斎宮歴史博物館では、飛鳥・奈良時代の斎宮、いわゆる「初期斎宮」の解明を目的とした発掘調査を行っています。発掘調査の結果、飛鳥・奈良時代(約1,300年から1,350年前)の斎宮の中枢域で、掘立柱建物などが発見されました。そこで、この貴重な発掘調査成果を広く皆様に知っていただくため現地説明会を開催します。
1 日時 令和2年1月26日(日)10時30分から12時00分まで、13時から15時まで
※ 10時30分から約30分間の説明を行います。その後12時までは調査現場を自由に
ご覧ください。また質問等にもお答えします。
※ 午後は、随時説明を行います。
※ 雨天の場合は中止します。(少雨決行)
2 場所 史跡斎宮跡第197次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内424-1他)
※ 斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄山田線の線路沿いです。車でお越しの際は、
ふるさと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から徒歩約5分で発掘調査
現場までお越しいただけます。
3 説明者 斎宮歴史博物館職員
4 参加費 無料
5 見どころ 発掘調査地は、飛鳥時代の斎宮中枢域を区画する塀や掘立柱建物を確認した平成30年度第
193次調査地の南に位置します。調査の結果、塀の続きとそれに付属する区画の出入り口
である門、区画内側で掘立柱建物2棟を確認しました。また、奈良時代の掘立柱建物や塀も
見つかり、「初期斎宮」の構造や展開を考える上で重要な成果がありました。
6 問い合わせ先
斎宮歴史博物館 調査研究課
電話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
7 主催 斎宮歴史博物館