平成26年度前期技能検定3級試験に係る合格証書を、平成26年12月3日に合格者246名に交付しました
が、合格者全員分の合格証書の日付に記載誤りのあることが判明しました。
県では、合格者全員に対し、電話または文書により謝罪したうえで、合否に何ら影響のないこと及び
正しい日付の合格証書を交付することをお知らせしました。
了解がいただけた方から、順次正しい日付による合格証書を交付(郵送等)しているところです。
今後、文書等の確認を徹底するよう職員一人ひとりに周知し、再発防止に努めてまいります。
記
1 経緯
技能検定の合格証書は、雇用対策課で作成していますが、記載した日付(合格年月日)に誤りがある
ことに気づかず、平成26年12月3日に交付を行いました。
その後、平成28年2月29日に、平成26年度前期技能検定3級試験合格者から、合格証書の紛失を理由と
した合格証書の再交付申請(3名)及び合格証明書の発行申請(1名)を受け付け、その申請書の審査の
段階で記載内容の誤りが判明しました。
2 誤った記載内容
合格証書の日付(誤)平成26年10月3日
(正)平成26年8月22日
3 原因
合格年月日は、技能検定関係事務手引集により、「厚生労働大臣の定める技能検定の実施計画による
合格発表日とすること。」と規定されています。
例年、後期は全ての級が同一の合格年月日ですが、前期は、3級試験の合格年月日のみ、他の級(1、
2級等)と異なる日(他の級より早い時期)が定められます。
今回の記載誤りは、3級試験の合格年月日を、誤って他の級の合格年月日と同一期日としてしまった
ものです。
4 今後の対応
合格者全員に正しい日付で作成した合格証書をあらためて交付します。
5 再発防止策について
今後は、複数職員による確認を徹底し、再発防止に努めてまいります。
※技能検定の概要について
技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する職業能力開発
促進法に基づく国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で128職
種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
検定には、都道府県職業能力開発協会が行うものと、民間の指定試験機関が行うものがあります。この
うち都道府県職業能力開発協会が行った検定については、協会が検定結果を都道府県に報告し、都道府県
知事が合格を決定したうえで、合格証書を作成、交付します。