三重県総合博物館(MieMu)では、2019年4月20日(土)から、第23回企画展「ボタニカル・デザイン -植物のかたち、その観察-」を開催します。今回は、MieMu初、植物をテーマにした企画展で、植物のさまざまな「かたち=デザイン」に焦点を当てて、植物の形の意味を考え、そのおもしろさを紹介します。また、第2会場ではさまざまな形の植物を集めたミニ植物園を開園します。
期間中は講演会開催や、ギャラリートークを開催します。ぜひご家族やお友達とお越しください。
1 企画展の概要
(1)期間:2019年4月20日(土)から6月16日(日)まで
休館日:4月22日(月)・5月7日(火)・13日(月)・20日(月)・27日(月)
6月3日(月)・10日(月)
(2)開催時間:9時から17時まで(土日祝は19時まで)
※入場は閉場の30分前までとなります。
(3)会場:三重県総合博物館3階 企画展示室・2階 交流展示室
(津市一身田上津部田3060)
(4)観覧料:【企画展のみ】一般800円、学生480円、高校生以下無料
【基本展示室とのセット券】一般1,040円、学生620円、高校生以下無料
(5)展示内容
・第1章 花のしかけ
植物は花粉を移動させるため、昆虫や風、水など周囲の「動くもの」を利用しています。
効率よく利用するためのさまざまな形の花を実物標本と写真で紹介します。
・第2章 タネの旅
動けない植物が、遠くへ移動できる最大のチャンスがタネの時期です。
いろいろなタネの旅を拡大模型と実物標本で紹介します。
・第3章 葉のくふう
ひとくちに「葉」といっても、その形や役割はとても多様です。
生き抜くために工夫をこらした、さまざまな葉の形を実物標本と写真で紹介します。
・第4章 ボタニカル・デザインと人のくらし
人は古くから、くらしの中で植物をさまざまに利用してきました。
人が変えた野菜の形や、今もくらしの中で使われる植物を利用した道具などを展示します。
(6)主催:三重県総合博物館
(7)協力:株式会社 赤塚植物園
(8)後援:三重県博物館協会
(9)助成:公益財団法人 岡田文化財団
2 関連イベント ※イベントの参加はすべて無料です。
(1)記念講演会
日時:4月27日(土) 13時30分から15時まで
場所:3階 レクチャールーム
講師:写真家 山口 進氏
演題:バニラはどこからやってきた?
定員:80人(事前申し込み)
申し込み方法
※4月6日(土)までに往復はがきか電子申請にてお申し込みください。
※電子申請は、当館ホームページのイベント案内からお申し込みください。
アドレス http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/84927046739.htm
※1通の申し込みで最大4名様までです。代表者の氏名、住所、当日連絡が取れる電話番号
および参加者全員の氏名、年齢を記入してご応募ください。
※応募者多数の場合、抽選となりますので予めご了承ください。
申し込み・問い合わせ先
〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060 電話:059-228-2283
三重県総合博物館「ボタニカル・デザイン講演会」係
【参考:講師プロフィール】
三重県生まれ。自然写真家・ジャーナリスト。地球上のさまざまな「共生」をテーマに、世界中で取材活動をしている。おもな撮影・著作としてNHK自然番組「ダーウィンが来た」等の企画撮影や、40年にわたる「ジャポニカ学習帳」(ショウワノート株式会社)の表紙撮影がある。
(2)ギャラリートーク
内容:企画展をみながら、担当学芸員が展示解説を行います。
日時:4月21日(日)・5月12日(日)・6月9日(日)
各日14時から15時まで
場所:三重県総合博物館3階 企画展示室
対象:どなたでも参加できますが、企画展の観覧券が必要です。(事前申込不要)