舟越漁港 FUNAKOSHI
種別:第1種 所在地:鳥羽市答志町
漁港指定:平成4年1月13日 管理者:三重県
沿革
本漁港は、答志島のほぼ中央に位置し北に向け開口し、開口部250m、奥行150m、最大巾400m、水深約3mの天然の良港である。答志島には答志、和具(答志)、桃取の3漁港が漁港指定を受け第9次計画に基づき整備したが、休けい用水域が不足し不便を来している状況にあった。このため、台風あるいは低気圧の通過等荒天が予想される場合には収容しきれない船舶は他に避難場所を求めねばならず、遠く鳥羽湾(港湾)あるいは、同市浦村町の麻生浦地区や当舟越湾へ漁船を避難させることにより被害を最小限に食い止めてきた。このような経過のなかで、かねてから島内において休けい用泊地の確保を強く要望されてきており、第9次計画から本格的な漁港整備に着手した。また、当漁港の整備と併せ当湾と各漁村とを結ぶ道路を関連道整備事業により実施した。平成14~21年度の地域水産物供給基盤整備事業では休憩岸壁、防波堤等の整備等を実施した。平成26~30年度の水産生産基盤整備事業により、浮桟橋、突堤、防波堤、耐震化岸壁の整備等を実施した。