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三重県企業庁

施設案内(木曽川用水系、長良川水系)

1.播磨浄水場

所在地 桑名市大字播磨字焼尾1798
最大給水量

木曽川用水系 80,300m3/日   

長良川水系 18,000m3/日

事業費

木曽川用水系 約122億円

長良川水系 約264億円

建設期間

木曽川用水系 昭和46年度~昭和53年度

長良川水系 平成10年度~平成29年度

給水開始

木曽川用水系 昭和52年3月

長良川水系 平成13年4月

播磨浄水場

着水井

浄水場に最初に水が到着するところです。

円形で直径は内側で7m、深さは3.7mです。

(水の噴き出し点で、海抜(海面)約48mの高さです。)

着水井

急速攪拌池

ここにPAC (ポリ塩化アルミニウムという凝集剤で、水に含まれる泥などの浮遊物質をフロックにする薬品) を注入します。

前塩素 (次亜塩素酸ナトリウムというプールの消毒剤にも使用する薬品で、ここでは沈殿池での藻の発生をおさえること、水中に含まれる鉄・マンガンなどの除去を目的に使用) はこの池の手前で注入します。

※フロックとは、PACを注入したときできるフワフワとした小さな固まり (凝集体) のことです。

急速撹拌池

フロック形成池

この板状の撹拌機でゆっくり水を撹拌することにより、PAC注入でできた小さなフロックを、次の沈殿池で沈みやすくするためにさらに大きく重いフロックにします。

この攪拌機の羽の長さは12.4mです。フロックができるのは、PACに含まれる物質の+イオンと-イオンの浮遊物がくっついて出来上がるので、撹拌機でぶつけあってこれを促進しフロックを大きくします。

※写真は水を抜いた状態です。

沈殿池

このプールのような池で、出来上がったフロックをゆっくり沈ませます。

沈殿池は4つの池に分かれていて、長さ 70m、1池の幅 15m 深さ 足下から4m です。

水の速さは毎分約30cmですが、取水量によって異なります。一番末端までに達する時間は最大取水時 (1日105,700m3) で約3時間、1日50,000m3で約6時間30分、1日40,000m3で約8時間です。

沈殿池

集水トラフ

沈殿池の最終できれいな上水を集水(水を集めること)します。

水は見た目きれいですが、まだ消毒されていないので飲めません。

ろ過池

ろ過池の構造は厚さ60cmの細かい砂 (大きさ0.6mm) の層で出来ています。この砂の層に沈殿池からの水を通過させると細かい汚れ (濁度)もほぼ完全に取り除かれます(濁度0.1度未満)。しかし、ここでもまだ消毒されていないので飲み水にはなりません。

ろ過池の数は36池あり、深さは一番深いところで5mあります。

1池の大きさは、6.3m×4.9mです。

ろ過池

ろ過池(拡大)

奥の水のでている箇所が一番深いところです(5m)。

ろ過池は使っているうちに砂の層がつまるので、水を通してから72時間たつと自動的に砂を洗浄 (洗う) します。

塩素混和池

ここで、ろ過池から出た水に滅菌剤 (プールの消毒にも使う次亜塩素酸ナトリウム) を注入し飲み水が出来上がります。

塩素混和池

浄水池

出来上がった飲み水を一時貯留しておくところです。有効容量は5,400m3あり、地震などの災害に対して、非常用の飲み水を確保するという役目も持っています。

大きさ18.2m×37.2mの深さ4.6mの池が2池あり、地下式となっています。

最大給水量 (1日に最大送れる量で98,300m3) に対する貯留時間は約1.3時間です。

送水ポンプ

浄水池に貯留した飲み水を調整池にくみ上げるポンプです。ポンプの台数は2台の予備機を含め全部で5台あります。

1台あたりのポンプの能力は、1分間に17.6m3の水を調整池1の高さ97m(実際にくみ上げる高さは66m)まで押し上げます。

1台あたりのポンプが消費する電力は300kwで、一般家庭の100軒分になります。

薬品注入ポンプ

浄水場に入ってくる水を飲み水にするため、いろいろな薬品を水に注入するポンプです。

いろいろな薬品とは、PAC (ポリ塩化アルミニウムという水中に含む浮遊物を固める薬品)、苛性ソーダ (PACの働きを助けるための薬品)、次亜塩素酸ナトリウム (プールの消毒にも使用するもので、沈殿池での藻の発生をおさえる、鉄・マンガンの除去、飲み水にするため滅菌などをする薬品) です。

