斎宮歴史博物館では、史跡斎宮跡第205次(1区)発掘調査を開始しましたので、発掘調査現場を気軽にご見学いただけるように県民の皆様に公開します。
第205次発掘調査現場は史跡西部に位置し、奈良時代の斎宮中枢域と推定される場所にあたります。調査地は、聖武天皇の娘の井上内親王(いのえないしんのう)など、奈良時代の斎王たちの居所である「斎王御殿」の一角と推定され、斎王に関わる殿舎の発見が期待されます。解明を進める発掘調査現場で、歴史ロマンを体感してみませんか。
1 公開期間 令和5年6月6日(火)から令和5年8月30日(水)までの火・水・金・土曜日
(日・月曜日は休日、木曜日は休止)
※ 雨天時や発掘作業を休止している場合は見学できませんので、ご来場の際は、事前
にお問い合わせください。
2 公開時間 各日9時から12時および13時から16時
3 場所 史跡斎宮跡第205次発掘調査現場(三重県多気郡明和町竹川字中垣内428-2他)
※ 斎宮歴史博物館から南に約500mの近鉄線路北側です。車でお越しの際は、ふる
さと広場南の砂利敷駐車場に駐車してください。駐車場から徒歩約5分で発掘調査
現場までお越しいただけます。
4 参加料 無料
5 見どころ 奈良時代中ごろ(約1,250~1,300年前)の掘立柱塀で正方位に囲まれた方形
区画があり、これを奈良時代の斎宮中枢域となる「斎王御殿」と推定しています。今回
の発掘調査は、その内部構造の解明を目指して実施するものであり、重要な建物遺構や
貴重な出土遺物の発見が期待されます。
6 問合せ先 斎宮歴史博物館 調査研究課
電 話:0596-52-3800(代表)
FAX:0596-52-3724
7 主催 斎宮歴史博物館