伊勢志摩サミット及び10都市で開かれる関係閣僚会合の開催を前に、三重県知事をはじめ関係閣僚会合開催自治体の代表者が総理大臣官邸を訪問しました。その概要は、次のとおりです。
記
1 日時 平成28年3月10日(木)15時00分~15時15分
2 訪問先
総理大臣官邸(東京都千代田区永田町2-3-1)
相手方 安倍 晋三 内閣総理大臣
萩生田 光一 内閣官房副長官
3 概要
まず、安倍内閣総理大臣より「一番最初の広島外相会合まで1カ月、サミット開催まで2ヶ月半となった。警備対策を含め、伊勢志摩サミット及び関係閣僚会合の準備に向けて引き続きしっかりと協力していきたい。また、これを機会に日本の素晴らしさ、各地域の良さを世界に向けて発信していきたい。」とのお言葉をいただきました。
これに対して、鈴木英敬三重県知事から「本日は各代表者の意気込みをお伝えするために訪問させていただいた。1ヶ月後の広島外相会合から始まるサミットイヤーを自治体間でも連携し、情報発信などによってこの千載一遇のチャンスをしっかり活かし地方創生にもつなげていきたい。また、テロ対策をはじめとした安全・安心の確保は最優先事項であり、情報交換も行いながら引き続き万全を期す。この表敬を機にさらに全力を挙げて取り組んでいく。」と述べました。
その後、各開催自治体の知事、市長から発言がありました。
橋本昌茨城県知事からは「つくばにはサイバーダインからJAXAまで、ロボットからロケットまであるので、日本の科学技術を世界に売り込んでいきたい。」との発言がありました。
石井隆一富山県知事からは「富山県の環境に対する真剣な取組や日本の環境に対する姿勢をしっかりアピールしていき、COP21を受けた環境大臣会合を成功させたい。」との発言がありました。
浜田恵造香川県知事からは「3年に1回開催される瀬戸内国際芸術祭と情報通信大臣会合でインバウンドを増やし、瀬戸内、香川の良さ、日本の良さをアピールしたい。」との発言がありました。
篠田昭新潟市長からは「農業戦略特区に指定いただき、順調にプロジェクトが進んでいる。農業大臣会合の開催により、新潟の酒文化等喜んでいただけると自負しており、最大限頑張りたい。」と発言がありました。
伊東香織倉敷市長からは「倉敷の伝統的建造物群保存地区の美観地区一帯で開催される。倉敷の教育と文化のまちづくりを発信していきたい。地元の小中学校の視察を通して日本の教育の良さをアピールしたい。」との発言がありました。
北橋健治北九州市長からは「国家戦略特区に指定いただいている。スマートコミュニティ、水素社会創造事業という国、県と共に進めてきた先駆的な取組を世界に発信していきたい。」との発言がありました。
この他、鳥居聡神戸市副市長、石原秀樹長野県産業労働部産業政策監、遠藤和夫仙台市東京事務所長、岩崎学広島市東京事務所長、の紹介がありました。
4 参加者
三重県知事 鈴木 英敬
茨城県知事 橋本 昌
富山県知事 石井 隆一
香川県知事 浜田 恵造
新潟市長 篠田 昭
倉敷市長 伊東 香織
北九州市長 北橋 健治
神戸市副市長 鳥居 聡
長野県産業労働部産業政策監兼産業労働部長 石原 秀樹
仙台市総務局東京事務所長 遠藤 和夫
広島市東京事務所長 岩崎 学