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平成31年03月21日

県立文化施設(三重県総合博物館を除く)における周年事業を実施します

 開館30周年を迎える斎宮歴史博物館、開館25周年の三重県総合文化センター(三重県立図書館、三重県文化会館、三重県生涯学習センター)において、周年を機に、魅力的な展覧会や公演等を開催します。
  
1 斎宮歴史博物館
 斎宮歴史博物館は、平成元年10月19日に開館し、今年で30周年、また、斎宮跡が国の史跡に指定されて40周年を迎えます。これらを記念して、特別展やポスター展を開催します。

(1)記念特別展「東雲(しののめ)の斎王 大来(おおくの)皇女(ひめみこ)と壬申の乱」
 「神風の伊勢の国にもあらましを いかにか来けむ 君もあらなくに」
  『万葉集』に愛弟の死を嘆く哀歌を残したことでも知られる大来皇女は、壬申の乱に勝利した父天武天皇によって天照大神宮に侍わされた実質的な最初の斎王です。大来皇女は、その激動の人生を暗示するかのように、661年正月、百済救援軍を率いた斉明天皇らが筑紫へ向かう船上で誕生しました。大来皇女の人生はまさに、「倭国」から「日本」に成長していく日本史の中で最も変革の多い時期と重なります。
  今回の展覧会では、大来皇女の斎王として、また、万葉歌人としての人生を主軸に、古代史最大の内乱である壬申の乱や斎宮跡の発掘調査で見つかってきた初期斎宮についての最新の成果とあわせ、激動の時代を紹介します。
 ・会期 2019年10月5日(土)から11月10日(日)まで
 ・観覧料 一般400円 学生260円 高校生以下無料

(2)記念イベント 斎宮歴史博物館開館30周年記念シンポジウム
 「飛鳥時代の斎宮・大和・出雲」(仮題)
  連携館である奈良県立万葉文化館、島根県立古代出雲歴史博物館とともに、飛鳥時代(大来皇女が生きた7世紀後半頃)についてのシンポジウムを開催します。32年にわたって連載された大河歴史ロマンとして有名な『天上の虹-持統天皇物語-』の作者である漫画家の里中満智子氏の基調講演と、各館の学芸員を加えたシンポジウムを行い、飛鳥時代の日本、特に大和、出雲、そして斎宮について考えます。
 ・開催日時 2019年10月20日(日)13時から17時まで
 ・会場 いつきのみや地域交流センター(多気郡明和町斎宮2811番地)
 ・内容 基調講演 里中満智子(漫画家)        
     シンポジウム
      奈良県立万葉文化館研究員、島根県立古代出雲歴史博物館学芸員、斎宮歴史博物館学芸員
      進行・コメンテーター 仁藤智子(にとうさとこ、国士舘大学准教授)
  ※関連イベント
   『天上の虹-持統天皇物語-』原画展
   ・会期:2019年10月5日(土)から11月10日(日)まで
   ・会場:斎宮歴史博物館 特別展示室及びエントランス

(3)ポスター展「平成とともに歩んだ斎宮歴史博物館」
  平成元年10月に開館した斎宮歴史博物館の30年間の歩みを、企画展のポスターや写真などで振り返ります。
 ・開催日時 第1期 2019年6月11日(火)から6月30日(日)
       第2期 2019年11月19日(火)から2020年1月19日(日)まで
 ・場所 斎宮歴史博物館 エントランスホール

【参考】 斎宮歴史博物館と斎宮について
 斎宮とは、天皇が即位するたびに選ばれ、天皇の代理として伊勢神宮に仕えた皇女・斎王の宮殿と、彼女に仕えた官人たちの役所・斎宮寮のことを言います。斎王制度は、7世紀後半に始まり、14世紀前半に廃絶するまで、長い歴史を有します。斎宮歴史博物館は、この斎王と斎宮の豊かな歴史、そしてその魅力を広く紹介する施設です。
 平成30年度の発掘調査において、史跡の西部で、飛鳥時代の斎宮の中枢域を囲ったと考えられる掘立柱塀や高床式倉庫群が見つかり、初期斎宮の様相が明らかになりつつあります。平成31年度も引き続き発掘調査を行い、さらなる解明につなげていきます。
平成元年10月19日 斎宮歴史博物館開館
昭和54年3月27日 国史跡「斎宮跡」に指定
入館者総数 1,799,643人(平成31年2月末現在)

