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令和05年12月08日

三重県立美術館「藤島武二没後80年 鹿子木孟郎生誕150年 洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち」を開催します

 三重県立美術館では、明治20年代から30年代にかけて、三重で活動した画家たちに焦点を当てた展覧会を開催します。本展は、洋画と呼ばれる近代日本の油彩画の名品を展示することに加え、これまであまり知られてこなかった作家の作品や、当時の美術教育の状況を示す貴重な資料など約90点を紹介するものです。

1.開催要項
(1)展覧会名
   藤島武二没後80年 鹿子木孟郎生誕150年
   洋画の青春―明治期・三重の若き画家たち
(2)期間
   令和6年1月27日(土)から4月14日(日)まで
(3)会場
   三重県立美術館 企画展示室
(4)開館時間
   9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日
   月曜日(ただし2月12日は開館)、2月13日(火)
(6)観覧料
   一般1,000(800)円、学生800(600)円、高校生以下無料
   ※( )内は前売および20名以上の団体割引料金
   ※家庭の日(2月18日、3月17日)は団体割引料金となります。
(7)主催 
   三重県立美術館、朝日新聞社
(8)助成 
   公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
(9)協力
   三重県立津高等学校、三重県立津高等学校同窓会、学校法人高田学苑
 
2.期間中のイベント
(1)記念講演会
   演題:「《津の停車場(春子)》から始まった―明治洋画研究の「青春」」
   講師:児島 薫(こじま かおる)(実践女子大学文学部美学美術史学科教授)
   日時:3月3日(日)午後2時から ※90分程度
   会場:三重県立美術館講堂
   定員:150名
   ※参加無料 先着順(直接講堂にお越しください)
   ※開場・受付は午後1時30分から
(2)ウォーキング「春分の日・津のまち歩き」
   開催日:3月20日(水・祝)午後1時30分から午後3時30分まで(予定)
   集合:近鉄津新町駅
   解散:津偕楽公園周辺
   定員:15名
   ※少雨決行
   ※参加無料、事前申し込み制
   ※詳細は1月中旬にウェブサイトに掲載します。ウェブ申し込みフォームよりお申込みください 
    (3月4日(月)締め切り)。
(3)三重県立美術館学芸員によるギャラリートーク
   日時:2月11日(日・祝)、3月16日(土) 各日 午後2時から  ※各回約30分程度  
   会場:三重県立美術館企画展示室
   ※展示室に入るため、洋画の青春展観覧券が必要です。展示室入り口にお越しください。

3.展覧会の内容について
 日本で油彩画が普及し始めた頃、のちに近代美術史に名を遺す藤島武二(ふじしま たけじ)、鹿子木孟郎(かのこぎ たけしろう)、赤松麟作(あかまつ りんさく)らが図画教師として三重に赴任し、それぞれの影響や足跡をこの地に残しました。彼らが著名な画家として世間に知られるようになるのは後年のことで、三重では二十代のひとときを過ごしたにすぎませんが、この地で未来を思い描き、大きく羽ばたいていく原動力を培ったのです。三重という停車場から彼らは旅立ち、藤島は東京で、鹿子木は京都で、赤松は大阪でそれぞれ洋画家として活躍し、各地で後進を育てて教育者としても活躍しました。
 また、彼らが画家として過ごした青年時代は、油彩画が「洋画」と呼ばれながら日本の美術として根づいていく時期にそのまま重なり合います。明治20年代から30年代は、まさに「洋画の青春」と呼ぶにふさわしく、活力に満ちた作品が次々と生み出されました。
 1982(昭和57)年に開館した三重県立美術館は、洋画と呼ばれる近代日本の油彩画をコレクションの収集方針のひとつに掲げて収集・調査研究活動を行い、また開館以来40年以上にわたり洋画や洋画家に焦点をあてた展覧会を数多く開催してきました。本展覧会では、当館のコレクションの中でも重要な位置を占める洋画をテーマに据え、三重にゆかりのある洋画家たちの画業を振り返るとともに、当時の三重の美術状況や美術教育についてあわせて紹介します。

関連資料

  • チラシ表(PDF(2MB))
  • チラシ裏(PDF(1MB))

関連リンク

本ページに関する問い合わせ先

三重県 美術館 〒514-0007 
津市大谷町11
電話番号:059-227-2100 
ファクス番号:059-223-0570 
メールアドレス:bijutsu@pref.mie.lg.jp 

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