斎宮歴史博物館では、職員が日頃の研究成果をわかりやすく紹介する、イブニング講座(全9回)を開催します。
第3回は、「見上げてごらん夜の星を~斎宮とその時代の月や星々のはなし3~」と題し、昨年度に続いて、古代の星々にまつわる歴史にフォーカスを当て、三重県の歴史を紐解いていきます。ぜひご参加ください!
1 開催日時
令和元年9月13日(金) 17時30分から18時30分まで
※ 受付・開場は17時から
2 会場
斎宮歴史博物館 講堂(三重県多気郡明和町竹川503)
※ 博物館正面口からではなく、通用口からの入館となりますのでご注意ください。
3 内容
「見上げてごらん夜の星を~斎宮とその時代の月や星々のはなし3~」
夜空に輝く美しい星々も、月や七夕の神話を除けば、鎌倉時代頃まで文学の世界で取り上げられること
はありませんでした。天界の動きは、地上に大きな影響を与えると考えられ、天体の情報は陰陽寮(お
んみょうりょう)で厳重に秘匿(ひとく)されたからとも言われます。その一方で、星々は人々の畏怖
(いふ)・畏敬(いけい)の対象でもありました。今回は、天文シリーズの3回目として、斎宮の時代
の人々の、星々にまつわる信仰や祭祀をご紹介します。
4 講師
大川勝宏(おおかわまさひろ) 調査研究課 課長
5 定員
125名
6 参加方法
当日先着順 無料
7 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課 イブニング講座係
〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川503
電話0596-52-3800(代表) FAX0596-52-3724
8 今後のイブニング講座のスケジュール
第4回 令和元年10月11日 講師:岸田早苗(きしださなえ) 学芸普及課 課長代理
「東雲の斎王 大来皇女と壬申の乱」
第5回 令和元年11月8日 講師:榎村寛之(えむらひろゆき) 学芸普及課 副参事兼課長
「斎宮に美雲は現れたのか~斎宮から起こった年号『天応』について~」
第6回 令和元年12月13日 講師:天野秀昭(あまのひであき) 学芸普及課 主幹
「西行が見た斎宮~平安時代末期の斎宮の様相を探る~」
第7回 令和2年1月10日 講師:川部浩司(かわべひろし) 調査研究課 主査
「農耕開始期のムラの構図 ~濠(壕)をめぐらすムラの系譜と変遷~」
第8回 令和2年2月14日 講師:松田茜(まつだあかね) 学芸普及課 学芸員
「陽明門院禎子内親王~良子内親王の母の華麗なる血筋と苦難の生涯~」
第9回 令和2年3月13日 講師:船越重伸(ふなこししげのぶ) 学芸普及課 主幹
「貴族の個性はお香から」