2 三重県立図書館
 三重県総合文化センター(三重県立図書館)は、平成6年10月7日に開館し、今年で25周年を迎えます。これを記念して、日本の図書館を代表する総合的な全国組織である公益社団法人日本図書館協会が毎年実施している全国図書館大会を開催県として実施します。

 「第105回全国図書館大会三重大会」
 ・開催日 2019年11月21日(木)、22日(金)
 ・会場  三重県総合文化センター(中ホール他)
 ・概要  全国図書館大会は、全国の図書館関係者が一堂に会する機会であり、毎年テーマを変えて開催しています。今大会のテーマや記念講演の内容については、現在、検討中です。

3 三重県文化会館
 三重県総合文化センター(三重県文化会館)は、平成6年10月7日に開館し、今年で25周年を迎えます。これを記念して、魅力的な公演等を開催します。

(1)パルコ・プロデュース 「世界は一人」      
 ・公演日 2019年4月9日(火) 
  *ご好評につき、申込は終了しました。
 ・会場  三重県総合文化センター中ホール
 ・ジャンル 演劇
 ・概要  作・演出/岩井秀人  出演/松尾スズキ、松たか子、瑛太ほか
      演劇では初めてパルコ・プロデュース作品を招聘します。演劇界注目の才能、ハイバイ主宰・岩井秀人が作・演出を務め、松たか子・松尾スズキ・瑛太ら豪華キャストが出演する注目作品です。

(2)三重県出身演奏家シリーズスペシャル 長崎貴洋指揮 三重県文化会館管弦楽団   
 ・公演日 2019年7月14日(日)
 ・会場  三重県総合文化センター大ホール
 ・ジャンル 室内楽
 ・概要  世界や全国で活躍する優れた地元出身アーティストを紹介する‘三重県出身演奏家シリーズ’では、いなべ市出身でライプツィヒを拠点に活躍する指揮者・ピアニストの長崎貴洋を紹介します。
      今回シリーズ初の指揮者を取り上げるということで、長崎氏と つながりのある県出身や県にゆかりの若手演奏家らによる「三重県文化会館管弦楽団」を編成します。三重の若き才能が一堂に会したスペシャルコンサートです。

(3)三重県高等学校演劇連盟共催:劇団ロロ「いつ高」シリーズ 2本立て公演
 ・公演日 2019年8月24日(土)、25日(日)
 ・会場  三重県総合文化センター小ホール
 ・ジャンル 演劇
 ・概要  プロの劇団が高校演劇大会と同条件で作品を上演し、全国的な 話題となっている劇団ロロの「いつ高」※シリーズ。このシリーズの異なる作品を劇団ver.と、三重の高校演劇部員からオーディションで選抜した三重選抜ver.で上演します。優れた作品鑑賞に加え、実際に上演にもチャレンジすることで、三重の高校演劇の底上げを図る企画です。
     ※「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校」が舞台の連作群像劇の略称

(4)トリエステ・ヴェルディ歌劇場オペラ「椿姫」 
 ・公演日 2019年11月10日(日)
 ・会場  三重県総合文化センター大ホール
 ・ジャンル オペラ
 ・概要  オペラではヴェルディと深い繋がりを持っている劇場‘トリエ ステ・ヴェルディ歌劇場’が16年振り2度目の来日で、ヴェルディ 作曲の代表作「椿姫」を上演します。

(5)とびだせ!みえの絵本作家たち展2020  
 ・公演日 2020年3月14日(土)から29日(日)まで
 ・会場  三重県総合文化センターギャラリー
 ・ジャンル 展示事業
 ・概要  2011年に四日市市の子どもの本専門店「メリーゴーランド」の 企画協力で開催し、大好評だった展覧会を9年ぶりに開催します。前回は応援団長に人気絵本作家のあべ弘士を迎え、県にゆかりの絵本作家たち14人の工房がギャラリーに立ち並ぶ企画展示が話題となりました。今回の応援団長は第14回日本絵本賞大賞受賞など受賞歴あまたの人気絵本作家・スズキコージさんに決定!メリーゴーランドの全面協力で、訪れた子どもたちがワクワクする仕掛け満載の企画展示を目指します。

