畜産環境対策
畜産農家が大規模化する中で、悪臭防止法や水質汚濁防止法などの環境規制の強化や農村近郊での宅地開発等により周辺住民からの苦情が深刻化するなど、畜産経営の継続のためには適切な飼養管理や施設管理の徹底、家畜排せつ物処理に係る技術や施設の高度化などにより、畜産環境問題を解決することが必要となっています。
県では、「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」に基づき、家畜排せつ物処理施設の設置状況等に関する立入検査や環境問題が発生した場合には関係機関で編成する指導班による巡回指導等を行います。
また、「家畜排せつ物の利用の促進を図るための計画(平成28年3月)」に即して、県、市町、農業関係団体、畜産農家、耕種農家等の関係者が一体となり、家畜排せつ物の利用の促進を図るための取組を推進します。
(参考)農林水産省ホームページ「畜産環境対策」