斎宮歴史博物館では、平成27年6月より博物館の収蔵品から選りすぐった「逸品(いっぴん)」を展示するミニ展示を開催しています。
第6回となる今回の展示では、過去に史跡斎宮跡の発掘調査でみつかった「奇妙な壺」をご紹介いたします。
1 開催期間 平成28年3月8日(火曜日)から平成28年4月17日(日曜日)まで
※ただし、博物館休館日の平成28年3月14日・28日・4月4日・11日(い
ずれも月曜日)と3月22日(火曜日)は除きます。
2 会場 斎宮歴史博物館 エントランスホール(多気郡明和町竹川503)
3 開館時間 9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
4 観覧料 無料(常設展の観覧には別途観覧料が必要です)
5 展示品・内容
今回の展示では、平成5年の発掘調査でみつかった奇妙な壺とその壺にまつわるエピソードをご紹介します。
〇 土師器壺・延喜通寶(えんぎつうほう)第95次調査出土品(いずれも重要文化財)
展示資料の壺は、素焼きの焼き物である土師器(はじき)と呼ばれる種類のもので、壺の胴部付近を意図的に打ち割られていました。さらに壺の口には、土師器の皿で蓋がしてあり、中には延喜通寶と呼ばれる銅銭が複数枚入れられていたのです。なぜこのような奇妙な状態でこの壺はみつかったのでしょうか?また双子の壺とはどういうことなのか?ぜひ博物館でご見学ください。
6 問い合わせ先 斎宮歴史博物館 調査研究課 電話 0596-52-7027
FAX 0596-52-3724
7 主催 斎宮歴史博物館
8 特記事項 三重県政記者クラブ、第二県政記者クラブ、松阪記者クラブ及び伊勢記者会に資料提
供しています。