(6)久石譲指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団  
 ・公演日 2020年3月28日(土)
 ・会場  大ホール
 ・ジャンル オーケストラ
 ・概要  毎回完売必至の、ジブリ作品をはじめ映画音楽等で大人気の久石譲が記念イヤーに登場します。

(7)三重県文化会館produceソリストシリーズ(通年、全4回)
 ・公演日 2019年4月20日(土)、5月24日(金)、
 ・2020年2月9日(日)、2月23日(日)
 ・会場  三重県総合文化センター大ホール、中ホール
 ・ジャンル 室内楽
 ・概要  記念イヤーを華やかに彩る注目の若手演奏家を紹介するソリストシリーズを立ち上げます。シリーズ第1弾でヴァイオリン・服部百音(もね)、第2弾でピアノ・反田恭平、第3弾でバンドネオン・三浦一馬、第4弾で藤原道山(尺八)×上妻宏光(三味線)を取り上げます。シリーズセット券を販売し、年間を通じて室内楽を楽しむ機会を提供します。

4 三重県生涯学習センター
 三重県総合文化センター(三重県生涯学習センター)は、平成6年10月7日に開館し、今年で25周年を迎えます。これを記念して、魅力的な講演会等を開催します。

(1)三重のまなび講演会 桑田真澄講演会「野球がくれた夢とまなび」   
 ・日程  2019年4月28日(日) 
  *ご好評につき、申込は終了しました。
 ・会場  三重県総合文化センター中ホール
 ・概要  その年度の事業の幕開けを記念し、著名な文化人をお招きして、ご自身の独創的な活動や人生観などについてお話しいただく「三重のまなび講演会」として開催。

(2)まなびぃすとセミナー 楽楽歌舞伎塾~歌舞伎の楽しみ方~ 特別編
 ・日程  2019年5月15日(水)
 ・会場  多目的ホール
 ・講師  葛西聖司氏(古典芸能解説者)、中村虎之介氏(歌舞伎役者)
 ・概要  一般に「難解」と敬遠されがちな日本の伝統芸能を、楽(らく)して楽(たの)しく学ぶ「楽楽シリーズ」。講義だけでなく、実演や解説が同時に楽しめるのも魅力の大人気講座です。25周年を記念して、講師に、古典芸能解説者 葛西聖司さん、ゲストに歌舞伎役者 中村虎之介さんをお迎えし、歌舞伎の魅力、楽しみ方を様々な角度から学びます。

(3)みえアカデミックセミナーオープニング 石黒浩講演会「ロボットによる生活・学習支援」
 ・日程  2019年7月7日(日)
 ・会場  三重県総合文化センター中ホール
 ・講師  石黒浩氏(大阪大学基礎工学研究科教授(特別教授)
 ・概要  三重県内にある全ての大学・短期大学・高等専門学校が有する高度な学びと県民のみなさんをつなぐ一大連携事業として開催しているみえアカデミックセミナー。健康、医療、福祉、歴史、文学、子育て、教育、機械工学など各校の特色を活かしたバラエティ豊かな公開セミナーを開催していますが、そのオープニングとして開催します。

(4)三重のまなび2019 日本フェンシング協会会長 太田雄貴講演会  
 ・日程  2019年8月30日(金)
 ・会場  三重県総合文化センター中ホール
 ・概要  東京2020オリンピック・パラリンピック関連講演会としてロンドンオリンピック銀メダリストの太田雄貴さんを三重県にお招きします。マイナー競技であったフェンシングが注目されるきっかけとなった、太田さんによる様々な改革。その原動力となった思いや、これからのスポーツについてお話しいただきます。

(5)みえミュージアムセミナー 特別講演会「ぼくが「ちひろ美術館(東京・安曇野)」をつくったわけ」 
 ・日程  2019年9月14日(土) 
 ・会場  三重県総合文化センター小ホール
 ・講師  松本猛氏(ちひろ美術館常任顧問)
 ・概要  県内のミュージアムと連携し、専門性を活かしたユニークな企 画展へ県民のみなさんに訪れていただく(創客)を目的としたみえミュージアムセミナー。25周年を記念して、美術・絵本評論家、ちひろ美術館常任顧問 松本猛さんをお招きした特別講演会を開催します。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 環境生活部 文化振興課 拠点連携班 〒514-8570 
津市広明町13番地
電話番号:059-224-2233 
ファクス番号:059-224-2408 
メールアドレス:bunka@pref.mie.lg.jp 

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