令和3年度生涯スポーツ功労者及び生涯スポーツ優良団体の文部科学大臣表彰の被表彰者が決定し、県内では、次の方と団体が生涯スポーツ功労者表彰及び生涯スポーツ優良団体表彰を受彰されることになりました。
1 表彰の趣旨
地域または職域におけるスポーツの健全な普及および発展に貢献し、地域におけるスポーツの振興に顕著な成果をあげたスポーツ関係者及びスポーツ団体を文部科学大臣が表彰するものです。
2 被表彰者及び被表彰団体
・乙部 満生(おとべ みつお)氏 77歳 (津市スポーツ協会会長等)
○主な功績
県体育協会の理事として県内の柔道振興普及に努め、副理事長に就任後は柔道競技に留まらずスポーツ 全般の振興に尽力。また、津市スポーツ協会(旧津市体育協会時から)にて理事長、会長等を歴任され、 市町村合併により広域化した津市体育協会の発展や津市スポーツ全般にわたり貢献。津地区柔道会にて柔 道教室や大会を開催し、競技の普及・発展に努め、全国大会準優勝選手の育成など競技力向上にも貢献。
・田中 忠(たなか あつし)氏 76歳 (三重県剣道連盟副会長等)
○主な功績
三重県剣道連盟副会長や久居剣道協会会長として、幅広い年齢層向けの大会の企画・運営や三重国体に向けて体制を確立するとともに、県内広域での稽古会では講師として選手の指導・育成に携わり、全国大会において県チームを初優勝に導くなど技能向上及び普及に尽力。久居剣道スポーツ少年団では、地域の少年団育成に携わり、青少年の健全育成や後進の指導者育成を積極的に実施し、地域スポーツ振興に寄与。
・三重県聴覚障害者女子バレーボール部 アイリス 代表者 和田 和代(わだ かずよ)
○主な功績
定期的に練習会を実施し、聴覚障がい者の健康・体力づくりを進めるとともに、健聴者チームや聾学校バレーボール部と積極的に交流を深め、聴覚障がい者スポーツの普及・発展に貢献。年間活動回数も多く、主催事業の実施や大会等へ出場するなど意欲的に活動し、全国大会に向けて選手の発掘・強化を図り、障がい者スポーツの普及・啓発に貢献。
3 表彰式
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、表彰式は実施されません。