斎宮歴史博物館では、収蔵品の中から背景に奥深い物語をもつ資料を選りすぐった「逸品(いっぴん)」 を展示するミニ展示を開催しています。第2回の展示資料は、過去に史跡斎宮跡から出土した「土錘」です。
今回の展示は、将来の学芸員を目指す博物館実習生が実習の一環として展示を担当します。
1 日時
平成29年9月5日(火)から平成29年10月1日(日)まで
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
期間中の博物館休館日:毎週月曜日(祝休日の場合は開館し、翌日休館)
2 場所
斎宮歴史博物館エントランスホール(三重県多気郡明和町竹川503)
3 内容
「土錘」とは、漁網の錘(おもり)として使われたと考えられる焼き物です。斎宮跡からは大小さま
ざまな大きさの土錘が出土しています。今回の展示は、博物館実習生が担当するため展示内容は未定で
すが、実習生の創意工夫にあふれた展示となる予定です。
4 観覧料金
無料(常設展の観覧には別途観覧料が必要です。)
5 問い合わせ先
斎宮歴史博物館
電 話 0596-52-3800(代表) FAX 0596-52-3724
6 主催
斎宮歴史博物館
【参考】
〇「逸品~エントランス無料企画展示」今後のスケジュール
第3回 斎宮前史~弥生時代
展示資料:弥生土器細頸壺ほか(館内初公開)
平成29年11月14日(火)から12月17日(日)まで
第4回 熨斗(のし)~古代のアイロンの謎~
展示資料:金属性熨斗(国指定重要文化財)
平成29年12月19日(火)から平成30年1月21日(日)まで
第5回 斎宮前史~古墳時代~
展示資料:須恵器把手付椀ほか(館内初公開)
平成30年2月14日(水)から平成30年3月18日(日)まで
第6回 これ何の足?斎宮で見つかった『謎の足』
展示資料:獣脚ほか(館内初公開)
平成30年3月27日(火)から平成30年5月6日(日)まで
〇博物館実習について
博物館実習は、学芸員となる資格を取得するために、博物館法施行規則第1条に基づき、大学におい
て修得すべき博物館に関する科目の一つとされており、登録博物館又は博物館相当施設における実習に
より修得するものとされています。
斎宮歴史博物館では、社会教育施設の役割として将来の学芸員を養成するため、各大学の要請によ
り、毎年実習生の受入れを実施しています。今年度は8月29日(火)から9月2日(土)までの5日間の
日程で、博物館資料の取り扱いや展示、地域との連携、発掘調査などのカリキュラムを予定していま
す。