薬品注入ポンプ

薬品貯蔵槽

前で述べた、浄水場で水処理 (取り入れた水を飲み水にする) に使用する薬品を貯蔵しておくタンクです。手前がPAC貯蔵槽で、25m3が2槽。後側が苛性ソーダ貯蔵槽で、25m3が1槽。材質はどの槽も鋼板 (鉄の板) 製ですが、薬品の腐食作用で槽に穴があかないよう内面を軟性ゴムで被覆しています。

薬品貯蔵槽

次亜塩素酸ナトリウム貯蔵槽

10m3が2槽。次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸ソーダともいいます。材質は2槽とも強度があり腐食に強い、強化プラスチック樹脂 (FRP) 製です。

次亜塩貯蔵槽

水質監視魚槽

この金魚は、浄水場に取り入れる水 (原水)や、ろ過池を通った水に毒物が入っていないかを知るために飼っているものです。この金魚に異変があれば毒物が入っていると判断して、ただちに取水を停止します。

自動水質計測機器

これらの機器で、浄水場に入る水から飲み水とし出ててゆく水の水質を自動的に連続して測定しています。

測定された値は中央監視室で監視でき、異常な値が測定された場合は警報で知らせます。

写真の一番手前は濁度(水の濁りの程度)を測定する計器です。このほかに、アルカリ度計・pH計・シアン計・色度計・残留塩素計・導電率計などがあります。

自動水質計測機器

水質試験室

ここでは、毎日浄水場に入ってくる水、処理している水、飲み水になった水の水質(濁度,pH残留塩素など)を測定します。

残留塩素とは、水の中に溶け込んでいる塩素のことを言います。

また、月に1回農薬など毒物ほか250種類の項目についても、津市にある水質管理情報センターで測定・分析します。

水質分析

いまpHの測定をしています。水道水の基準では5.8以上8.6以下であることとなっています。

pH値は7が中性で、0に近づくほど酸性が強くなり、鉄などを腐食させます。

また、7から14に近づくほどアルカリ性が強くなり、10以上で炊飯するとご飯が黄色に変色します。

機械脱水機

沈殿池に堆積した汚泥は、排泥池、濃縮槽を経て機械脱水機又は天日乾燥池に送られます。

機械脱水機では、汚泥をろ布(汚泥をしぼるための布)に送り込み、順次圧力を増加させながら(最終1.35MPa)圧入し、ろ過を行います。

ろ過された汚泥は、板状の脱水ケーキ(厚さ3cm程度)となり、その後、破砕機により粒径約1cm程度の汚泥となります。

機械脱水機

ケーキヤード

機械脱水機で処理された汚泥を仮置きする場所です。

ある程度の量が蓄えられたら、売却し、園芸用土等に有効利用されます。

汚泥仮置き場

天日乾燥池

濃縮槽で濃縮した汚泥を天日で乾燥させるための池です。 池数は全部で6池あり、1つの池の大きさは幅17.5m×延長20mで350m2の面積があります。 池の深さは、底に敷かれた砂も含め1mあります。

底の砂は、砂利を含む3層になっていて、水を通すフィルターの役目をします。

2.調整池1

一日のうち、飲み水をよく使う時間帯 (朝と夕方) に備えて水を貯めておくタンクです。その大きさは、内径32.6m、有効水位6m、有効容量10,000m3(5,000m3が2池)です。

このタンクの水は、四日市市、桑名市、鈴鹿市、亀山市、朝日町、川越町、菰野町に送られ、給水量 (1日当たり86,200m3)に対して約3時間分の水を貯留できる大きさです。

3.調整池2

大きさは、内径21.4m、有効水位10.6m、有効容量は3,750m3で内部は2つに分かれています。

このタンクの水は、桑名市と木曽岬町に送られ、給水量(1日当たり12,100m3)に対して約7時間分の水が貯留できる大きさです。

4.ポンプ所

調整池から自然流下で市、町のタンク(分水)へ飲み水が送れない場所には、このポンプで加圧し送水します。

5.分水

播磨浄水場から各市町へ送られた水道水を、市町それぞれで設けているタンクに給水する場所です。

水道水の管理は、この分水を境に分かれており、播磨浄水場から分水までは企業庁、分水以降は市町が管理しています。

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 北勢水道事務所 〒510-0075 
四日市市安島2-7-15
電話番号:059-351-1561 
ファクス番号:059-351-1566 
メールアドレス:suidoh@pref.mie.lg.jp

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