多く提案されており、施設運営に求められる人員配置がなされ、コスト削減を踏まえた勤務体制、
省エネ対策など安全で安定した施設運営が期待できることから、指定管理者にふさわしいと判断し
ました。
(2)三重県立熊野少年自然の家
ア 申請団体 有限会社熊野市観光公社 代表取締役 奥田 博典(熊野市井戸町653番地12)
イ 採点結果(評価総得点 3,000点)
審査基準1 審査基準2 審査基準3 審査基準4 審査基準5 合計
配点 240点 600点 1080点 480点 600点 3,000点
採点 156点 378点 733点 318点 399点 1,984点
ウ 審査結果
選定委員会において審査を行った結果、上記申請団体が三重県立熊野少年自然の家の指定管
理候補者としてふさわしいという結論に達しました。
エ 選定した理由
近隣団体と連携した運営の提案がなされており、青少年の健全育成を図り、地域の豊かな自然を活か
した運営が期待できます。また、主催事業についてPDCAサイクルで改善を行い、災害時に役立つサバ
イバルクッキングキャンプ等の新規事業の開発を行っています。施設・設備管理については、運営実績
に基づき施設全体のことを熟知していることから、提案内容において安定感があり、また、コスト削減
にも努めています。
県立青少年教育施設として、多くの団体と連携し自然を活かした多様な事業により体験活動の充実を
図り、青少年の健全育成に対応した提案がなされていることや、施設運営に求められる人員配置、職員
の人材育成方針が示され、運営実績に基づき安全で安定した運営が期待できることから、指定管理者に
ふさわしいと判断しました。
5 会議の公開・非公開
会議は非公開で行いました。
第1回三重県教育委員会指定管理者選定委員会において、第3回以降の選定委員会の審査案件には
法人情報および審議検討情報が含まれることから、三重県情報公開条例第27条の規定に該当すると
判断され、非公開としました。