県は、東京オリンピック大会の事前キャンプを県内で実施することとしているカナダアーティスティックスイミング連盟との間で、実施に関する協定を締結することとなりました。
今回の事前キャンプ誘致は、四日市市へのカナダ体操チームの誘致決定(平成28年10月)に続いて2例目となります。
今後も、県内で1つでも多くの事前キャンプ地誘致を実現するため、関係市町・団体等と連携し、取り組んでいきます。
記
1 協定内容(主な内容)
① カナダ・アーティスティックスイミングチームは、「ジャパンオープン(2019年4月に東京都内
で開催予定の国際大会)」と「東京2020オリンピック大会」に係る事前キャンプを県営鈴鹿ス
ポーツガーデンで実施する。
② 事前キャンプの実施時期は、それぞれの大会の1カ月前とする。
③ 実施の条件として、県は施設使用料を免除するほか、県内での宿泊・交通費を負担する。また、カナ
ダ代表選手は、県主催の歓迎会などの交流行事に出席する。
2 締結式について
(1) 日 時 平成30年9月26日(水)15時50分から16時20分まで
※締結日も同日付けです。
(2) 場 所 三重県庁3階 プレゼンテーションルーム
(3) 出席者
【三重県】 知事、国体・全国障害者スポーツ大会局長
【カナダアーティスティックスイミング連盟】
ジュリー・ヒーリー氏(CSO:チーフスポーツオフィサー)
※略歴:
2017年~現在まで、連盟チーフスポーツオフィサー。日本の法人では「担当執行
役員」にあたり、CEO(連盟会長)に次ぐ業務執行の実質的な責任者である。
3 これまでの経緯
・平成29年9月4日~9日
知事のカナダミッションにおいて、スポーツを所管する文化遺産省と、体操、レスリング、シンクロ
の各競技団体を訪問し、本県の施設や競技環境の優位性などについて説明、誘致に向けたトップセール
スを実施。
※カナダシンクロ連盟ジュリー・ヒーリー氏(チーフスポーツオフィサー)が知事と面談。
・平成30年3月2日
カナダシンクロ連盟が県営鈴鹿スポーツガーデン水泳場等を視察。県から具体的な条件提示を行い、
交渉を開始。
※カナダシンクロ連盟イザベル・ルコント氏(ハイパフォーマンスマネージャー)が視察。
・平成30年3月26日
カナダシンクロ連盟から「三重県で事前キャンプを実施する」との回答。協定書案の調整を開始。
・平成30年4月2日
カナダシンクロ連盟と合意に達した旨を知事ぶら下がり会見で公表。
・平成30年8月下旬まで
カナダアーティスティックスイミング連盟との間で、協定書案と締結式日程についての調整が完了。
4 事前キャンプの対象となる大会及び会期
①ジャパンオープン2019(第95回日本選手権水泳競技大会)
2019年4月下旬 会場:東京辰巳国際水泳場
②東京2020オリンピック競技大会
2020年7月24日~8月9日
5 国内の競技別強化センター指定施設(水泳競技)
①県営鈴鹿スポーツガーデン水泳場
②静岡県富士水泳場(富士市)